大地の芸術祭2回目(その4)

2日、日曜の続き。美人林を歩いた後。
 
駐車場の脇に無人販売があってゴーヤ2本が入った袋を買った。100円。
松之山温泉郷の食事処何軒かの広告看板が立っている。
以前から気になっていて、昼はそこで食べて帰るか、となる。
温泉郷へとまた戻っていく。この二日間、何度往復したことだろう。
 
「山愛」という店に入った。
ここの特製かつ丼が名物だという。
他にも何組か家族が食べていて、僕らが食べている間も一人客、二人客が次々に。
僕も妻もかつ丼。かなり肉厚だった。
メニューにも「200g以上」と書いてあった。もっとあるのでは。
妻が食べきれず、僕が残りの半分食べた。
餃子や唐揚げといった町中華的なメニューもあって、本棚の漫画も渋かった。
『黄昏流星群』や『ゴルゴ13』といった定番は当然置いてあって
『ハイスクール奇面組』や『風魔の小次郎』も。
新しく買い直したとは思えず。
もしかして40年ぐらい前に買ったのがそのまま(あまり読まれずに)きれいに残ったのか。
店の中では「さくらさくら」と歌う演歌がエンドレスで流れていた。
 
12時半。混まないうちに帰るか、となる。
前回と同じガソリンスタンドで満タンにしていく。
塩沢石内SAから乗っていく。
その手前に大きな土産物屋があって入ってみる。
妻がコシヒカリの新米を買いたいという。
前回も通りがかって気になったものの
観光バスが出ていくところで従業員総出で見送ってるところで、なんか入りにくいなと。
 
中は広く、食事処もある。
栃尾の油あげ、新潟だからと柿の種、
ここで作っているというピザ(神楽南蛮味と酒粕いぶりがっこ味)、
バスセンターのカレーのレトルト(一人二個まで、煎餅など派生食品がいくつもあった)、
「たかの井」と「雪男」のワンカップなどたくさん買い込んでしまった。
車のトランクを開けてクーラーボックスに詰め込む。
最後、笹団子ソフトを買ってみた。
ヨモギが味のベースになっていて緑色。あんこも挟んであった。
僕らが出るころにまた観光バスが到着して中から大勢の観光客がぞろぞろと。
 
関越道に入って最初は快調に飛ばす。
しかし、運転の疲れもあって妻は腰や肩が痛いという。
上里SAで休憩。
9月は1日目の昼、下り方面に入った。
リニューアルされたけどパッとしないなという印象だった。
それが上り方面はフードコートもテイクアウトの店も活気があった。
玉こんにゃくを売っている店で名物っぽいもつ煮、(水戸だけど)藁に入った「天狗納豆」
玉こんにゃくは普通のとピリ辛のと思わずここでもたくさん買い込んでしまった。
 
関越道に戻るが、この辺りから渋滞。
全然動かないというほどではないものの。
鶴ヶ島ICまでずっと続いて、お、抜けたと思ったら川越でまた渋滞に。
新座から先、大泉学園の出口を出るまでもいつも通りの混雑。
しかし16時半には家の近くに戻ってくることができた。
洗車して帰る。フロントガラスにたくさん虫がぶつかっている。
 
17時前に家に入って荷物をおろす。
みみたも階段から下りてくる。
ペットシッターさんの報告を読むとおりこうさんにしていたようだ。
行きの寄居PAで買った猫用かつおのお土産を皿に出すとすぐ、ペロリ。
 
風呂を沸かして入る。
夜は妻の焼いてくれた栃尾の油揚げと神楽南蛮のピザ。
もし3回目行くなら十日町市に直接行って駅前のビジネスホテルに泊まって
駅周辺を重点的にでどうだろうか、そんな話を妻とする。