この土日はJALの「どこかにマイル」を利用して徳島へ。
人生初徳島。
というか、「どこかにマイル」で当たらなかったらもしかしたら一生行かなかったかもしれない。
妻の高校時代の友人、Bさんが徳島市在住ということで
土曜の朝は5時半起きの予定。
金曜の夜はツマミになる話を見た後で、おんな酒場放浪記を2本だけ見て寝ることにした。
タモリ倶楽部は録画した。
5時半に起きてあれこれと準備をして7時過ぎに家を出る。
大門からモノレールに乗ると「キキ&ララ」とコラボした車両だった。
あー、まだあったのか。
妻に、妹がいたから小さい頃の洗面器が「キキ&ララ」だったと話した。
羽田空港第1ターミナルビルに到着。南側の出発階。
それが北側だというので歩いていく。
途中、ジャイアンツショップの前を通りがかるとオープン前の行列。整理券を配っていた。
侍ジャパングッズを展示していた。
妻がクラフトビールやその他お土産を買い、僕は朝食代わりの天むすを。
保安検査場をくぐって搭乗口の椅子で待ちながら食べた。
羽田空港への到着が遅れた関係で出発が10分遅れとなった。
「どこかにマイル」だからか、最後尾の座席となった。
東海林さだお『ニッポン清貧旅行』と
萩原健太『ポップス・イン・ジャパン』を読んで過ごした。
フライト時間は55分。
飲み物が配り終わってそれを飲んだ頃、飛行機は降下準備に入った。
結果、5分遅れで徳島阿波踊り空港に到着。
手荷物ピックアップの外でBさんが待っていた。
Bさんの車で徳島市に連れてってもらう。
Bさんはかつて本格的にマラソンをしていた人で
空港の駐車場で、「あ、彼は〇〇さん」と指さす。
100kmマラソンの国際大会で優勝し、テレビによく出ている方だという。
徳島市の市街地へと向かう。
四国は九州と同じぐらいに南国、というイメージがある。
街のあちこちに背の高い椰子の木がはえていた。
徳島と言えば大塚製薬の本社がある。
徳島市と鳴門市の間ぐらいのところに大きな建物があった。
すぐ徳島駅前に出る。
デパートがあるな、と思って見ていたら、Bさんは徳島は百貨店なし県になったという。
そごうが撤退して三越のサテライト店舗などが入っている、
徳島の人の買い物はイオンモールに行っているという。
僕のリクエストで昼は徳島ラーメンへ。
「いのたに」の本店に連れてってもらう。
広い駐車場が道路を挟んで2カ所。
店舗もコの字カウンターがふたつで広かった。
券売機で買う。中華そばの大盛肉入りで850円、生卵50円、メンマ100円。
僕らはすぐ座ることができたが、12時を過ぎて店内で待ちの人が増えた。
ラーメンが運ばれてきた。うまかったなあ。
生卵を入れるというところが和歌山ラーメンに似ているが、あそこまでこってりしていない。
濃ゆいがあっさり、すっきりしている。
食べ終えておかわりしたくなった。
その近くの阿波踊り会館へ。
往復で1,000円ぐらい。結構するなあと思ったが、乗ってみたらそこそこ距離があった。
展望台から徳島の町を見下ろす。
この眉山を取り囲むように北、東、南と広がっている。思っていたよりも大きな都市だった。
吉野川に橋が4つかかっている。
Bさん曰く、上流に近づくほど古く、河口にかかったのはつい最近だという。
じゃあ昔の人は、河口近くに住んでいたら上流まで来ないと川を渡れなかったのかと聞くとそうだと。
よって市内のあちこちにLEDを利用したオブジェが飾られ、ここにも大きな万華鏡が。
展望台に小さなドームが設置され、階段を数段上って一人ずつ頭を突っ込んで仰ぎ見る。
万華鏡ならぬ眉華鏡という名称だった。
ここも恋人たちの聖地なのだろう。錠前をロックしたのが何列も並んでいる。
そこによく見ると白鵬の名前が。
ひときわ大きな錠前にプレートが括り付けられている。
ちょ、ちょ、ちょ! と白鵬ファンの妻に伝えると、えええ! と驚く。
でも奥さんは徳島の人だったし、と納得する。
上の広場に出る。ビルマで見るパゴダの日本で最大の大きさのものがあった。
山の上なのでテレビ塔が3本か4本立っていた。
奥に神社があってお参り。
剣山での修行に参加するにあたっての要綱といったチラシが貼ってあった。
ロープウェイ乗り場に戻る。
毎年8月12日から15日までの阿波踊りのポスターもたくさんあって、最近のはどれもアニメ系。
有名なアニメのスタジオが徳島にあると聞いた。
どれも似たようなテイストだけど、ひとつひとつ描いた人が違って製作年度も違うのかな。