最近のみみた

先週末から床暖をつけて電気ストーブを出した。
ストーブをつけると、別室にいてもみみたがかぎつけて廊下を渡ってくる。
ストーブの前の床に身を投げ出す。
丸くなるときもあれば体をみよーんと伸ばすこともある。
その前足の片方をクイと曲げていたり。
それもかわいいのだが、何よりも感心するのが、目を開けているときの無心っぷり。
ぬくもりに身を預けている。
どうしたらここまで無心になれるのか。毎年感心させられる。
 
もう少し寒くなったらこたつ布団を出す。
こたつそのものはつけないが、床暖で十分暖かい。
そうするとみみたは1日の大半をそこで過ごすようになる。
布団の中から温泉に浸かってるかのように、モフーッと顔だけ出したり。
しっぽだけ出していたり。
その分、僕が寝ている布団に潜り込んでくることがなくなる。
いたしかゆし。
 
みみたが布団に入ってくる時の、
例えば足の間に身を落ち着けることにした時のモソモソ辺りを伺って
最後ひと固まりになるあの瞬間。
これこそ猫を飼う醍醐味じゃないか。
 
猫は冬。冬の生き物。
人間よりも冬を、その温かさを享受する生き物。