スピッツ

朝ドラ『なつぞら』の主題歌がスピッツ
そのシングル『優しいあの子』が発売された。
いつも通りのスピッツ
心の中にあるイメージ通りのスピッツ
それを寸分たがわず差し出せるというのは簡単なようでいて、かなり難しい。
 
朝ドラ効果で久しぶりに聞きたくなって、
『Crispy!』から『フェイクファー』までのアルバムを iPhone に入れ直して、
B面集『花鳥風月』『色色衣』も追加した。
どの曲を聞いても同じ、どのアルバムを聞いても同じ。
スピッツらしい曲」だけがそこにある。
あの声と、浮遊感のある手触りのいいギターロックと、
意味ありげで結局よくわからない抽象的な歌詞と。
 
同じひとつのラーメンだけで30年間やってます、というラーメン屋みたいなもの。
ずっと同じレシピで、同じ材料で毎日機械のようにつくるというのではなく、
季節によって少しずつダシの入れ方や調味料の量を微調整するというような。
その匙加減が絶妙なのだろう。
 
B面集だからクオリティが若干下がる、ということもない。
どの曲がシングルになってもおかしくはない。
ただ、やはりシングルになった曲はどこかひとつ突き抜けている。
空も飛べるはず」であるとか、「ロビンソン」であるとか、「チェリー」であるとか。
 
美大出身ということでジャケットのアートワークが
ひねってるけど美しいというのも魅力のひとつか。
その季節の透明感をそのまま差し出すというか、
そこに映る女の子はどこか不思議なところを残しているとか。
それって歌詞の雰囲気にも言えることだと思う。
 
メンバーチェンジ無し、不動の4人で今も続いている。
コンスタントに作品を発表して活動休止の時期もなかった。
これもまた稀有なことだ。
いい意味でのつかみどころのなさ、に僕らには見えるもの、がポイントなのだろうか。
脱退することがない、どころか怪我や病気もない。
4人は妖精なんじゃないか、とすら思う。
 
あと10年20年、こんな感じで続くのか。
終わりの日をどんなふうにして迎えるのか、想像もつかない。

「H1グランプリ」

昨晩、妻の昔からの友人であるとあるお寺の住職の方と飲んだ。
これまでにも何度かお会いしたことがある。
結婚を前提に交際していた時に訪れて
縁結びの紐を引いて、ほら貝も吹いてくれた。
 
各宗派の若手僧侶が集まってあれこれ取り組みがなされている。
商工会議所に近いな、という印象を受けた。
いろいろと面白い話が聞けたなかで
これぞと思ったのは「H1グランプリ」の存在。
ここで言う「H」とは法話のこと。
今月頭、兵庫県のお寺にてその第一回目が開催された。
 
(ちなみに、「H-1グランプリ」と普通に google検索すると、
 ハードルアー、つまり釣りのグランプリがヒットする)
 
8人がエントリーして、優勝の方はさすがのうまさだったのこと。
そう言われてみると、ありがたいお話に飢えていると思う。
うわ、それは見たい、と言ったら YouTube にも上がってますと。
僕は優勝者の型しか見れてないですが…
「H1法話グランプリ ~エピソード・ZERO~」
 
優勝した須磨寺の小池陽人師は 1:37:28 辺りから10分間。
題して「プラスアルファ」
ドラマ『花遍路』をきっかけに、お遍路とは何か、お接待とは何か。
後半突然ファラデーの話となって、おや、と思うがうまくつながっていく。
最後、出会いとは外に出て会うことだと。
辛いときは内にこもりがちだが、そういうときこそ外に出る。
単なるお接待ではない、素晴らしい出会いがそこにはあるだろう。
涙あり、笑いあり、いい法話だった。
 
そういえば、前にも取り上げたかな。
以前タモリ倶楽部でもやってたけど、今、お寺の掲示板がアツいと。
「輝け! 掲示板大賞」というイベントも去年開催されている。

06/10-06/16

06/10(月)
 
終日雨。しかも結構強い。梅雨の雨にしては風も吹いている。
練馬区で大雨警報。梅雨の初めって必ず大雨になるな。
 
ボーナス。思ってたよりも少なかった。
全社的には好調だったけど、
前回の評価が自分が思ってたよりも高かったんだな。
結局どうだったのか聞かずじまいで半年経過していた。
 
昼の弁当を食べた後で大雨の中ブックオフに、
前から買うつもりでいたCDを買いに行った。
マイケル・ジャクソンの紙ジャケなど。
 
半日かけてつくったEXCELの業務フロー図が壊れて、
画像が全部消えてしまった。
めまいがしたが、仕方ないかとまた作り直す。
 
夕方、早めにオフィスを出る。
DiskUnion へ。ラテン館で Willie Colon のリマスターを。
まだ売れ残っていたよかった。
felt 紙ジャケがあるはずが、見つからず。
まあいいかと家に帰ってからネットでオーダーする。
 
土砂降りの中帰ってくる。
室内に干した洗濯物が乾いていない。
掃除機をかけて、弁当をつくる。
鶏肉と玉ねぎをケチャップや中華出汁につけて焼く。
最後に片栗粉を入れてとろみを出す。
 
夜は LIVIN で買った2割引きの炒飯餃子セットと、ダッカルビ
酒場放浪記。
さすがに寒くて焼酎お湯割り。
 
逆転人生。鎌田の寿司屋なんだけどおかみさんがすごくて。
客足がさっぱりだったころは内職をして、バイトに出て。
店が軌道に乗ってくると癌になってしまう。
それでも店に立ち、持ち前の明るさで接客を続ける。
山ちゃんが「結婚っていいなあ。こんな人に出会いたいなあ」
みたいなことを言ってたような気がする。
先日の入籍の前の収録なのだろう。キャラ通りにとぼけてるなあ。
町中華で飲ろうぜは前半の玉ちゃんのところだけ見て寝る。北千住。
 
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06/11(火)
 
雨が上がっている。
昨日今日と朝は小説の手直し。
第一稿できあがったかな。あとは表記の揺れを直す。
昼、弁当。『ディオゲネス変奏曲』を少し読んで昼寝。
昨日の業務フロー図の続き。
一日の最後に見てもらうが、少しイメージがずれていた。
 
定時を少し過ぎてオフィスを出る。
新宿西口で下りて、ABCマートでパトリックのスニーカーを買い替える。
今と同じものを。店頭在庫が近隣店舗にもなく、倉庫から配送してもらうことにする。
周りはアジア系の客ばかり。
妻も買えるというので駅で待ち合わせて丸ノ内線に乗って帰る。
どこかで食べてもよかったのだが、妻が洗濯物を外に干してきたと。
空は真っ黒な雲が重なり合っていていつ降りだしてもおかしくはない。
光が丘に着いて、まだ降りだしてないからとイオンで食材を買う。
家に着く頃から降り始めた。
 
鑑定団を見る。
セロリやアボカドのサラダを妻がつくる。
「プロフェッショナル」は秋葉原メイド喫茶のカリスマメイド。
レモンなどを切ってサングリアをつくって飲む。
明日は有休をとっているからと気が付いたら寝たのは午前1時近く。
 
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06/12(水)
 
8時起き。
何かどこか疲れていてジョギングには出ない。
掃除機をかける。洗濯物を室内に干す。
冬物の残りを出したのだが、セール期間ではなかったので予想よりもお金がかかった。
しまった。ボーナスを待たずに先月のうちに出せばよかった。
 
ボーナスで買い物をとこの日は有給。
渋谷へ。マークシティBIRKENSTOCK のストア。
今履いているカーキ色のがすり減ってきたので新しいのを買うかと思うが、
現定色で今年は違う色。深みのある青。どうするか迷ってやめにする。
レコファン、DiskUnionと回ってCDを何枚か買う。
妻がラジオで聞いて気に入った Tuxedo の1枚目を探すが、見つからず。
 
新宿へ。東口の BIRKENSTOCK のストアで結局さきほどの青の限定色を買う。
すり減ったソールのリペアもできるというのでお願いすることにした。
しかしこの時期は混んでいて1カ月以上かかると。
夏を前にして皆、修理に出すんだろうな。
DiskUnion を回る。
総武線に乗る前に妻へのお土産にルミネでベルギーワッフルを買う。
 
14時。中野ブロードウェイの住友でいつも通り、ゲソ煮、エビスビール、かき揚げ定食の上。
小上がりでリタイア世代の方たちが昼間っから天ぷらで飲んでいた。
西部劇の話で盛り上がっていた。あの映画には誰が出ていたかとか、主題歌を今も歌えるとか。
 
東中野で乗り換えて帰ってくる。
キッチンで使うスポンジなどをイオンで買う。
買ってきたCDを取り込む。
発売されたばかりの Mazzy Star 「Live Tonight」というオフィシャル(?)ブートレッグを
取り込もうとしたら曲名が表示されず。
もしかして全世界で最初に僕が取り込み?? いや、ブートレッグだからか。
 
明日の弁当を用意しているうちに日が暮れて、妻も仕事が終わって晩飯の用意。
長芋を千切りにする。トマトを切る。かまぼこを切る。
塩コショウを振った鶏ささみを大葉で巻いて弱火で蒸し焼きにする。
交流戦の広島対日ハム。吉田輝星がプロ初先発で初勝利。5回までを投げて1失点。
その後特に見たいテレビは無し。
『街録』を見て寝た。
 
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06/13(木)
 
今日は今週唯一の晴れなのだとか。
出社して少しだけ手直し。
見積の件、僕の手を離れたところで少しずつ進んでいる。
本当は僕が主体的にやるべきなんだろうけど。
昼、弁当。昼寝。
妻は体調不良で会社を休んだと。
夕方、夕暮れの日差しが差し込む。
見積の打ち合わせをして、少し残業。
 
帰ってきてサラダをつくる。
セロリ、トマト、レタス、缶詰のミックスビーンズ、サラダ用の鶏肉・魚肉団子的なもの。
もう少し食べるかとカップヌードルの味噌。
おいしすぎて生産が追い付かず販売停止となっていたのを、LIFEで先日見かけて買った。
これはたしかにうまい。味噌が味わい深い。一口食べた妻も、自分の分をつくって食べた。
明日の弁当用に親子丼をつくる。
鑑定団の再放送2本、お笑い演芸館の後半。
23時過ぎに布団に入る。
この日は休肝日。
 
母から電話がかかってきて、
一昨日の新聞に載っていたレシピ、切り抜くつもりが忘れて昨日ゴミに出してしまったと。
帰ってきて探したらあった。コンビーフ、じゃがいも、トマトの重ね煮。
 
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06/14(金)
 
今日も晴れか。
業務フローの作成。
昨日の切り抜きを封筒に詰めて郵便局に持っていく。
弁当。昼寝。
例の案件、ここまで消極的に拒み続けていたがやはり進むことになりそう。
後はよろしく頼む的な話し合いへ。
そろそろ腹をくくらないといけない。
なんとか一発逆転にかける。
常駐先のビルが週末、法廷検査の停電でノートPCやディスプレイの電源を抜く。
 
帰ってきて、LIVIN でサングリア用の安ワインを買う。
この土日に常備菜はつくれないが、時間のある時にやっておくかと
一度家に戻ってライフへ。
来週の弁当用の肉など買って冷凍しておく。
ブロッコリーとほうれん草を茹でてこれも冷凍を。
チコちゃん。なぜプリンは3個セットで、ヨーグルトは4個なのか。
高度経済成長期、4人家族の父親はプリンを食べないが、朝食にヨーグルトは食べるから。
新日本風土記南アルプス。自称最も嫌われている山小屋の親父。
おんな酒場放浪記はなしで、その代わりに金曜日のどっちのスペシャルを。
タモリ倶楽部を見ているうちに寝落ち。
午前3時、大雨で目を覚まして布団へ。
 
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06/15(土)
 
朝から雨。
この日は3月に訪れた温泉宿を再訪。
7時半に起きて「なつぞら」を見て、出かける準備。
8時半、玄関のドアをガタガタする音がして、妻が「あっ」と。
ペットシッターの方に午前午後で頼んでいたと。
いつもお会いすることのないシッターの方と妻は少しだけ話をすることができた。
想像していたよりも違っていたという。
2階を片付ける。
 
テレビをつけたら「大草原の小さな家
久しぶりに見たな。吹き替えの声優を変えたとどこかで聞いた。
4Kで放送しているというので本国ではデジタルリマスターされたか。
なので声を入れ直し、なのかもしれない。
 
11時に家を出て、房総半島へ。
海ほたるで昼を食べる。外は暴風雨。
アウトレットパークは時間的に無理となって、道の駅を回って枇杷を探す。
17時前に到着してあと温泉に入ってだらだと。
魚と野菜の夕食もおいしい。
酒を飲んで、ニャロメ選を読んで、温泉に入って。
おもてなす、きじまりゅうた、お笑い向上委員会。
その後妻と喧嘩になる。酔っぱらってるからおかしなことになる。
午前2時に寝た。
 
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06/16(日)
 
7時半起き。
朝食のあとで温泉に入る。
雨が上がったが風が強い。
洲崎灯台に行くが立ってられないくらい。
鋸山ロープウェイに行くつもりが、営業休止。
とはいえ夏のように晴れて、
昼を食べようと「ばんや」という漁業組合の経営する食事処に行ってみたら満席。
 
廃校になった保田小学校を改装して道の駅にしたところに行ってみる。
昼は教室の中でカツカレーを食べた。
ここは宿泊も可能なんですね。
2階通路のオープンスペースでヘッドスパを受ける。
音楽と写真のイベントが開催されていた。
ここはきれいだし、緩やかな雰囲気もいい。
 
14時には帰路についたが、ところどころ渋滞に巻き込まれる。
それを有料道路に入ったり、一般道路に戻ったりを繰り返して回避。
18時には帰ることができた。
 
夜は妻が、道の駅を回って買った新鮮野菜でサラダ。
弁当の用意をする。
Song to Soul がなかったので23時過ぎに寝た。

南房総へ(後篇:洲崎灯台、保田小学校) 

7時半起き。雨が上がっている。
青い空が広がって暑くなりそう。最高気温は30℃近くになるのだとか。
風呂に入ろうと思うが、先客あり。食べてからにする。
朝食。今回はご飯ではなくパンにしている。これも自家製。
同じく自家製のいちじくのジャムを塗って食べる。
オムレツや野菜サラダももちろんおいしい。
晴れてはいるが、風は強い。窓の外に吊り下げられたすだれがビュンビュン揺れている。
 
9時半前にチェックアウト。
今日はどこか行かれますか? と聞かれて、妻が海を見に行きたいと言っていたので
洲崎灯台にと答えると今日は相当風が強いですよと。
ここは周りが竹林になっているのでこれぐらいで済んでますが、
灯台は大変なことになってますよと。
 
車に乗って出かける。
海辺に出るとサーファーたちが波間に浮かんでいる。
別荘地を通って5分ほどで着く。
民家の駐車場に停める。200円。
この人たちはこの駐車場代で暮らしているんだろうなあ。
煙草を売る小さな店の裏で天草を干していた。
確かに風がひどい。階段を上っていくと飛ばされそうになる。
しかし眺めがよかった。
青空のもと、雲は少なく、遠く向こうに富士山と大島が見えた。
反対側には三浦半島が。
iPhone で撮影しようとするともぎとられそうになった。
這う這うの体で退散。
 
木更津方面へ。
砂浜も歩いてみようと適当に停めて歩き出すが
突風に煽られた砂がつぶてのようにぶつかってきた。
鋸山ロープウェイに行くつもりがこの日は強風で営業中止。
 
海辺を走る。
反対車線はフラワーラインを渡るのか、海を見に行くのか、車が列をなしている。
館山を抜けて鋸南町に入る。
漁協直営の食堂「ばんや」というのが昨日気になって、寄ってみたら満席で入店待ち。
昨日は外出できず、晴れたので皆押し寄せるように南房総の港へ。
昼を食べようかと思ったが人が多すぎて諦める。
 
左を海に、しばらく鋸南の街並みを行く。
小さなトンネルが続く。
昨日枇杷を買った店はこの日もまた店先に誰もいない。
枇杷倶楽部」のあった道の駅に立ち寄って、近隣施設の野菜の直売所に寄っていく。
トマトや茄子、ズッキーニなどを買う。
 
もう一つ鋸南町で気になったところとして
保田小学校という廃校になった小学校を道の駅にしたところがあって、行ってみる。
駐車場がいっぱいで入場待ちで何台も待っている。
少し離れた第二駐車場に停めて少し歩く。
12時になって町中にのどかな時報が流れた。
廃校と聞いて古びた場所を想像していたが、全然違った。
数年前にできたばかりで新しくてきれい。モダンですらある。
tripadvisor で全国8位になったこともあると。
大勢のスタッフが働いて常に掃除していた。
 
昼はここの食堂のひとつで。
学校だけあって給食風。教室の中で食べる。壁は下駄箱。
妻は名物のアジフライの定食。肉厚だけどふわふわでおいしい。
「ばんや」にもアジフライカレーがメニューにあった。
クジラの竜田揚げやカレーシチューのセットにするか迷って
僕は「校長先生のカツカレー」にする。
隣のピザ屋もよさげだった。ここは町の人気の店が入っているとのこと。
 
2階へ。教室は各学年2クラスずつ。今は宿泊施設となっている。
大人一人4,000円というから安い。畳ベッドに小さな冷蔵庫。空調有り。
隣の建物には温泉もあった。
2階の外に面した通路がフリースペースとなっていてこの日は
「こどもたちのピースバイブレーション」というイベント。
「monk beat」というお寺をスタジオにしている方が主催してその仲間が集まった。
町の美容室の方がそのつながりでヘッドスパ10分で1,000円というので、妻と僕もやってもらった。
ハッカの効いたオイルを塗って耳を中心にほぐしてもらう。
右よりも左の方が凝ってますね、左に重心をかけてませんかと言われた。
そんなつもりはないが、でも気づいてないだけでそうなんだろうな。
通路の真ん中にジャンベとかパーカッションが並べられ、ラップトップとターンテーブル
演奏は15時からというので残念ながら聴くことができず。
波に洗われた木の枝を組み合わせたスタンドには筒形の波動スピーカーを乗せて、
時折聞こえてくる音がオーガニックな風合いで心地よかった。
この日発売されたというCDを買うかどうか迷った。買えばよかったな…
 
体育館がマルシェとなっていて、やはりここでも野菜を。
ビーツやベビーニンジンなどのサラダセット、ホワイトセロリなど。
生姜入りの納豆や「恋する豚研究所」のソーセージなども。
もっと時間をかけてゆっくり回ってもよかったな。
きれいだし、ゆったりした時間が流れてるし、ここはお勧めのスポットだ。
また来てみたいと思うし、機会があれば泊まってみたい。立ち寄り湯も入りたい。
 
思いがけず満足して鋸南町を立ち去る。
14時過ぎ、そろそろ混むかとまっすぐ帰ることにする。
アクアラインを通るつもりが木更津から渋滞と。
姉ケ崎経由で帰ることにする。
「Lazy Sunday」の終わりごろから聞いて、終わってからタイムフリーでイチから聞き直す。
工場地帯で混み始めて、コンビニでトイレ休憩した後で高速に乗っていくことにした。
しかし幕張や舞浜近辺を走っている頃はよかったが、
都心に近づいて箱崎ジャンクションで完全に渋滞。ちっとも進まず。
日本橋の辺りで出口を出て下を走った。
秋葉原で急に催してきて妻に車を停めてもらい、mAAch のトイレに駆け込んだ。
それ以外は順調に帰ってきて、家に着いたのは18時ちょいすぎ。
みみたも元気だった。
 
荷物を片付けて、買ってきた野菜で妻がサラダをつくって食べる。
サニーレタス、キュウリ、ビーツ、ベビーキャロット、買い置きの豆腐、ブロッコリースプラウト
土曜に買った「ぶっかけ浜めし」の海苔や鰹節。
などなどさらに山盛り。
全部食べ切れるだろうかと最初は思ったが新鮮な野菜がスルスル入ってすぐ完食。
その後弁当の用意など。
日曜は昼を食べたら帰り始めて夕方日のあるうちに帰ってくるのがいいな。
体が楽だ。なんて考えるのは年を取った証拠か。

南房総へ(前篇:枇杷を求めて)

3月に泊った宿がとてもよかったので
暖かくなった頃にまた泊まりに行きたいと妻と話していた。
夏のボーナスが出たらそれで、ということになってこの週末行ってきた。
 
土曜、7時半起き。
洗濯したり部屋を片付けたりしていたら
8時半、車庫の奥の門をガタガタさせる音が。
妻が勘違いしてペットシッターの方に土曜の朝からお願いしていた。
これまで丁寧な対応をしてもらっていたのに、僕らが不在の時に来てもらうので
基本で会うことがない。
応対した妻が初めてお会いした。
予想していたのとかなり違っていたと。
 
11時前に家を出る。
この日は朝から土砂降り。風も強い。そして寒い。
近くのガソリンスタンドに寄ってガソリンを入れて、
朝食代わりのエッグマフィンとホットコーヒーを買う。
 
環七からアクアラインへ。
海ほたるは横殴りの雨どころか暴風雨。
体重の軽い人は飛ばされるんじゃないか、というぐらいの。
それでも僕らのようにちらほらと観光客が来ている。
3月では工事中だったのが終わって、リニューアルしたレストランに入った。
妻はオムライス、僕はトルコライス
トマトとマイタケの入ったスパイシーなクラムチャウダーも。
隣りのテーブルは男2:女3という若者たち。
3:3だったのが一人雨で怖気づいて来れなくなったのか。
この大雨の中、後でどこに行くのだろうと思った。
 
食べ終えた後、土産物屋を見て回る。
14時。海ほたるを出て、木更津へ。
この大雨の中、車の衝突事故。この雨風ゆえなのか。
老人の乗った車は前面が大破。30代ぐらいの男性が乗った車は無傷に見えた。
どういう事故だったのだろう。警官が大勢仕事していた。
 
この日、僕の希望としては木更津のアウトレットパークだったけど、
宿に17時には着くようにすると15時には出ないといけなく、ゆっくり見て回る時間がない。
またの機会にすることにした。
 
ひたすら南へ。木更津、君津、富津。
金谷のフェリー乗り場の隣りに「The Fish」という
海産物を買ったり、食事をしたりという大きな施設があった。
3月に来た時に通りがかって気になっていた。
ここの土産物屋に入ってみる。
たこわさの瓶、松前漬け、「ぶっかけ浜めし」という焼きのり、青のり、鰹節を混ぜたものを買う。
この「ぶっかけ浜めし」日曜の夕方帰ってきて豆腐サラダを妻がつくって乗せてみたら予想通りうまかった。
磯の味がした。
 
その後セブンイレブンを見つけて夜に飲む缶ビール、缶チューハイ、ロックアイスを買う。
枇杷も一袋買った。
 
妻は枇杷が食べたい、買いたいという。
小さい頃、向かいの家に枇杷の木があって山ほどもらって子供たちで食べたと。
一方で僕は食べたことがない。
今は青森にも出回ってはいるんだろうけど、少なくとも家では買ったことなかったんじゃないか。
南房総市に入った頃から海沿いの鄙びた町並みに枇杷の直売所があちこちに出てくる。
駐車場に車を停めて、そのひとつに入った。
果物屋かつ食料品店というような。まばらにカップラーメンや調味料も並んでいる。
しかし店の人が出てこない。
レジも配送伝票も置きっぱなし。大丈夫か。
店の裏に回ると倉庫で老夫婦が枇杷を箱詰めしていた。
この大雨でお客さんも来ないだろうから引っ込んでいたと。
ここは露地もののみ、ハウスものは扱わず。
 
今年は5月末から始まって、この日はもうシーズンの最後のほうだと。
ギリギリ滑り込んだ。
環境問題を憂慮していて、極端に暑くなったり寒くなったり、
取れるはずの魚が取れなかったり、取れるはずのない魚が取れたりと異常気象が続いていると
枇杷の収穫もよくないという。
直接買ったら少しおまけしてくれた。プラスチックの袋いっぱい入って1,000円。
(日曜の午後、帰り道に通りがかるとやはり店先に誰もいない。大丈夫か)
 
この南房総市の道の駅に「枇杷倶楽部」という施設があるという。
行ってみるか、となる。
関東地方の田舎によくあるけど、
野菜その他特産物の直売所やそれらを用いた飲食店の大きな建物がいくつか集まっていて
その周りに大きな駐車場を広げている。
この日はさすがに大雨で客足は少ない。
中のカフェでは「ひわソフト」に限らず、びわカレー、びわカレーパスタ、びわカレーうどん
びわカレー尽くし。
気にはなかったが昼を食べてしまっているので素通り。
ここでも妻は枇杷を少々。
隣りの施設は昔ながらの道の駅で入り口脇でイカなど干し、
反対側では箱詰めされた枇杷が山のように並んでいる。
パイプ椅子にお年寄りが座っているのは枇杷農家の方たちか。
 
館山に入って市街地の中を行き、また海辺に出て宿へ。
17時前に着いてゆっくり五右衛門風呂に入り、缶ビールを飲んでまったり過ごす。
明るいうちに入る風呂はよい。鶯が啼いていた。
18時半に夕食。ホウボウの煮つけ、ブリ大根、刺身はかんぱちなど。
茄子の煮びたし、じゃがいもとタケノコとインゲンの煮物、などなど。
やはりここは料理がおいしい。
館山の地酒「里見の郷」を飲んだ。
雨は降り止まず、3月に来たときは食堂が満席だったのが、どうも今日は僕らを入れて3組ほど。
夏になれば海水浴客でてんてこ舞いになる。
この6月、梅雨の日々はオフシーズンか。
静かに過ごすことができてよかった。
 
さっそく枇杷を食べてみた。
赤塚不二夫のニャロメ選集を読む。
あと、ピーター・バラカンのディスクガイドを。
有田Pのおもてなす、きじまりゅうたの小腹満たします、お笑い向上委員会。
明日どこ行くかがきっかけとなり妻と喧嘩。
寝たのは午前2時…

ロックの裏名曲50曲

昨日に引き続き、ロックの名曲の裏ベスト50を。
こういうのつくってみてわかりますが、
自分が本当に好きなのは
この80年代・90年代のニューウェーヴオルタナティヴなんだなと。
 
01. Strawberry Switchblade 「Since Yesterday」
02. System of A Down「Chic N' Stu」
03. Laura Marlin 「I Speak Because I Can」
04. Ana Tijoux 「Shock」
05. Foetus 「Hot Horse」
06. Queenadreena 「Suck」
07. Mercury Rev 「Goddess On A Hiway」
08. Six By Seven. 「Bochum (Light Up My Life)」
09. The Jon Spencer Blues Explosion 「Bellbottoms」
10. Faust 「It'a Rainy Daym Sunshine Girl
 
11. Poster children 「Black Dog」
12. Blink-182 「Alien Exists」
13. Archers of Loaf 「Fashion Breeds」
14. The Chamelleons 「The Fans and The Bellows」
15. Weezer 「El Scorcho」
16. Yuna 「Someone Out of Town」
17. The Go-Betweens 「Cattle and Cane」
18. Fiona Apple 「Every Single Night」
19. Ween 「The Blarney Stone」
20. Holly Williams 「Without You」
 
21. The Cure 「The catapiller」
22. Can 「The Empress and the Ukraine King」
23. Brian Eno 「St Elmo’s Fire」
24. The Moldy Peaches  「Anyone Else But You」
25. The Young Gods 「Our house」
26. Magazine 「Parade」
27. Spirtitualized 「Ladies and Gentlemen We Are Flooting in Space」
28. Ride 「Like a Daydream」
29. Pavement 「Summer Babe」
30. The Wonder Stuff 「Welcome To The Cheep Sheets」
 
31. 10000 Maniacs 「My Mother the War」
32. Durutti Column 「Lips That Would Kiss」
33. Prefab Sprout 「Lookin’ For Atlantis」
34. Sonic Youth 「Theresa’s Sound World」
35. Tool 「The Grudge」
36. This Heat 「The Fall of Saigon」
37. Linkin Park 「Shadow of the Day」
38. The Ramones 「I Wanna Be Your Boyfriend」
39. Weekend 「A View from Her Room」
40. Throbbing Gristle 「AB / 7A」
 
41. The Rapture 「House of Jealous Lovers」
42. Yo La Tengo 「Blue Line Swinger」
43. The Flaming Lips 「Slow Nerve Action」
44. Wire 「Torch It」
45. XTC 「Making Plans for Nigel」
46. The Adverts 「Gary Gilmore's Eyes」
47. Glen Hansard & Marketa Irglova 「Falling Slowly」
48. The Damned 「Love Song」
49. The Pale Fountains 「Just A Girl」
50. Robin Hitchcock & The Egyptians 「Heaven」

ロックの名曲100曲

先日の100枚のアルバムに引き続き、ロックの名曲100曲を選んでみた。
ロックというかポップの曲も多いですが。
ささっと一筆書き的にやってみたので、いろんな曲を入れ忘れてるような気がする。
というか、ほんと偏ってますね…
 
01. The Beach Boys 「Surf’s Up」
02. The Doors 「The End」
03. The Velvet Underground 「Sister Ray」
05. The Buggles 「Video Killed the Radio Star」
06. Damien Rice 「The Blower’s Daughter」
07. EaglesHotel California」
08. Todd Rundgren 「It Wouldn't have Made Any Difference」
10. Prince 「When 2 R in Love」
 
11. TOTO 「Africa」
12. The Police 「Every Breath You Take」
13. Simon & Garfunkel 「The Sound of Silence」
14. Charlene 「I've Never Been To Me」
15. Sia 「Chandelier」
16. Fergie 「London Bridge」
17. Rhianna 「You Da One」
18. Quiet Riot 「Cum On Feel the Noise」
19. The Carpenters 「(They Long To Be) Close to You」
20. Erasure 「Always」
 
21. Cyndi Lauper 「Hole in My Heart (All The Way to China)」
22. The Bangles 「Eternal Flame」
23. Underworld 「Born Slippy」
24. Manfred Mann 「Do Wah Diddy Diddy」
25. Radiohead 「Creep」
26. The Kinks 「Waterloo Sunset」
27. Jeff Buckley 「Hallelujah」
28. Leonard Cohen 「Hallelujah」
29. Roxy Music 「Oh Yeah」
30. Peter Gabriel 「Solsbury Hill」
 
31. Van Morrison 「Astral Weeks」
32. Enya 「Orinoco Flow」
33. Stardust 「One more Time」
34. Michael Jackson 「Heal the World」
35. The Psychedelic Furs 「Pretty in Pink」
36. Mr. Big 「To Be With You」
37. The Cars 「Drive」
38. Bob Merley 「No Woman No Cry」※Live
39. Sade 「No Ordinary Love」
40. TLC 「Waterfall」
 
41. Regina Spektor 「Fidelity」
42. The Buzzcocks 「Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn't've
43. Queen 「Killer Queen
44. Talking Heads 「Road to Nowhere」
45. Diana Ross 「If We Hold on Together」
46. Echo & The Bunnymen 「The Killing Moon」
47. Beastie Boys 「Sabotage」
48. Bonnie Taylor 「Total Eclipse of the Heart」
49. T.Rex 「Metal Guru」
50. The Avalanches 「Since I Left You」
 
51. Culture Club 「Do You Really Want To Hurt Me」
52. Violent Femmes 「Do You Really Want To Hurt Me」
53. Men At Work 「Downunder」
54. Roberta Frack 「Killing Me Softly with His Song」
55. Sly & The Family Stone 「Family Affair」
56. Joy Division 「Atmosphere」
57. The Who 「Magic Bus」
58. Extreme 「More Than Words」
59. Sarah Mclachlan 「Angel」
60. Oasis 「Woderwall」
 
61. Joni Mitchell 「River」
62. The Monkees 「Day Dream Believer」
63. Neil Young 「After the Gold Rush」
64. Boston 「Amanda」
65. Ace Of Base 「The Sign
66. Fun. 「Some Nights」
67. Duran Duran 「Ordinary World」
68. Wild Cherry 「Play That Funky Music」
69. R.E.M. 「It's the End of the Wolrd As We Know It (And I Feel Fine)」
70. Mungo Jerry 「In The Summertime」
 
71. David Bowie 「Space Oddity」
72. War 「Low Rider」
73. Van Halen「Panama」
74. Lloyd Cole & The Commotions 「Are You Ready To Be Heart Broken ?」
75. Slipknot 「People = Shit」
76. Tom WaitsRuby's Arms」※Live
77. 10cc 「I’m Not in Love」
78. Steely DanRikki Don't Lose That Number」
79. Squeeze 「Tempted」
80. Beck 「Loser」
 
81. Susie Quatro 「The Wild one」
82. Blur 「Girls & Boys」
83. Jimmy Webb 「P.F. Sloan」
84. Aimee Mann 「Save Me」
85. The Stranglers 「Strange Little Girl」
86. Procol Harum 「A Whiter Shade of Pale」
87. Elliot Smith 「Miss Misery」
88. The Jam 「Going Underground」
89. The Young Rascals 「Groovin’」
90. Swing Out Sister 「Break Out」
 
91. U2 「With or Without You」
92. Bette Midler 「The Rose」
93. The J. Geils Band 「Centerfold」
94. The Lovin' Spoonful 「Amy's Theme」
95. Fatboy Slim 「The Rockafeller Skank」
96. Eurythmics 「There Must Be An Angel (Playing with My Heart)」
97. Iggy Pop 「Lust For Life」
98. Berlin 「Take My Breath Away」
99. Publie Image LTD. 「Rise」
100. Sheena Easton 「Modern Girl」