東京に戻る

有給を取ったので4日は休み。東京に戻る。


屋根から何か大きくて硬いものが落ちてくるような音で目が覚める。6時半。
起き上がってトイレに行って母に会うと、テレビがおかしいと言う。
アンテナが倒れたのかこれまで地デジだったのがアナログになった。
見たら確かにアナログになっている。2011年7月で終了しますと。
ふーん、そういうこともあるのかと思いながら再び眠る。
青森で過ごす最後の朝。布団は温かい。
夢を見る。たいして面白くもない夢。
8時に起こされる。モソモソとパジャマを着替える。
地デジのアンテナを立てるだけで何回も来てもらって大変だったと母は言っていた。
倒れてるだけならば僕が梯子を伸ばして屋根に上がってみようかと思う。
ここでふと気がつく。ほんとにアンテナが倒れたんだったら、
自動的にアナログに切り替わるんじゃなくてスクリーンに何も映らないんじゃないか。
リモコンを見てみたらデジタル放送とアナログを切り替えるボタンがあって、
これを押したらデジタルになった。これを間違って押しただけか・・・


昨晩のカレーを食べる。
荷造りをする。この年末年始に読んだ本は別な段ボールに詰めて2個口にする。
部屋の中の何冊かを一緒に。少しずつ減らしていく。集荷を頼む。
家中に掃除機をかけて部屋を雑巾掛けする。
窓はこれまで数日そうしてきたように、拭いて湿気を取り除く。
終わって、着替えて、持っていく荷物を整理して後は行くだけ。
ホテルオークラだったか
レストランで出しているコーンポタージュの缶があってそれを温めて飲む。
タクシーを呼んで新青森駅へ。


タクシーが混んでたら、道が混んでたらってことで早めに頼んだのだが、
すぐにも家に迎えに来て、結局新幹線に乗る1時間以上前に駅へ。暇になる。
コインロッカーに荷物を預けてブラブラする。
「旬味館」という青森土産を売る店の連なりがまるで観光地のように混雑している。
恐るべし、新幹線開業効果。
それら眺めると他にすることもなく、おしゃれなカフェ?を見つけてコーヒーを飲む。
レイモンド・チャンドラーの短編集を読む。
旅先の知らない場所で本を読んでいるかのような気持ちになる。
時間が来て駅弁を買う。「ほたて味噌焼き弁当」と黒石のつゆ焼きそばの店で買ったやきそば。
持ち帰り用なのでつゆなし。
新幹線に乗り込んで食べる。焼きそばは太麺がモチモチしていてうまかった。
「ほたて味噌焼き弁当」は紐で引っ張るとあったまるという例のやつ。アツアツで食べられる。
それ抜きにしてもここ数年食べた駅弁ではこれ、ダントツ。
ホタテ、ゴボウ、ネギ、舞茸、シメジ、エノキが味噌の甘い味付けになっていて、ご飯によくあう。


八戸・盛岡までは空席が目立っていたのが、盛岡からは満席。
今日もまた東京行きは終日満席だったという。


僕の乗った東北新幹線「はやて」は自由席なし。
通路で多くの人が立ったり座ったりしている。
小さい子に地べた座らせてゲームさせてる親ってどうなんだろうって思う。
余計なお世話か。
指定席も自由席もそんなに変わらないのに。しかしその数千円が大きな差なのか。


帰りの車内では Rock'in On を読む。特集は2010年のベストアルバム。
ベストテンの後半は Linkin ParkKings of Leon となっていて、凡庸な結果。
Rockin'on が悪いのではなくて、今の洋楽シーンが凡庸なのだということ。
Vampire Weekend が2位になっていて、眩暈がする。何でこんなに退屈になってしまったのか?
自爆前提で革命を起こす、そんな気概のある若者は出てこないもんかね。


東京に到着する。青森に比べるとやはり温かい。
荻窪の部屋へ。電気がつけっぱなしだった・・・


会社と大家さんへのお土産、1日に買って宅急便に預ける。
間違って伝票に5日到着と書いてしまう。
その日のうちにサービスセンターへ電話して4日着と改めるものの
先ほどWEBで見たら5日のままだった。
どうなっているのだろう? と再度電話する。
申し訳ありません、配送センターから電話させますと言われたもののその後音沙汰なし。
サービスセンターにかけても埒が明かないだろうと直接配送センターへ3度目の電話。
なんとか今日届くことになる。しかしそれも遅れて、4度目の電話。
このところコールセンターの絡む仕事をしていたので
どんなことになっているのか何となく分かる。
電話を受け付けて問い合わせ履歴を書く人と
それをもとに配送データを更新する人とが全然別のセクションなのだろう。場所が違う。
隙間で見落としても分からない。どちらも自分の仕事はしたと思っている。
CMでは「○○メンバーズ」とか言って手編みのマフラーがどうこうとかってやってるが。
年末年始で忙しいというのは理由にならない。先にそちらを対応するべきではないか。
あるいは、できないならできないと言ってほしい。
「承りました」など言ってほしくない。
僕としては佐川急便に集荷を頼みたい。


どうにかこうにか荷物が届く。
大家さんにお土産を渡し、年末年始の新聞を受け取る。
年賀状が入っている。
何人か出しそびれた人に遅れて何賀状を書く。
(正しくは宛名面印刷して、コメントを入れる)


レイモンド・チャンドラーの短編集を読み終える。
明日からは仕事。


この休みの間に考えていた新しい小説の構想、少し先に進む。