信用金庫の出資証券

後先考えずにお金を使っていたら
自由に使える貯金がかなりやばいことになった。
しまった、どうしようと思案しているうちに
父名義の某信用金庫の出資証券を3枚
数年前に叔父からもらったのを思い出す。
どこにしまったのか忘れてしまっていて
見つけ出すのに1時間半近くかかった。


微々たる額だけど寝かせていてもしょうがないので
この機会に解約しようと考える。
どこかで午前か午後休みを取って
最寄の店舗に行ってみよう。
その前にちょっとネットで調べてみたら
手続きのめんどくさいことめんどくさいこと。


戸籍謄本を取るぐらいでいいかなぐらいに思っていたら
遺産相続人全員の同意を取る書類を作成してどうのこうのとかで。
ものすごく気が遠くなった。
その気になれば正月帰ったときに集められそうだけど
当座の危機的状況には何の役にも立たない。
(というか来月ボーナスが出たら解消されるし)


そもそも預金ではなく出資金であるため
自由に解約できるものではなく、
この時期までに申し込んだら年に一度この時期に支払われるとか、
入れ替わりに申し込む人が出てこない限り手続きできないとか、
信用金庫ごとなのか状況ごとなのかいろんなことが書かれてて
なんかよく分からない。


出資証書に限らず、故人の銀行の口座など
解約はあれこれめんどくさいものなのかということを思う。
誰それに一任するとか
遺書って書いておくほうがいいな、なんて思ってみたり。


なお、出資証券を見ていたら交付日が昭和58年の1月。
その2ヵ月後に父は亡くなっている。
何を思って当時出資することにしたのか。
単なる付き合いなのか。そういうことが気になった。
今となっては何も分からない。