猫と義父母

義父から車を譲ってもらえることになり、熊本から運転して運んできてくれた。
日曜の17時半に熊本を出て、18時半には北九州を過ぎたという。
何度かサービスエリアで休んだものの、
かなりのハイペースで運転して月曜の9時前には練馬の家に着いた。
14時間半。実質13時間か12時間ぐらいだろうか。


聞くと義父は食事やトイレなどでサービスエリアに入るたびに、
計4回か5回になるか、ガソリンを満タンに入れたという。
万が一雪で降って進まなくなった場合、何時間止まることになるか。
エアコンを入れて温めているとそのうちになくなってしまう。
備えあれば憂いなし。


気になっていたのは、内弁慶のみみた。
家の中に知らない人ばかりとなるとびびって隠れて、出てこなくなるのではないか。
昨日は普通に会社で仕事していて、妻にところどころ状況を聞いた。
やはりみみたは下の部屋のカラーボックスの裏や僕のPCのモニターの裏に隠れていたという。
その一方で義父が運転に疲れてソファーで寝ていると、
いつの間に現れたのかみみたが顔を近づけてクンクンしていたと。


夜、定時過ぎに帰ってくる。
みみたは隠れてはいないが、階段の途中でうろちょろしている状態。
カリカリの皿を階段の上に持っていくと逡巡したうえに最後は上ってきた。
そうすると自分たちも猫を飼っている義父母が喜ぶ。
みみたの名前を呼び、猫じゃらしを振り、最後にはリビングをウロウロするようになった。
僕らが食事をしていると、ストーブの前に座って僕らを観察していた。


ああ、慣れてきたかなあ、思ったよりも早かった
なあ、というのも束の間。
トイレに入ったみみたのうんこは柔らかく、
お尻についたまま床でフリフリして大変なことに。
拭いて回るのが大変だった。
食べたものが、というよりもストレスなんだろうなあ。


夜は義父母の寝ている和室の方に様子を伺いに行って、
僕がリビングのソファーに布団を敷いていると後で潜り込んできた。
人見知りとはいえ、僕らが一緒にいると初めての人たちがいても受け入れるようになったかな…


今日は日中、家を留守にして外出。
みみたは一日、問題なく留守番してくれていた。
今は普通にリビングで過ごしている。
ストーブの前で横になっていたり、あちこちうろうろしたり。
義父母もそんなみみたに声をかけて遊ぼうとする。
みみたも義父に抱かれて逃げ出さず、義母にスリスリもするようになった。
しかしその義父母も明日、熊本に帰る。
また忘れてしまうのだろう…