小豆島へ その3

(昨日、1日のこと)
6時起き。まだ夜は明けていない。大浴場はそこそこ混んでいた。
朝食。昨晩食べすぎてあっさりと。
生野菜、名物だという素麺のガレット。
素麺を茹でて生卵と醤油を絡めたのがおいしく、おかわりした。
 
妻は昨晩飲みすぎて調子が悪く、ホテルを出るのもギリギリになる。
二日酔いの中運転させて悪いことした。
運転できればいいのだが……、またペーパードライバー講習をやり直すか。
港の方に行くと道端に待ちの人たちが集まって警官も立っている。
ラソン大会が行われるようだった。
フェリーを一本遅くしたら交通規制にかかって港までたどり着けないかもしれなかった。
 
8:35発の高松行きフェリーに乗る。
朝の早い時間帯なので空いてるかなと思いきや昨日の小豆島行きよりも混んでいて
客室の席も空きがない。
小豆島に住んでいる人たちが高松で日曜を過ごす、ということか。
 
尾崎放哉の句集を読み、少し寝る。
1時間後、高松港到着。
レンタカーは11時まで。
あと1時間半あるが、妻の体調がなかなかよくならず途中休み休み空港へ向かうことにする。
半分ぐらい来たところで大きなスーパーを見つけ駐車場に入った。30分ほど休んだ。
トイレに行くと入口は正月飾りが山と積まれていた。
「まんば」という緑色の野菜を見かける。四国特有なのだろうか。
 
ガソリンを入れてレンタカー会社に返却。
マイクロバスで空港まで送ってもらった。
讃岐うどんの出汁の出る蛇口を妻に見せようとしたが、それどころではなく。
妻はまだ辛そうなまま。
保安検査場を抜けてあとはずっと休んでようとしたら大勢の中学生たちが。修学旅行か。
沖縄行きに乗るようだ。
野球部の生徒たちはユニフォームを上だけ着ていた。たぶんそれがかっこいいのだろう。
 
搭乗まで30分近くあって、
ANA / JAL 両方の売店を行き来して時間をつぶす。
妻には昨晩の増せすぎて悪いことをしたとオリーヴオイルの化粧水を買う。
家に着いたら食べるかと瀬戸内のいりこ飯のおにぎりも。
 
登場時刻となる。
機内に向かう通路に新聞などと一緒に、
日本航空高松空所整備STAFFによる「航空整備士のかなりマニアックな飛行機豆知識」という
A3のコピー用紙1枚を折っただけの簡単なパンフレットが置いてあって、
そのうちの vol.4,5,6 が。もらっていく。確かにすごくマニアック。
でも飛行機に対する愛を感じた。
翼の真横の席だった。今度は僕が窓際に座る。
昨日の高松行は3列、通路、3列という小さい機体だったのが、
今日の高松発は2列、通路、4列、通路、2列という大きな機体。
しかしガラガラだった。直前の羽田発高松行の利用者が多かったのだろうか。
JALの機内誌がたまたま小豆島特集だった。持ち帰ることにする。
昨日気付かなかったな……、いや、昨日が30日で今日が1日だから新しくなったのか。
尾崎放哉の句集を読み終える。
持ってきた『ピーター・バラカン音楽日記』を読む。
 
予定通り、13時に羽田到着。
モノレール、大江戸線と乗り継いで帰ってくる。
15時前。Lazy Sunday の終わりの方が聞けた。
みみたはおりこうさんにして留守番していたようだ。
いりこ飯の空弁を二人で分けて食べた。
 
ライフに食材を買いに行って、帰ってきて常備菜を。
きんぴらごぼうとニンジンのグラッセをつくって、ブロッコリーを茹でる。
この土日の弾丸ツアーでぐったりと疲れた。明日は仕事か……
風呂を沸かして入った。