土日に泊まりで出かけてその間をいつものペットシッターの方に頼んだ。
月曜の夜、仕事から帰ってきた妻が「みみたが元気ない、心配だ」と言う。
いつもなら階段の上で待っていて、トトトトトと下りてきてスリスリする。
それがなく、ストーブの前で丸まったまま。
「そうかな」と僕は言う。
さっきまで給餌機をガシガシやってカリカリをほじくり出していたし、
僕がキッチンに立つとやってきてスリスリして猫缶をねだっていた。
食欲はある。
でも確かに、ボールを追いかけて走り回ったり、
最近お気に入りの流しから冷蔵庫へジャンプして飛び乗ったりがない。
具合悪そうではないが、本調子ではない。
便も心なしか少し柔らかい。
様子を見るか、となる。
昨日も少しおとなしく、今日になって本調子になってきたか。
猫は寂しがりな生き物なので
飼い主が一晩いないというだけでかなり不安になったのかもしれない。
それだけで体調が悪くなる。繊細な生き物だ。
在宅勤務で僕がほぼ毎日、終日家にいるというのが当たり前になったのも
みみたにとっては良くも悪くも、なのだろう。
以前、4日間出かけていた時の4日目に
ペットシッターの方の報告メールに添付されていた写真のみみたは
ほんとに弱っているように見えた。
隅の方にうずくまって、耳が垂れ下がっている。
ああ、4日が限界だな、という話になる。
5日以上出かけるときはどちらかが先に帰ってくる。
土曜に出かけるときに給餌機に袋いっぱいカリカリを詰めておいた。
今もまだ若干残っていて、時々やってきては
出口に手を突っ込んでガシガシやってる。
時折何粒か零れ落ちてくるのを食べる。
電源を入れて全部出してやるかとも思うが、
楽しそうなのでそのままにしている。
このゴールデンウィークも先週末の外出以外は予定がない。
みみたとゆっくり過ごす一週間となりそう。