深夜枠で『居酒屋新幹線』という番組が始まったと聞く。
損保会社に勤める主人公は内部監査の仕事で全国に出張があり、
家庭もあって日帰り。
帰りの新幹線に乗る前にあれこれ酒と肴を買い込んで
SNSに投稿するのが楽しみという設定。
一週間遅れでようやく見てみた。
青森駅前の市場（青森魚菜センター）で乗っけ丼を買おうとするが、
さすがに市場の外で食べるのは不可。
市場で働く新山千春の兄が近くの居酒屋を営んでいて……
という話の流れで、みず、生姜味噌おでん、若生おにぎり、ねぶた漬などを肴に
じょっぱりを飲んでいた。
新幹線で撮影するのは大変だろうなあと思ったけど、
夜という設定で窓の外を映さないようにしていたからセットなのだろう。
といったテレ東お得意のＢ級グルメ系ドラマ化と思いきや、TBS（MBS）系列だった。
そのせいか、どこかぎこちない、物慣れないところがあった。
というか、旅先で買ったものを新幹線の中で飲み食いしますという以上のものがなかった。
テレ東ならもう一味二味、ひねった設定にするだろう。
そのドラマなりのこだわりのようなもの。
もはやこの手のドラマは他局が手を出さない方がいいんじゃないか。
そんなこともあり、２話目は仙台が舞台みたいだったんだけど録画はせず。
最初の１話目だけで判断するべきではなく、
もう少しこなれてから青森へ、という展開だったらよかったんだけど。
いやほんと、ご当地グルメを紹介するだけの番組になって目新しいものがなく、
すぐ打ち切りになってしまうんじゃないか……
早めにテコ入れ、方向修正した方がよいのでは。
僭越ながらそう思います。
