先週買ったCD #97:2022/08/15-2022/08/21

2022/08/15: BOOKOFF 大阪難波中店
Finch 「Say Hello To Sunshine」 \510
David Guetta 「Listen Again」 \550
(Soundtracks) 「パッチギ!」 \693
 
2022/08/16: www.amazon.co.jp
Les Rita Mitsouko 「Acoustiques」 \500
Them Crooked Vultures 「Them Crooked Vultures」 \1
 
2022/08/17: メルカリ
Combo PianoAgatha」 \980
 
2022/08/17: www.amazon.co.jp
(Soundtracks) 「Silent Hill 2」 \2265
Combo Piano 「Growing Up Absurd」 \600
Blur 「13」 \1300
 
2022/08/18: www.amazon.co.jp
Avicii 「Tim」 \1480
Tim Buckley 「Live At The Troubadour 1969」 \1000
 
2022/08/18: ヤフオク
David Guetta 「Listen Again」 \1000
※商品不備があって買い直し
 
2022/08/18: www.hmv.co.jp
PUFFY 「HIT & FUN (限定盤) \297
HALCARI 「サイボーグ俺達(限定盤)」 \297
HALCARI 「ハルカリミックス」 \297
Combo PianoRibbon」 \297
Combo Piano 「COMBOPIAO」 \594
Inner Circle 「Da Covers」 \330
 
2022/08/19:www.amazon.c.jp
The Housemartins 「Live at the BBC」 \2098
 
2022/08/20: BOOKOFF 荻窪駅北口店
Goo Goo Dolls 「Ego, Opinion, Art& Commerce」 \550
Justin Bieber 「Purpose Deluxe Edition」 \550
Dott AlisonAfterglow」 \330
(Soundtracks) 「Ten Minutes Older」 \290
 
2022/08/20: DiskUnion 中野店
上野耕路 「バレエ組曲」 \1300
竹村延和 「フィナーレ」 \380
小玉和文 「Dread Beat in Tokyo」 \880
豊田道倫 「Sweet26」 \480
Avicii 「Without You」 \680
Grateful Dead 「Wake Of Flood」 \3550
Grateful Dead 「Shakedown Street」 \2250
Joyce 「Live at the Mojo Club」 \380
Diana King 「Tougher Than Love」 \380
Mimi All Stars 「Raraman」 \580
Campur Dhi 「Funky Dangdut」 \380
(Soundtracks) 「世界残酷物語」 \2650
 
2022/08/20: TowerRecords 光が丘店
Helmet 「Live & Rare」 \2691
 
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(Soundtracks) 「Silent Hill 2」
 
エレクトロなダンスミュージックに詳しい友人が
ゲームのサントラだけどこれはいい、と facebook で勧めていたので買ってみる。
名前はどこかで聞いたことがある。
ホラー系だったか。シリーズで何作か出ている。
もちろん僕はプレイしたことはない。
20年近く前になんとはなしにプレステ2を買ったことがあって
その時はやっていたからとバイオハザードの最初の頃のを買ってみたけど、結局やらなかった。
 
聞いてみるとそこまでおどろおどろしくはない。
漂う空気のようなアンビエント
ギターのかき鳴らされるインストロック、シンセ主体のどこか物侘しいメロディの曲と
いろんなタイプの曲があって飽きない。
なるほど、確かにこれはよくできている。
これから先何年も愛聴することになりそう。
 
ちなみにこれは2作目で、今も普通に新品が手に入る。
1作目は廃盤になって久しいのか amazon で17万という値段がついていた。
 
ゲームをやらないのでゲームミュージックのCDもほとんど持っていない。
思い出せるのは Buffalo Daughter が手掛けた「ジャングルパーク」ぐらいか。
もちろんゲームではなく、Buffalo Daughter に興味があった。
(これも今見たら結構な値段になっていた)
 
ちゃんと調べたわけではないけど、
今、洋楽はゲームミュージックよりも売れていないのかもしれない。
アイドル、アニメ、ゲーム、洋楽の順。
なんでそう思ったかというと、新宿のヨドバシカメラの音楽ソフトコーナーに占める割合。
どんどん追い詰められていく。
一部屋が一棚になり、先日見たら遂に二段。しかもほとんどスカスカ。
ヨドバシカメラという立地がそうであって、
光が丘のタワレコだとさすがにゲームミュージックよりは洋楽の方が大きいが。
 
かといって別に嫌いだというわけではない。
今回のように誰かが音楽として優れた作品を教えてくれたらそれは聞いてみたい。
 
ゲームもやらなかったわけではなく、
ドラクエのサントラで気の利いたのがあったら欲しいと思う。
オーケストラが演奏してるのとかいろんなのがあって、よくわからない。
去年だったか、何かのテレビ番組で
アコースティックギター1本で弾いてるのがバックに流れていて、
これいいなと思うもそれが誰の弾いているものなのかわからず。
 
何年か前にとある古着屋で、パックマンだったかナムコ系のゲームミュージック
ダンスフロア用にリミックスしたのがかかっていた。
これは欲しいと店員に聞いてみるが店長の選んだものでわからないという。
そしてその店長は休み。
わざわざ電話してもらうのもなんなので店を出た。
あれもなんだったのか。
 
ツインビーもよかったな。
……いや、とりとめなくなっていく。
 
もうひとつちなみに。
Boihazard というバンドはゲームのバイオハザードとは何の関係もない。
でもなんかあのハードコアな音楽は映画のバイオハザード
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のあの映画とは関係がない。
合いそうだけどな。
 
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Them Crooked Vultures 「Them Crooked Vultures」
 
Led Zeppelin でベース、オルガンを弾いていたジョン・ポール・ジョーンズ
Queens of the Stone Ageジョシュ・オムがギターとヴォーカル。
 
70年代イギリスのハードロック、90年代以後のオルタナティヴを組み合わせた
夢のスーパーバンド。
2009年にアルバムが発売されたときにかなり話題となり、
2011年にはハードロックパフォーマンス部門でグラミー賞を受賞。
腕に覚え有り、職人気質で気くばり上等、
縁の下の力持ち的なメンバーが集まってがっつりラウドなロック。
悪いわけがない。
でも当時は結局聞かなかったな。
なんかさすがにジョン・ポール・ジョーンズと若い二人の世代が違い過ぎて
木に竹を接ぐことにならないかと。
あるいは御大が足を引っ張らないかと。
 
杞憂だった。いや、もっと早く聞けばよかった。
太くて重くて、なのに風通しがいい。さすがだ。
重低音を効かせた Foo Fighters
Led Zeppelin の再来を期待する向きには肩透かしだろう。
だけど Queens of the Stone Age が好きな人には
これだよこれ! じゃないかな。
Queens of the Stone Age の最高傑作という
位置づけが一番しっくりくるんじゃないか。
Led Zeppelin 風のフレーズが所々出てくるのはご愛敬。
 
Nirvana はもちろん青春のバンドだった。
カート・コバーン自殺のニュースを聞いた時のことはよく覚えていると以前書いた。
それぐらい思い入れがあったから
当時は目立っていなかったドラムのデイヴ・グロールがバンドを組んだというとき特に興味が湧かなかった。
1作目が評判よく、2作目、3作目(それぞれ90年代半ばから終わりにかけて)と
順調にアルバムを発表して評価を上げていっても聞かなかった。
なのに高校の友人に誘われて幕張メッセで行われた来日公演を見に行くと
デイヴ・グロールの屈託のない笑顔に何の嘘もなく、
兄貴! 一生ついていきます!! といきなり開眼してしまった。
まさか彼がアメリカンロックの良心、アメリカンロックの救世主になるとは……
 
Led Zeppelin も自分にとっては永遠。
ビートルズを一通り聞いて次はどこに、と思っていたときに聞いてみたのが
The Clash の1枚目(1977年)と Led Zeppelin の4枚目(1971年)
沈み込むような、魔術的な音。
Led Zeppelin 以上にヘヴィなグループは今もって存在しないと思う。
ヘヴィな音塊、ヘヴィなグルーヴ、ヘヴィなブルース・フィーリング。
天才的なリフを生む世界三大ギタリスト:ジミー・ペイジ
ハードロック史上最高のフロントマン:ロバート・プラント
野生見溢れるロック史上最高のドラム:ジョン・ボーナム
という個性的な3人の中で、物静かな知性派だったジョン・ポール・ジョーンズ
アレンジャーとしても若くして活躍していて、
ストーンズの”She's A Rainbow”も彼が弦楽器のアレンジを手掛けている。
 
そこに、知名度としては二人に劣るけれども
ハードで重くもメタルではない。
どこかドラッグによるサイケデリックな感覚があって、砂漠の乾いた風を感じさせる。
2013年の「...Like Clockwork」は全米No.1にまで上り詰めた。
このアルバムにもデイヴ・グロールがドラムで参加。
 
Them Crooked Vultures に戻る。
何回聞いてもこれはすごいな。
ジョン・ポール・ジョーンズのベースは前面に出てこない。
でも、キャンバスを広げているのは確実に彼のベース。
オルガンのアレンジも心得ている。
デイヴ・グロールも暴れすぎない暴れ太鼓というか。
シュアなのに懐が深い。
ジョシュ・オムがギターとヴォーカルで全体をまとめていて、
ビッグネーム2人と互角に渡り合う。
でも異種格闘技的な緊張感はなく、
リラックスして、このぶっとい音を楽しもうぜ! というノリが存分に出ている。
いやー、日本に来た時に見にいけばよかった。もう遅い。
というか、もう活動はしないのかな。残念だ。
ジョン・ポール・ジョーンズも結構な年だしな。
 
大阪出張に絡んだブックオフ巡りでなんばの店に入ったときに500円コーナーで見かける。
しかしそのときは迷って買わず。他のどこかでも買えるかなと。
東京に戻ってきてムズムズしだす。
amazon で国内盤帯付きで1円だったので迷わず買った。
久しぶりにこういう時に得した。
送料350円を入れても安い。
安く見つけたときはこのアルバム、絶対買うべき。