蚊のいる生活

NHKで見たんだったか、最近の夏は蚊が減ったという。
それはどういうことかというと、
蚊は35℃を超えると活動が停滞するのだと。
蚊は猛暑に弱い。そんなこと想像もしなかった。
 
しかし刺されるものは刺される。
月曜に刺されたのが今、赤く小さく晴れて今も痒い。
庭に水撒きをするときなんかは蚊がいないかかなり気を付ける。
月曜は夜、外出して外を歩いている時だった。不覚。
 
妻はなぜかダニによく噛まれる。
僕も噛まれてずっと長い間腫れて痒く辛い思いをする。
皮膚科に通っていた頃は塗り薬を処方してもらっていた。
アンテベート軟膏とか。
妻は先日買ってきたムヒのアルファEXが効くという。
名前からして最終兵器。アルファにしてEXと。
 
リビングのソファーベッドと絨毯にいるのだろう。
強力なダニ殺傷剤を使いたいが、みみたがいるのでそうもいかず。
ダニ吸引シートみたいなのを絨毯に挟むが、効果のほどはよくわからず。
 
実際、蚊は減っているのかもしれない。
家の中で見かけることは減った。
今日は珍しく、金鳥蚊取り線香をつけた。ライターの火で。
ベープのマットとかリキッドではなく、渦巻き模様の蚊取線香を。
 
小さい頃は夏、ベープのマットを毎日入れ替えるのが僕の役目だった。
それがリキッドになって電源ボタンをON/OFFするだけ。
画期的に楽になった。
大人になって家にそれは置かず、わざわざめんどくさい蚊取線香に火をつける。
 
小さい頃は、そう、小さい頃はとにかく蚊に刺されまくったな。
夏休みは腕や足に必ず2・3カ所、刺されて腫れた痕が。
もうそれだけでも夏はイヤだった。
それがいつの間にか、中学生、高校生となるにつれ少なくなっていく。
外で遊ぶことがなくなるからか。
大人になるってそういうことか。
 
昔は不用意な水たまりがいくらでもあった。
側溝に澱んだ水が流れていた。
今はそういうのも見かけない。
そういうことか。