札幌出張1日目

今週から3週連続で札幌出張。
 
5時起き。まだ暗い。
スーツに着替えて、靴を磨いて防水スプレーをかけて家を出る。
荷物の準備は昨晩のうちに終えている。
 
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羽田に着いてまっすぐ保安検査場をくぐる。
搭乗口で少し仕事を。機内でも仕事を。
定刻通りに出発、搭乗がスムーズだったからと予定より10分早く新千歳空港に着く。
快晴。滑走路が乾いている。
大雪かと覚悟して来たが、そうでもない。
 
エアポート快速の中でも仕事。
10:40頃札幌駅に到着。
この日の昼は有名なカレースタンド「コロンボ」へ。
11時開店で先に5組ほど待っている。
カウンターだけ、10人ぐらいの小さな店。
僕は卵の入ったスタミナカツカレーと決めていたが、周りは皆日替わりの煮込みハンバーグカレー。
これも美味しそうだった。
 
ハンバーグはどんどん焼いていたのですぐだったけど、
カツは注文を受けてから揚げるので少し時間がかかった。
その分おいしいのは言うまでもない。
ルーはシャバシャバ系。雑味がなく、これ以上のバランス配分が思いつかない。完成度がえらく高い。
これは常連になる人の気持ちがよくわかる。
ルーの追加が無料というのがいい。
店員の方から聞いてくれる。皆頼んでいた。
観光客、出張客、地元の常連がそれぞれ1/3ずつぐらいかな。
 
食べ終えて外に出たら吹雪で驚く。さっきまでの晴天はどこへ?
オフィスまで大通公園を通っていく。
タワーに近い方の公園には立方体の雪の塊が並んでいた。
ベルリンのユダヤ博物館のモニュメントを思い出した。
通りを挟んで向かい側の公園では自衛隊員が巨大な像をつくっていた。
何十人といてあちこち、てきぱき動き回っていた。
 
オフィスに入って午後から打ち合わせいくつか。
オフィスは狭く、4席だけ。
ここで15時から僕の出席しない打ち合わせがあって席が足りなくなるというので
僕は一足早く出てホテルへ。
狸小路、すすき野を通る。
 
前回泊まったところの近く。
製氷機がどのフロアにもなし。
僕の入った部屋はエレベーター脇で、ベッドの横にドアがあってユニットバス。
何か落ち着かない。今回は外れ。
定時過ぎまで仕事をして、打ち合わせ。
17時半から18時までの30分のはずが、19時まで。
 
終わってコートを着て外に出る。外は吹雪のまま。
いつもの狸小路ブックオフ
ここの品ぞろえは相変わらずよい。
文庫を8冊。もっと買いたかったが、来週も来るしと。
CDはジャズの棚だけ見た。やはり、いい。
あれこれほしくなるが、この日は3枚まで。
レベッカ・マーティンやメアリー・ルー・ウィリアムスの国内盤など。
 
吹雪で遠出する気にならず、近くで気になったラーメン屋に入ろうとしたら外国人旅行客の親子。
券売機が1,000円札、2,000円札しか受け付けないのに1万円札を入れようとして、はじかれる。
店員が「エクスチェンジ、エクスチェンジ」と両替を促すが、ノー! と。
身振りから察するにどうもなぜこの1万円札が入らないか説明を求めているようだ。
店員は「オンリー、ワン・サウザンド、オア、トゥー・サウザンド、ディス、テン・サウザンド」と説明するも理解できず、
なにかを大声で繰り返す。
これはもう英語以前の何かの問題だなと諦めて店を出た。
なにをどう助けていいかもわからない。
 
他のラーメン屋もぞろぞろと外国人の団体が入って行ったりで。ぜんぜんありつけず。
少し外れたところの町中華に入ってみる。「香州」という店。
地元で人気の店なのだろう、ほぼ満席。
鶏肉のカレーライスと瓶ビール、餃子。いい店だった。
 
セブンイレブンでチューハイを買って帰る。
風呂を沸かして入る。なぜかジェットバスがついていた。
缶チューハイ飲みながらぼっちキャンプを見て寝る。