上石神井へ

昨晩は22時には布団に入った。
何かが鳴っているのが聞こえて目が覚めた。電話? ツー、ツーと。
んん? と思うが起き上がらず。
また少ししてツー、ツーと音がして、3回目でさすがに起き上がった。
以前ネットで買った安い bluetooth スピーカーから出ていた。電源を切り忘れていた。
ツー、ツーと鳴った時に iPhone を見てみるも着信があったわけではなく、新着があったわけではなく。
何を拾っているのか? まさか霊界からの通信!?
とりあえず電源を切って寝た。
朝起きて、もう一度電源を入れてみる。一分間に一度ぐらいの割合でツー、ツーと鳴る。
どちらの問題なのか。iPhone なのか、スピーカーなのか。
例えば、bluetooth 接続が不安定でつなぎ直すたびにこの音が出ているとか。
 
7時前起きでオードリー、虎に翼。
こころ旅の傑作選、テーマは奇跡。やはり1位はあの再開だった。
朝風呂。コーヒー。
1月に店を出すときの搬出・搬入で使うかもと取っていた詰め物の紙類を整理して捨てる。
みみたがバリバリして紙屑だらけになっていた。
 
この日も休み。何年かぶりにこの週はリフレッシュ休暇とする。
午前中は引き出しの中に突っ込んだままにしていたタワレコHMVの納品書の整理。
高原英理『怪談生活』の続き。
洗濯物を干して家を出る。
妻も休みで、どこかに昼を食べに行くか、
バスに乗って上石神井駅に行くか、となる。
 
最寄りのバス停に向かうため歩道橋に上って、何気なく見下ろしたら
砂利を積んだトラックが不意にハンドルを思いっきり切ってガードレールに激突。
フロントガラスが割れて粉々に砕け散る。
反動で真横を走っていたバスに接触
バスはたまたま停留所が数メートルほどだったので停車。
トラックはそのまま道路の端まで行って停まった。
通りがかった女性がスマホで緊急通報。
運転席の男性は急な脳や心臓の不調だったのか。運転席から出られずにいる。
バスはたまたま同じ成増行きがそのすぐ後に来て、乗客はそちらに乗り換え。
運転手がトラックに近寄る。
事故現場のすぐ近くにトヨタのディーラーがあって、その社員の方たちが様子を見に来た。
運転席で動いているのが垣間見えるが、状況はよくわからず。
バスが来たので乗り込んだ。
反対車線にもガラスの破片が飛び散っている。
 
石神井公園を過ぎて上石神井の駅前で下りる。
「一圓」の支店があると知っていて、前から行ってみたかった。
13時半近くで満席。
名物のジャンボ餃子とオムレツチャーハン。
妻はラーメンと普通サイズの餃子のセット。
生ビールを2杯ずつ。
吉祥寺の店はラーメンと餃子だけ、2年ほど前に閉店した。
こちらにはチャーハンがあって、なかなかうまい。
ジャンボ餃子は想像をはるかに超える大きさだった。
皮を分厚くする分、お餅のよう。
小籠包を食べているようだった。
 
ブックオフに寄って文庫とCDを物色。
新宿線を一駅乗って「ちひろ美術館」に行くという話も出たが、今日はまっすぐ帰ることにした。
ちょうど来た成増行きのバスに乗る。
妻も僕も寝て過ごす。
晴れた日で日差しが温かった。
 
バス停で下りるとパトカーが停まっていて、
トラックはレッカーされていくところだった。
運転手はどうしただろう。
 
16時前に家に着いて、ライフに買い物。
妻に頼まれて食パンを。
帰ってきてこころ旅傑作選。
 
昼食べすぎたので夜は何も食べない予定。
缶チューハイを飲んで過ごす。

先週買ったCD #180:2024/04/01-2024/04/07

2024/04/01: www.amazon.co.jp
Razika 「Program 91」 \181
 
2024/04/04: diskunion.net
Khanate 「Capture & Release」 \680
Khanate 「Things Viral」 \1200
 
2024/04/05: www.amazon.co.jp
Taylor Swift 「Lover (Deluxe Edition)」 \1642
 
2024/04/07: www.amazon.co.jp
Think Tank 「THINK TALK Part3」 \2250
 
2024/04/07: メルカリ
Killer Bong 「TV DINNER SOUNDTRACKS」 \1380
 
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Khanate 「Things Viral」
 
Khanate とは、フビライ・ハン(ジンギス・カン)の国、という意味であるという。
何万、何十万もの騎馬隊が縦横無尽に荒野を駆け抜け、民を震え上がらせる。
争いを仕掛け、抗うものは首を撥ね、奪えるだけ奪い、瞬く間に帝国を拡大する。
そんなイメージがある。
時には想像を絶するような拷問がなされ、断末魔の叫び声が地下牢に響く。
その叫び声を音楽という形で再現するバンドなのだと思う。
拷問をする側であり、同時にされる側となる。
ヴォーカルは文字通り絶命の叫びをあげ、
ギター、ベース、ドラムの放つ轟音フレーズも極限まで引き伸ばされる。
 
ロック史上、考えられる限り最凶の極北のひとつ。
ブラックメタルにこれ以上のものがあるかどうか、僕にはわからない)
Public Image LTD 「Flowers Of Romance」(1981)が描き出した極北を
儀式として継承し続けるうちに独自の進化を遂げた音、とでも呼ぶべきか。
同じく80年代の Swans の影響も大きいだろう。
「Filth」(1983)「Cop」(1984)期の。
 
Sunn O)))) のスティーヴン・オマリー、Old のジェイムズ・プロトキンらを中心に結成。
あえてジャンルを分ければ、ドゥーム・メタルということになるか。
「Khanate」(2001)
「Thing Viral」(2003)
「Capture & Release」(2005)
3枚のアルバムを発表して解散。
『熱心に取り組んでいないメンバーがいる』という非難が内部でなされたことがきっかけだった。
(3作目を準備していたときのフリーな演奏を編集した
 「Clean Hands Go Foul」(2009)が後に出ている)
昨年、2023年、再結成後のアルバム「To Be Cruel」が発表された。
 
地獄というより煉獄。
そこには絶望、しかない。
それを音として定着させるには並々ならない熱量が必要とされるだろう。
単にアンプのボリュームを上げればよいのではない。
ギターの1弦1弦をゆっくり弾けばいいというものではない。
意味のある音としてドローンを持続させるには
演奏能力の高さと強靭な意志と両方が必要とされる。
同じく、安易な気持ちでは聞けない。
 
Sunn O))) にも同様なところがあるが、
Sunn O))) の方が観念的で、Khanate の方が肉体的であろうか。
後者はベース、ドラムのメンバーがいるからというのもあるが。
 
Sunn O))) も Khanate も国内盤は
海外では限定発売だったライヴアルバムなどと組み合わせた2枚組であることが多く、
可能であれば国内盤を探すのが望ましい。
Daymare Recordings から紙ジャケで出ている。

身辺雑記:04/01-04/07

04/01(月)
 
7時前起き。朝から雨。
クッション腹筋、エアロバイク。
「オードリー」と「虎に翼」始まる。
こころ旅は今週もクラシック。
 
夕方、事業部のキックオフで豊洲
仕事がないので午前休。
家でゆっくりと最初は思っていたが、自由が丘の店を手伝いに行くことにする。
9時半頃家を出る。
土曜は環八がすごく混んでいたが、嘘のように順調。
 
店に着いてまずは、画鋲で壁に引っ掛けてつくる小さな棚を5つ。
その後在庫の登録。12時半まで。
月曜の朝はお客さんゼロだった。
豆点で旨辛ちゃんぽんを食べて、駅へ。
大岡山経由で豊洲
早く着いて海沿いの公園を少し歩いた。
晴れ。桜はまだ咲き始め。
 
15時より事業部キックオフ。
終わって、社食を貸し切って懇親会。
何人か、以前仕事をしたことのある方と話す。
ハイボールはセルフで。飲みすぎた。
大江戸線で帰ってくるも、爆睡。
 
帰ってきて風呂に入る。
妻が食べていたカレーヌードルを半分もらう。
酒場放浪記、町中華で飲ろうぜのスペシャル。
酒場放浪記のゲストが GLAY の HISASHI
町中華高田秋と坂ノ上茜が卒業、新メンバーの発表。
午前0時過ぎに寝る。
 
この日、入社式というところも多かったか。
WEBサイトでエイプリルフールを行っているのは全く見かけなかった。
google は何か行ったのだろうか。
 
---
04/02(火)
 
7時前起き。
縄跳び、クッション腹筋、エアロバイク。
オードリー、虎に翼、こころ旅。
朝風呂。
この日はいくつか後輩と自分の下期の面談があるだけ。
午前中、ライフと LIVIN に買い物。
昼はかき揚げとコロッケをご飯に乗せて食べる。
芳賀日出男『秘境旅行』の続きを読む。
昼寝。
 
こころ旅クラシック。
新日本風土記は「函館の光」
夜は妻の帰りを待って、高菜チャーハン。
この日は休肝日。
23時過ぎに寝る。
 
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04/03(水)
 
7時前起き。朝から雨。
オードリー、虎に翼、こころ旅。
エアロバイク、コーヒー。
猫草を入れ替える。洗濯物を干す。
 
11時に家を出て墓参りへ。
ライフに寄って仏花やワンカップ大関を買う。
3つあったお墓のひとつが更地になっていた。
この一年で墓仕舞いしたのか。
傘を差した下で線香をつける。
 
新三郷のイケアへ。
昼は和光IC近くの山田うどん
2人とも日替わりのカツ丼セットにして妻はラーメン。
僕は温かいたぬきうどんかき揚げを追加。
 
外環道の下道で新三郷駅前に着いたのは14時過ぎ。
IKEAの大きな店舗に入る。
店で使う照明を買うなど。
北欧のミートボールやマッシュポテトも買ってしまった。
行きも混んでいたが、帰りも混んでいる。高速に乗る。
17時のこころ旅に間に合うことができた。
 
IKEA で買った丸椅子を組み立て、風呂に入り、
CDの解説を読むなど。
IKEA のミートボールやフィッシュアンドチップスをつまんで、
ぼっちキャンプを見て寝る。
 
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04/04(木)
 
7時前起き。小雨。
オードリー、虎に翼。こころ旅。
エアロバイク。コーヒー。
午前中は下期の面談の準備やフォローの続き。
合間に Home's へ。
 
12時に家を出る。
IMA フードコートの井の庄で二郎系ラーメン。
 
芳賀日出男『秘境旅行』の続きを読む。
自由が丘へ。14時前に着いた。
駐車場にIKEAの椅子を取りに行く。
値札づくり、在庫登録、ダイソーへの買い物。
17時過ぎに店を出て先に帰る。
新宿三丁目行きで、新宿駅まで歩いて大江戸線に乗る。
 
夜は焼うどん。豚バラとねぎで。
缶ビールと缶チューハイを1本。
23時過ぎに寝る。
 
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04/05(金)
 
7時前起き。
朝から小雨で肌寒い。
オードリー、虎に翼。こころ旅。
エアロバイク。コーヒー。
この日も午前中は下期の面談の準備やフォロー。
午後は自由が丘の店へ。
乗り換えの練馬駅、定期を買う人たちの列。
ダリエン地峡決死行』の続きを読む。
 
14時近くに自由が丘に着く。
「瀬戸」という定食屋に入る。特別定食。
海の幸のフライ4種:エビ、アジ、イカリング白身魚
 
14時半に店。ラベル出力。
17時を過ぎて明日のイベントのため本棚の模様替え。
入力していた在庫データを妻が間違って消してしまい、僕も瞬間的に激怒。
険悪な雰囲気になった。
それでも終わらせて帰る。21時に店を出た。
 
22時前に着いて酒のツマミになる話。
夜はバスセンターのレトルトのカレー。
おんな酒場放浪記。
新作の後、風呂に入る。
ベストヒットUSAを見て寝るつもりが、放送日が木曜に変わっていた。
 
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04/06(土)
 
6時半起き。
朝風呂。オードーリー。
こころ旅クラシックの再放送を見るつもりが、放送がなくなっていた。
しまった。再放送を当てにして木・金は店に出ていた。
朝食代わりにカップヌードル
 
伝習座のため、豪徳寺へ。
新宿で小田急線に乗り換える。
駅前の広場に桜が咲いている。
 
午前中はリハーサル。
弁当を食べながら別院コンテンツの打ち合わせ。
午後はレクチャーを聞く。僕もコメントを。
ふらりと校長が入ってきてびびる。
 
16時を前に途中退出で自由が丘へ。
千代田さんに若者が多いのは花見か。
17時前に店に着く。リハーサルの途中だった。
僕はこの日、レジ担当。
イベントのテーマだったこともあり、
芥川龍之介の桃太郎』の絵本が10冊以上売れた。
 
イベントが恙なく終わり、近くのカスタネッツで簡単な打ち上げ。
老舗。ピザもパスタもうまい。生ビールを飲む。
終電を逃し、ピアニストの後藤さんに家まで送ってもらった。
家に着いたのは午前1時。
 
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04/07(日)
 
7時起き。眠い。
縄跳び、クッション腹筋。コーヒー。
イタリアの再放送、Lazy Sunday
ライフに買い物。
昼はレッドシーフードヌードル、チキンラーメンのクリームシチュー味。
新聞のクロスワードパズル。
Lazy Sunday 終わって、高原英理『怪談生活』を読み始める。
どうにも眠くてうたた寝
 
風呂を沸かして入る。
笑点新メンバーは蝶花楼桃花ではなく、立川晴の輔だった。
孤独のグルメはシーズン5へ。最後にふらっとクスミ。
あれは再放送に当たってカットされたのではなく、シーズン5からだったのか。
ドライカレーを作る。
ポツンと一軒家。
妻が帰ってきてキラキラアフロを2本見ながら食べる。
中川家のコントを見た後でもう1本見る。
23時半前に寝た。
 

『芥川龍之介の桃太郎』朗読ライブイベント

昨日の続き。
17時前に自由が丘「創の実」の青熊書店に到着。
この日は16時、早めに閉店して会場の設営とリハーサル。
照明を落とした店内で、『芥川龍之介の桃太郎』の朗読と
そのバックでの琴と電子ピアノの演奏を通してやってみているところだった。
天井から吊り下げられた暗幕にスクリーンを貼って絵本の画像も映し出されている。
僕はこの日、レジ係り。
入場者に渡すプログラムを 2in1 でプリントアウトしたのを裁断するなど、その他あれこれも。
 
17時半開場。
店の前のわずかばかりのスペースに琴と電子ピアノとスピーカーが配置され、
向かい合うように丸椅子が並ぶ。
この日、25人分の席が満員御礼。
置けるだけ椅子を置いて、ギュウギュウとなった。
 
18時、影山聖子さんによる『芥川龍之介の桃太郎』の朗読が始まる。
中しまりんさんの琴、後藤魂さんのピアノが、この日のために作曲した音楽を演奏する。
皆、無心になって聞き入る。
その心地よい緊張感がレジの奥に立つ僕にまで伝わってくる。
 
終わって、絵を描かれた寺門孝之さんと
最初に出版されたときの編集者である福士さんとのトーク
いろいろ裏話を聴く。
桃太郎のビジュアルが決まらずに3年ぐらい経過したが、
男でも女でもあるように見える桃太郎の姿が突然下りてきてそこからは進んだとか、
鬼が島の鬼の長はモデルがいて実は忌野清志郎だった、などなど。
 
休憩時間はこの絵本を買いたいというお客さんでレジは大忙し。
寺門さんも快くサインしてくれた。
 
後半、中しまりんさん、後藤魂さんの2人によるユニット「Yamato Lounge」の演奏。
カバーの「蘇州夜曲」にオリジナルの「永遠なるもの」
アンコールでジャズのアレンジを施した「こきりこぶし」を。
ふたりのCDも売る。その売り上げは全額能登半島地震に寄付するとのことで
僕も買ったし、お客さんも買ってくれた。
 
20時終演。
終わった後も絵本を買いたいというお客さんの対応が続く。
余韻に浸っている方も多かった。
この場を成り立たせた縁の余韻というものがあったと思う。
途中の寺門さんのトーク、中しまさんのトークでは
いろいろな縁でこのイベントが偶然的に成り立ったことが語られた。
能登半島地震があって、北陸出身の中しまさんと影山さんが10年ぶりに再会したこと。
それがたまたま自由が丘だったので、中島さんが友人である妻のいる「青熊書店」に立ち寄ってくれたこと。
この1月に自由が丘「創の実」で3つの店舗がオープンして、隣の店の旦那さんが寺門さんだったこと。
その寺門さんの『芥川龍之介の桃太郎』が20年ぶりに再版されたばかりで、青熊書店の店頭にも置いたこと。
それを影山さんが手に取って朗読してみたいと思ったこと。
そもそも、編集者の福士さんが芥川龍之介の「桃太郎」を絵本にしたいと考え、寺門さんにアプローチしたこと。
 
片付けが終わったのは21時半。
お手伝いの学生さんも一緒になって近くの老舗「カスタネッツ」にて簡単な打ち上げ。
さらに裏話を聞いて、閉店まで。
終電を逃し、方向が同じということで後藤さんが車でわざわざ光が丘まで送ってくれることになった。
琴、電子ピアノ、スピーカーといった機材は店に置いて鍵をかけ、あとで取りに戻るつもりでいた。
店の入ったビルに着いたところシャッターが下りていて店に入れない。
シャッターが下りるということを3店舗とも知らずにいた。
明日の朝また受け取りに来てもらうことにして、後藤さんの運転でまずは中しまさんを送り、
次に環八をはるばる練馬の先まで。
ありがたいことだった。せっかくジャズのミュージシャンと一緒なのにジャズの話はせず、
荻窪のどこそこがうまいとかそういう話。
家に着いたのは午前1時。
最低限片づけをして、寝たのは1時半。
 
ここまで完成度の高い演目ができたのに一度で終わるのはもったいない、
また別の広い場所で再演したいという話になった。

編集学校伝習座

この日夜は自由が丘「創の実」の青熊書店にて
芥川龍之介の桃太郎』朗読ライブイベント。
一方でイシス編集学校の講座を7・8年ぶり? に受け持つことになり
伝習座(師範代向けの講習会)に参加。
こちらも本来終日なので、夕方までにさせてもらう。
 
7時前起き。
7時半、月曜に見ることのできなかったこころ旅クラシックの再放送を
見るつもりでいたら、街角ピアノ。
あれ? 先週はあったのに。
もしかして4月からの番組改編でその枠がなくなったのか。
しまった……
再放送あるものと思って、録画しなかった。
 
8時過ぎに家を出る。
大江戸線の中で『ダリエン地峡決死行』の続きを読む。
久しぶりに新宿から小田急線に乗り換える。
豪徳寺へ。駅前の商店街を歩くのもいつ以来か。
北口の小さな公園に桜が咲いている。
 
編集工学研究所の建物もいつ以来だろう?
1階から3階まで隙間という隙間に縦横無尽に張り巡らされた本棚。
そのラインナップが変わったような、変わってないような。
師範・評匠・番匠・学匠が集まって、10時からリハーサル。
昼の弁当を食べながら来期別院の企画についてディスカッション。
方向が少し見えてくる。
 
主役の師範代たちは昼から集合。
さあ始まるか、という頃に松岡正剛校長がふらりと現れる。
いろいろと健康状態のことを聞いていたが、
数年顔を出さないうちにだいぶ痩せて小さくなっていた。
最初僕が片隅に座っていることに気づいていなかったが、
学匠が「今期、岡村さんが復帰です」と言うと
僕の方を見て無言で驚かれていた。
すみません、すみませんって感じでこちらも恐縮する。
 
今期新しく師範となったふたりから前半のふたつのカリキュラムについてレクチャー。
これまでの学びがしっかり受け継がれて、新しい見方も加えられている。
どちらも面白い。
そのひとつで、僕からもコメントを。
レクチャーの終わりごろ、一度ふらっといなくなった校長がまたふらっと戻ってきて、
ひー! と一瞬ひるむが、元々話そうと思っていたことをそのまま話した。
 
最近の編集学校は大人しくなった、優しくなった、それは未知の部分がなくなったから。
未知は待ってたらやってくるものではなく、
師範代も勇気をもってその場に持ち込まないといけない。
学衆から引き出さないといけない。その化学反応から生まれる。
そこで生まれた未知と向かい合うためにお題の方法があるのであって。云々。
 
後半のプログラムの前に退出。
休憩時間の合間に新しい師範、師範代と少し話した。
 
豪徳寺から自由が丘へ。
方角的には南、直線距離にしたらそんなにない。
直通の路線が仮にあったら3駅ぐらいか。
そうもいかず、一度渋谷方面に出ないといけないのが厄介。
代々木上原で千代田線に乗り換える。
花見の季節で、代々木公園、明治神宮に向かうからか、若い人たちで多かった。

今日も午後休で自由が丘

昨日に引き続き、今日も午後休で自由が丘の店へ。
午前中はPJメンバーたちの下期の面談に立ち会う、というのも同じ。
この半年の評価を僕の口からも言う、みたいな。
 
12時過ぎに家を出る。
朝から小雨。はっきりしない天気。肌寒い。
練馬駅は定期券を買う新社会人や新入生たちで行列。
乗り継ぎが悪く、横浜中華街雪の各駅停車を20分ぐらい待つ。
ダリエン地峡決死行』の続きを読む。
そのうちにウトウトする。
 
14時近くに自由が丘に着く。
そういえばとんかつ屋ってあるっけ? 
と検索していたら出てきた「瀬戸」という定食屋に入ってみる。
カウンター6席だけの小さな店。
老夫婦が切り盛りしている。
厨房の中に、『岡山⇔瀬戸』と書かれた、
国鉄時代と思われる行き先掲示板が貼られていた。
 
メニューは揚げ物中心で、
「瀬戸の特別定食」1,550円にする。
海の幸のフライ4種:エビ、アジ、イカリング白身魚
添えられた千切りキャベツの上に目玉焼きが乗って、
これらのフライが四方を取り囲む。
正直、エビフライは衣の割にはエビが小さく、イカリングフライも固い。
でもまあこういう町の定食屋ならいいか。
フライは冷めても、心はほっこり温かい。
 
雰囲気がいい。
1人でも入りやすいからか、僕の両隣は若い女性。
奥の席ではたまたま居合わせた、初めて会った年配の男女が
最近の自由が丘は昔ながらの店が減った、という話をしていた。
 
14時半頃、店に入る。
今日も値札ラベル出力などの手伝い。
17時を過ぎてから、明日の絵本の朗読プラス箏の演奏のイベントのため、
店の内部に積み上げたりんご箱の本棚のレイアウトを変える。
中の本を出して箱を積み替えてまた本を入れ直す。
イベントに合わせて出したい本もあると品出しも。
 
値札ラベルを出して、としているうちにいつのまにか21時。
妻の運転する車で帰る。
所ジョージの番組を見るというか聞く。
いろんな物を改造する人たちの紹介で軽トラをランボルギーニとか。
映像が見れずにモヤモヤ。信号で止まったらCMに入る。
 
22時前に着いて酒のツマミになる話。
夜は簡単にレトルトのカレー。
新潟のバスセンターのカレーが届いた。
森進一の息子も、やばいTシャツ屋さんも
最初に買ったCDは「団子3兄弟」だった。
 
おんな酒場放浪記。
新作の後、風呂に入る。
ベストヒットUSAを見て寝る。
 

午後休で自由が丘

午後休で自由が丘の店の手伝い。
土曜のイベントも近い。
 
7時前起き。小雨。
オードリー、虎に翼。
こころ旅はこの日も名作。
しかしとうちゃこ版は日曜の再放送で見ることになるか。
午前中は下期の面談の準備やフォローの続き。
3月までの案件の報告に向けて資料作成など。
 
合間に Home's へ。
45リットルのごみ袋や入浴剤、トイレットペーパーを買って帰る。
みみたの喜ぶネズミのぬいぐるみもスペアを。
 
12時に家を出る。
たまには地元で昼を食べようと IMA の3階へ。
和幸でランチのとんかつを、と思ったが、混んでいたので4階へ。
フードコートの井の庄にする。
平日限定だというので「豚イノジ」という二郎系ラーメンを。
ニンニク、背油、キャベツ、もやし、分厚いチャーシュー。
さすが井の庄だけあって二郎系もうまい。味に深みがあった。
マシマシを聞かれることはなかったが。
 
平日だというのにフードコートかなり混んでいた。
近くに他にないから、というのもあるんだろうけど。
以前妻が利用してうまかったという手軽なイタリアンの店がなくなったのが残念。
代わりにモスバーガーが入っていた。
 
自由が丘へ。14時前に着いた。
昨日新三郷の IKEA で買って、家に帰って組み立てた椅子を駐車場に取りに行く。
妻がラベル印刷したのをスリップに貼って本に挟み込む。
先日買い取った本を在庫登録。
17時まであっというま。
頼まれてダイソーにゴミ袋を買いに行ってこの日の仕事は終わり。
 
ふと気づく。平日なので帰宅ラッシュに巻き込まれたらつらいなと。
お使いを終えると一足早く帰ることにした。
各駅停車の新宿三丁目行きに乗る。
さすがにこれは空いていた。
ダリエン地峡決死行』の続きを読む。
大江戸線新宿駅まで歩く。
地下街の小田急のあった界隈は工事中で迷宮のようになっている。
18時近く、案の定大江戸線は混んでいた。
新江古田でようやく座れた。
 
駅を出て、夕暮れ。
最後の光の消えつつある紺色の空。
帰ってきて風呂を沸かして入る。
今日も休肝日。