韓国焼肉ツアー その3

ここから先は時系列に沿って、日記として書きます。
20日の金曜日。


ザックに荷物詰めて会社に出かけて、普通に仕事する。
(午前中お客さんのところに打ち合わせに行ったら、昼、うなぎをおごってもらった!ワーイ!!
 子供みたいだけど、こういうの素直に嬉しい。夏はうなぎですよ)


午後は半ば上の空で仕事。
ソウルの情報を集めようとして、「ソウルナビ」見たり。
http://www.seoulnavi.com/


で、17時半の定時を待たずして17時前に会社を出た。
先輩・後輩とは浜松町で待ち合わせをして、モノレールに乗って、羽田へ。
第2ターミナルで降りて、国際線のターミナルに向かうためにシャトルバスに乗る。
すぐ隣なので時間はかからない。
国際線のターミナルはとても小さくて、
恐らく東京−ソウル(羽田−金浦)間しか就航してないのでは?
目につく航空会社はアシアナ航空大韓航空、JALとANAだけ。
台湾や上海にも行ってんじゃないか?と勝手に思ってたけどどうやら違うようだ。


HISのカウンターで航空券を受け取って、搭乗手続き。
手荷物の検査を受けて出国手続き。
何もかもがこじんまりとしていて成田のミニチュアみたいだった。
出国待ちのロビーも免税店もほんと小さかった。
印象としては、成田の1/100のスケール。
搭乗口は2個のみ。


会社からそのまま出てきた僕らは何も食べていない。
どっかあるだろうと思って出国手続きをしたら、
あるのは小さなカウンター1つのコーヒースタンドのみ。
その前にテーブルと椅子がいくつか。
テーブルが1つ空いたタイミングを狙って席を確保すると生ビールを飲んだ。
つまみらしいものが他になかったので、ミックスナッツをつまみにして。


乾杯して、搭乗時間が来るまでひたすら与太話。ビールもお代わりして。
「会社から直、羽田」今から行くぞ!となるとテンションも上がってきて
もしかしたらこの時が一番楽しかったかもなー。


時間が来て飛行機に乗る。座席数2−3−2の中型のジャンボジェット。
以前ちらっと書いたようにHISのチャーター便と思ってたんだけど、
よくよく考えたらそんなわけはなくて、周りは普通のビジネスマンや普通の旅行者ばかり。
韓国系の人が半分ぐらいか。
金曜の夜のフライトってのが関係するのか、満席だった。
僕らが乗ったのはアシアナ航空、19:30の便。


機内食が出る。
プルコギとライス、キムチが出てきたあたりはさすが韓国。うまかった。
小さなチューブ入りのコチジャンをもらえるんですよね。これがとても嬉しい。
他にサラダと丸パンと小さなお饅頭。飲み物は普通に缶ビールがOKだった。
「hite」ってのと「cass」ってのがあるようで、僕は「hite」ってのを飲んだ。
うーん?水っぽいかな・・・


フライトは2時間弱、食べ終わってまったりしてるとすぐにも着いてしまう。
プリントアウトしたソウルナビのページや地球の歩き方
後輩が空港で買ったガイドブックを読んでたらあっという間に着陸へ。
ちょっとだけ機内のゲームをやったかな。
例によって「MAGMA ZONE」ファミコンの「アルカノイド」そっくりな。
機内放送の音楽のところを見たら不思議なセレクションで驚く。
アルバムが聞けるみたいなんだけど、


Al Kooper 「Super Session」 (1968)
Alan Persons Project 「Eye in the Sky」 (1982)
Jimi Hendrix 「Are You Experienced ?」 (1967)
The Police 「Regatta de Blance」 (1979)
Neil Young 「Massay Hall」 (1971)
Beach Boys 「Surf's Up」 (1971)


なぜ Alan Persons Project が?韓国では人気なのだろうか??
それになぜビーチ・ボーイズが60年代の夏でビーチなアルバムじゃなく、
70年代の暗くて地味なアルバムを選ぶのだろう?
(重箱の隅を突付くようでアレだけど、「1971」とあるのは正確には間違い。
 これはあくまで演奏された年であって発売されたのは今年であることに注意。
 しかも「ビーチボイス」になってた・・・)
毎月レパートリーが変わってて、いろんなバリエーションが選ばれていった果てに
今はこうなったってだけなんだろうな。
でも、いきなり目にするとギョッとする。
僕みたいな人間からすれば気になって気になって気になって仕方がない。


「うーむ?」と思いながらあれこれコントローラーをいじくっていたら
画面がハングして黒の背景に「halted」の文字が。
再起動が始まる。ペンギンのキャラクターが出てきて、文字列がスクロールする。
OS が Linux だということがわかる。


そういえばユニセフの募金活動を機内で行っていて、
フライトアテンダントが袋を持って通路を歩く。
何人かの人が心優しくも袋の中にお金を入れた。