池袋、新宿〜渋谷

昨日の東京は20℃を超えたのだとか。
ダウンジャケットだと暑かった。
今日もまたその名残なのか温かい1日だった。
予定のない暇な時期もそろそろ終わりそうで、終日ブラブラと出歩いていた。


10時過ぎに部屋を出る。
昨日同様、池袋まで丸の内線で往復して『禅とオートバイ修理技術』を読む。
池袋に着いて12時前、どこで食べようか。
蒙古タンメン中本」に行ってみることにする。池袋は初めて。
うまいけど体によくないだろうなあ…、とこのところずっと食べてなかった。
入ってみたら狭い店舗の中で10人ほど待ち。
食べ終わる頃には外を出て2階の店舗、階段の外まで行列になっていた。
Karrimor や mont-bell を着るようになってからアウトドアブランドが気になって
L-Breath と好日山荘に入ったのち、東武百貨店へ。
メトロポリタンプラザはルミネに変わってたんですね…
地下に入ってエチカへ。
カフェを見つけて紅茶を飲みながら『禅とオートバイ修理技術』の続きを。


この日は17時半から「ほんばこや」の打ち合わせが渋谷であった。
丸の内線で新宿まで移動して、14時前。渋谷まで歩いてみることにする。
新宿から代々木まで、原宿から渋谷までは何度もあったけど、
代々木から原宿までを歩いたことがない。
なんとなくパンクな気分で crass のベストを聞きながら
高島屋タイムズスクエアを歩いて、代々木へ。
それぞれにおしゃれな新宿と原宿に挟まれて
駅前のチェーン店居酒屋の並びも垢抜けず取り残されたように思う。
共産党のビルがあった。この周りが閑散として人通りがない。
全共闘時代に「代々木」と言うと…、ということを思いだす。


南に下っていって、明治通りへ。住所は千駄ヶ谷となる。
副都心線北参道駅。カレー屋がちらほらとある。
「イトキン」と書かれたビルがいくつか並んでいて、気になった。
原宿駅方面に向かう。人通りがグッと多くなる。
どこをどう見ても男性な人がメイド服を着て無言で歩いている。
それを外国人観光客が喜んで写真に撮っている。


なんとはなしに明治神宮へ。
緑の中、幅広い道を歩くというのは気持ちいい。
最近疲れ気味の目にもよいように感じる。
正月には初詣客で埋まるのか。想像がつかない。
歩いていたら日本酒の樽が奉納されている角に出る。
その向かいには道を隔ててワインの樽が積み重ねられていた。
「「和魂洋才」を旨とし、わが国の伝統のこころを守りつつ」
明治天皇は積極的に西洋を取り入れ、食事には葡萄酒を好んだとのこと。
樽はブルゴーニュから奉納とのこと。


参拝しておみくじを引く。ここのは大吉・凶というのではなくて、
ありがたい言葉が書かれているだけ。「あれ?」という感じ。
周りの人たちも首をかしげていた。
僕が引いたのは明治天皇のお言葉だったかな。
最初勝手が分からなくて、外国人向けの英語のを引いてしまった。
これもまた時代の分からない天皇によるものだった。うーむ。


引き続き歩いて、渋谷へ。
○|○|の前でアイドル・グループがイベント。
集まりまで1時間ほど時間がある。
スタバでもドトールでもどこでもいいから入って
『禅とオートバイ修理技術』を読もうとするがどこも混んでそうで。
渋谷ってなんでこんなに人が多いのか…
EXCELSIOR CAFE に入ったんだったか。
2階席は混み合っておりますと言われた。
渋谷に落ち着いて本を読める喫茶店はあるのだろうか?


それと路上をノロノロ走ってるあの宣伝用のトラックは…、なんなんだろ。
アイドルグループとかソーシャルゲームとか。
僕のようなおじさん世代だと逆に反感を抱くけど。
若者たちにはどう映ってんだろう?