朝起きて床屋へ。
「投票所に行きましたか?」
都議会議員選挙の話になる。
「都議会議員って中途半端な位置ですよね。
区議会から衆議院の間の腰掛け。
私の持論としてね、都議会議員を3期やった人って
もうやめて次に譲ったらいいと思うんだよね。
2期務めて上に、衆議院に上がれないような人に
そのまま居座られても困るっていうか」
「都議会議員って言っても、駅前の演説で
杉並区とか都政の話してる人、いないでしょう?
東京オリンピックをどうしたいのか、とかさ。
原発や少子化問題も大事だけど
それってあくまで政党の政策を語ってるだけでしょ?
代理で選挙に出てるだけだよね」
そんなわけで僕も正直な話、誰に投票したいということもなく。
消去法で消していくと何も残らない。
結局、駅前に最も多い回数立っていた印象の人に投票する。
立ってたのは選挙前だけだとしても。
政党としては指示したくないけど、今回あの政党よりはまし。
僕にとって政治ってそんなもんか。
そして参議院選挙が次に来る。
投票所のある中学校に向かうと
試合を終えたばかりなのか
グラウンド脇にユニフォームを着た草野球のチームが。
煙草を吸いながら終わったばかりの試合の話をしている。
監督かコーチらしき初老の男性と
選手の妻らしき女性が小さい声で真剣に話しこんでいる。
何の話なのかは分からない。
そんな日曜の午後。