和歌山出張その1

1/16(木)・1/17(金)と和歌山出張。
今回はまっすぐ帰ってきて、大阪や京都で一泊したりはしない。

    • -

1/15(水)


18時前にオフィスを出て東京駅まで歩いていく。
みどりの窓口で帰りの新幹線を1本遅らせる。
和歌山からの乗換えが10分しかなくて不安だった。
551も買えないし。
21:00発を21:10発へ。終電21:20発は満席。
窓口の女性係員曰く
「1本前のこちら空いてますね、車体が古いからでしょうか」
こういうのってJRの社員ないしは鉄道好きの発想なのだろうか。
それともコンセントは Wi-Fi の有無を気にする人がけっこう多いのだろうか。


道中で読む手持ちの本が少なく、OAZO丸善へ。
あれこれ迷った挙句、去年気になっていた『知の逆転』へ。
オリバー・サックスやジャレド・ダイヤモンド、
ノーム・チョムスキーらへのインタビュー。


改札をくぐってグランスタ。
今回はあれこれつまみを買い込まないつもりが
結局1,000円の焼き鳥盛り合わせを塩・タレふたつ。


19:00発。新幹線に乗ってる間は
プロジェクトX リーダーたちの言葉』を読む。
青函トンネルの工事現場のリーダーであるとか
三宅島噴火の避難を指揮した助役であるとか。
無名の人たちの一世一代の働き。思わず涙ぐむ。


焼き鳥のあと、3連休の中日の汁講で学衆の方から頂いた
シアトル産のポップコーン「KuKuRuZa」を食べる。
トリュフフロマージュポルチーニ
ポップコーンとは思えないぐらい、うまかった。
表参道で行列の店らしい。
そういえばこの前通りがかったときに見かけたように思う。


乗り換えて和歌山着。23時。
今回はドーミーイン。
ビジネスホテルって東横インだろうと東急インだろうと地元のホテルだろうと
部屋は大差ないし(あるとしたらコンセントの数か?)
朝食バイキングも品数の多い少ないはあっても
品質の高い低いはないしってことで
温泉大浴場の有無(アパヴィラにはあるなど)で選んできたんだけど、
ドーミーインは夜、「夜鳴きそば」ってことで食堂で半ラーメンが無料なんですね。
到着したら温かいものが用意されているというのはかなり心揺さぶるものがあって。
そんで大浴場もあるし僕としては今、ドーミーインなのである。
東横インが朝、無料でおにぎりを用意しているというのは似ているようでだいぶ違う)
昨年泊まった稚内のドーミーインは覚えてないけど、
ここ和歌山のドーミーインは部屋と入り口との間に仕切りがあるのがいい。


大浴場に入りに行く。
露天風呂のほうにはテレビのモニターが。
海上自衛隊の船と釣り船の衝突事故で船長と客が1人重態だと。


風呂から上がって缶チューハイを飲みながら
杉浦日向子ニッポニア・ニッポン』を読み始める。
午前1時に眠る。

    • -

1/16(木)


06:45に目覚まし。
大浴場へ。露天風呂にはリンゴが浮かんでいた。
テレビを見ながらゆっくりとつかる。
本田のACミラン発ゴール。
昨日の衝突事故は2人死亡。
新聞各紙、釣り船が先にいたのか後から追い越したのか見解が異なる。
部屋に戻ってきて目覚ましテレビ。
大根おろし鍋」がはやっているのだという。
白菜と豚ばら肉の上に大根おろししろくまやパンダ、アルパカを。
それを Twitter で見た人たちが雪だるまを作ったり。


バスに乗って出かける。
杉浦日向子『うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」』を読む。
この冬一番の寒さ。駅前は寒かった。
しかし海辺に出ると日差しが強く暖かい気がした。
昼、下の階のレストランで唐揚定食。
夜、駅前に戻って東側に出て「三八波」という和食の店で飲む。
御造り盛り合わせ、鯨の唐揚げ、明太子とチーズの春巻きなど。
メニューには「円」ではなく「縁」と書かれていた。
閉店までいて、店からのお土産になぜか新鮮な生卵をもらう。
パッケージの中に1個だけ入っている。殻は茶色。
ホテルまで戻ってきてドーミーインの夜鳴きそばに入れて食べたらうまかった。
和歌山はいい人たちばかりだ。


大浴場に入りに行く。
露天風呂のモニターには相変わらずACミラン本田と海上自衛隊の衝突事故。
部屋で缶チューハイを飲みながら
杉浦日向子ニッポニア・ニッポン』を読み終え、
『うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」』の続きを。
午前0時半、どうにも眠くなって眠る。