和歌山出張その2

1/17(金)


昨日同様、06:45起き。
大浴場へ。ニュースはやはり本田。
アカデミー賞のノミネート。『風立ちぬ』が長編アニメーション賞。
『九十九』という作品が短編アニメーション賞。
最多ノミネートは『ゼロ・グラビティ』が作品賞など10部門。
阪神大震災から19年と知る。


チェックアウトして駅前へ。
荷物をコインロッカーに預けるかどうか迷って、軽いからまあいいかと思う。
またバスに乗って出かける。
今日も晴れているが、寒い。


「三八波」は和歌山市で1位・2位のうまい店だと聞く。
和歌山市では珍しくランチが行列になる。
1位は「銀平」だという。グランフロントや銀座にも出店しているとのこと。


昼は前回同様「丸三」へ。
駐車場はいっぱい。店の前の道路に既に6台並んでいる。
15分ほど待って中に入れる。入り口でも少し待つ。
特製大盛に玉子追加。和歌山ラーメンでの「特製」とはチャーシュー麺のこと。
そのつもりはなかったのに、スープを全部飲み干してしまった。


戻ってきて昼休みに会社への和歌山土産を買いに行く。
賞味期限が近いのだろう、半額になっていた商品がいくつかあって
そのうちの「梅もなか」にする。
前回11月にちゃんと買って行ったから今回はあっさりでいいだろう。


午前午後と打ち合わせを続けてその合間にそのメモを取って。
2日間よく働いた。予定していた内容を一通り消化できた。
しかし来週東京戻ってきてからのまとめも大変そうだ。


帰りは夕方バスに乗って。
行きは和歌山駅前からまっすぐだが、
帰りは和歌山城や県庁・市役所、けやき大通りのアロチなどを経由する。
会社帰りの人たちが乗り込む時間帯で混む。
和歌山城は白くライトアップされていた。


駅前で同行の方と別れる。
18時過ぎ。特急は19:46で一時間半ほど暇ができる。
コインロッカーに荷物を預けて駅ビル「MIO」をブラブラする。
土産物売場を見ていたら「出張くまモン」がここにも。
熊野古道を抱えていた。
本屋で新幹線の中で読む本を物色するが特にこれと言って目につくものはなく。


近鉄百貨店へ。5階建てと高さはないけどフロアはけっこう広いんですね。
最上階では「九州うまかもん市」
入り口にいきなりくまモンショップ。あちこちの店でくまモン
くまモン人形焼なんてのもあった。熊本だと他に「いきなり団子」
長崎のチャンポンや佐世保バーガーなど名物がたくさん。
新幹線で食べる酒のつまみを買おうと博多の一口餃子。
(「博多 祇園町 うま馬 創業昭和二十八年」と書かれていた)
長崎の鶏モツ煮は大サイズを半額で。


近鉄百貨店は19時閉店で夜が早い。
駅前のコンビ二の前に柄の悪い高校生・女子高生がたむろする。
地下の広場で一昔前のヤンキー風情のスケボー少年が集まっている。
広場の隅には市民が不要な本を持ち寄って
ご自由にお読みください、とした本棚が置かれていた。
地上に戻ると暴走族が唸っていた。近くの国体道路を走っているのだろう。


ホームに立つと満月が見えた。
特急に乗る。ガラガラ。缶チューハイを飲みながら
『知の逆転』のジャレド・ダイヤモンドの章を読み始める。
1時間があっというまに過ぎ去って、新大阪の駅で乗り換える。
551が開いていたのでつい、買ってしまう。
温かい焼売は売り切れ、海老焼売にする。
缶ビールと缶チューハイを買い込んで車両に乗る。
21:10発、指定席はほぼ満席。海老焼売と鶏モツ煮をつまみに飲む。
一口餃子は温めて明日の夜食べることにした。
鶏モツ煮は家庭用の放送だったため豪快に汁漏れ。
ビニール袋の中でそーっと開けながら食べた。
『うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」』を読む。
周りのサラリーマンたちはほぼ皆眠っている。
ノートPCを開けたまま。
缶ビールをゴキュゴキュと空けてさっさと寝る。
終電一本前。恐らくどこかで飲んできたのだろう。


23:42着、丸の内線に乗って帰って来る。
いつのまにか眠っていた。
東京もまた寒い。明日は雪が降るのだとか。