ハロウィンはなぜこんなことになってしまったのか

10月最終日、31日(金)はハロウィン。
新宿を歩いていたらコスプレをした若者たちばかり。
悪魔とかドラキュラの格好ならばまだいいんだけど、
ビールの空き缶の被り物とかセクシーな看守ってなんなんだろ。
若者たちにとってハロウィンって公然とコスプレをしていい日って
位置づけなんだろうな。


よく見かけたのがゾンビメイク。
左頬に厚くただれた傷跡が盛り上がっていたり。
渋谷のハンズ、井の頭通り側の入口で無料のお試しでゾンビメイクを施していた。
あれが大きいのかな。
そこまでいかなくても往年の大槻ケンヂのように目元にひび割れが入っているとか。
ハロウィンは元々お化けの格好をする日だけど、
若者たちにすればゾンビも変わらないのか。
それはそれで風情というものが感じられないと思う僕はオジサン化著しいのか。
渋谷で騒いで二人逮捕というニュースを昨日見かけて、なんだかなーと思った。


一方で先週日曜は荻窪の街も子供たちがおめかしをして
保護者に引率されてグループになって、お菓子をもらいに目印のついた家々を回っていた。
こちらもまた定着したが、同じ出所のイベントとは全く思えない。


僕が会社に入った1999年の頃はまだ一般的ではなかった。
最初に配属された部門の先輩が夜、六本木のイベントに行くからと
ドラキュラの衣装の着替えを持ってきていた。
「へー、日本でもそういうのあるんですね」と僕らは珍しがった。
つい10数年前でもその程度だったのだ。
ハロウィンがここまで盛り上がるようになって、
バレンタインデーの不二家のように誰が儲かるようになっているのか?


ま、いいか。
それはそうと31日はウォーリーの格好をした男女で新宿のあちこちで見かけた。
赤のボーダーに丸メガネ。
あれはなんだったんだろ。
全日本ウォーリーを探せ愛好会のファンの集い、みたいなものなのか。
皆で今日が出番か! とソワソワしていたのだろう。


「渋谷のハロウィンがレベル高すぎ! 仮装コスプレギャルの激写画像まとめ」
http://kai-you.net/article/10122