銭湯へ

昨日はイシス編集学校の感門之盟(卒業式)。
34守(基本コースの34期)と物語講座の七綴。
自分は直接の関係はなかったけど、
妻が34守で初めての師範を務めたので家族の付き添い的に顔を出してみた。
新宿のアフ感(アフター感門之盟、打ち上げの宴席のこと)にも出て
卒業生たちを次の34破(応用コースの34期)に勧誘する。そちらは僕が師範。
アフアフ感(つまり、2次会)を朝まで。
6時過ぎに帰ってくる。


シャワーも浴びずに布団にもぐりこんで、目が覚めたら14時を過ぎていた。
予定はなく、2階のCD棚を整理したり洗濯物を干したりしていたら
暗くなって17時半を過ぎている。
笑点大喜利を見た後でふと思い立ち近くの銭湯へ。
用賀駅に向かう途中。前から気になっていた。


古き良き木造の屋敷。
番台があって靴箱があって、
ゆかりがあるのだろうか梟の置物や絵を飾っている。
隣はコインランドリーというのも定番通りでいい。
入浴料は460円。東京都内この価格なのだろうか。
都内どこでも共通で使える回数券が10枚綴りで4200円だった。
世田谷区は65歳以上だと申請すれば入浴券をもらえるとポスターが貼ってあった。


日曜の夕方なので混んでるかと思いきやそんなことはなく先客は4・5人か。
皆長居せず体を洗って風呂に入ってさっと出ていく。
浴槽はゴボゴボと湧いてる普通のと、ぬるめの檜のとがあった。
檜の方は頭上に屋根がしつらえてあった。峠の風呂、という感じ。
お湯の中に布で包んだものが入ってあって、聞けば炭が入っているとのこと。


男湯は黙ってそれぞれに風呂に入るだけ。
女湯は脱衣所なのか洗い場なのか賑やかな声が聞こえてくる。
母親と一緒に入っている子どもたちもいる。


風呂から出て着替えて靴を履き、番台の前の長椅子に座って妻が出てくるのを待つ。
神田川のようだ。
ジョギングのあとに入りに来ると気持ちいいだろうな。
神保町の銭湯は皇居の周りを走るランナーたちのために
ロッカーに荷物を預けられるサービスを提供していた。


荻窪に住んでいた時は周りに2軒の銭湯があった。
どちらも行けずじまい。
そのうちの1軒はあるとき前を通りがかったら廃業していた。
もう一軒もそうかもしれない。
都内の銭湯がどんどん廃業していってると聞く。
今日の銭湯が末永く続くことを祈る。
また行こう。