カレーの話、さらに続き

カレーの話、その後。いろいろ聞いた。


・カレーのジャガイモが嫌いな人がいる。
 とろっとした触感が。
 それがカレー嫌いとなる。


カレーパンマンのB級感キャラってどうよ?


・カレーにソースをかける文化の地域もある。
 市販のカレールーは完成しているから何も足すなとメーカーは主張するが。


・隠し味にチーズ、牛乳、赤ワインはあり。


小林カツ代のレシピに「カレー豚じゃが」ってあった。
 肉じゃがの肉が豚肉でカレー風味。どちらかといえば肉じゃが。


・肉じゃがにカレーを放り込んで「カレーです」と言ったのが
 日本の家庭のカレーの始まりらしい。(確か書いたのは司馬遼太郎
 だからじゃがいもを入れるのか。


・肉じゃがは関西だと牛肉、関東だと豚肉というんはよく聞くけど、
 カレーもやはりそうらしい。
 名古屋は鶏肉だったりして。そんなことないか。


・肉が高かったので、昔の人は鯨の肉をカレーに入れた。


・「カレー用グレイビーポット」は必要か?
 昭和の子らにとって「特別感」の象徴。「おカレー」にするため必要。


・群馬かどこかの水上村というスキー場のレストランには
 付近の水上ダムにあやかった「ダムカレー」なるものがある。
 ご飯がダム型 。


平野レミならばどんなカレーを作るだろう? 想像してみる。
 まずはニンニクを大胆にクラッシュ 。
 ドシャメシャに騒ぎながらも指先は
 ブラックジャックのメスさばきのように正確に動く 。
 結果五分で完成 。
「こんなんでいいわよね」
 メニューはオクラとキノコのスープカレーとかそういうの 。
 ブロッコリーが丸ごと入っている。


・「型」がないのがカレーという気がする。
 いつかその家その人の「型」にはなっても
 掘り下げていくと骨組みやネジや釘がそれぞれ違ってて
 塗装だけは共通している、というような 。