カレーを作る '2018

昼、今シーズン初めてのカレーを作る。
先月札幌にドリカムのコンサートを見に行って、
次の日、妻の友人夫婦に半日アテンドしてもらった。
最初は手探りでぎこちなかった旦那ふたりの会話が打ち解けたのは
(妻のSNS上では)僕が料理上手ということになっていて、
得意料理を聞かれて「ベタだけどカレー」と答えた時だった。
そこからひとしきりカレー談義。
向こうの旦那も食べ盛りの息子二人のために週に一度はカレーを作るのだという。
でもいつも同じレシピでささっとやるだけ。
得意というからには何が違うのだろう、食べてみたいということに。
作ったカレー送ってくれたら、こっちからはサッポロの赤星送りますよとなって、
ボヤボヤしているうちに先日赤星が1ケース届いてしまった。
だったらカレー作らなきゃと。


午前中、ライフに買い出し。
今回のポイントはふたつ。
・上の子は高校生ということで肉がたくさん入ってるとうれしいだろう。
 ということで豚肉はコマとブロック。鶏モモも。
 肉が二種三品目というカレー。豪華だ。
 なんで肉が二種類だとおいしくなるんでしょうね。
 理由はわからず。ハーフの女性がエキゾチックな美女になるのと一緒?


・妻の友人は青森出身なんだけど、
 北海道に移ってからリンゴアレルギーになってしまったという。
 原因はなんと白樺の花粉。バラ科の果物が受け付けなくなる。
 あんまり知られてないことだけど、北海道の人に結構多いとのこと。
 そんなわけで隠し味にリンゴジュースが使えず、しかし何か入れたい。
 マスカットジュースがいいだろうかと思って手に取るが、
 妻曰く甘さをつけるためにリンゴの果汁を使ってたりすると。
 原材料を見てみたら確かに入っていた。
 これには入ってないだろうなあとプルーンにしてみた。


人参1本、じゃがいも4個を切って、玉ねぎは3個を半月切り、1個をみじん切り。
後者はニンニクのみじん切り、生姜をすりおろしたのをボールで一緒にする。
人参、ジャガイモをフライパンで炒めて焼き色がついた頃に鍋に移す。
半月切りの玉ネギをフライパンで炒める。クレイジーソルトを少し加える。
飴色になるというか、タマネギがしんなりとして柔らかくなってきたら鍋に移す。
タマネギとニンニクのみじん切り、すりおろした生姜を炒める。
そこに豚小間を加えて塩胡椒をして炒める。鍋に移す。
最後に鶏モモと豚ブロックを炒める。塩胡椒をする。鍋に移す。
コンソメを加えて水1300ccとプルーンジュース125ccを入れて煮る。
沸いたらあくをすくって、火を弱くして20分ほど。
火を止めてカレー粉を入れる。
母のレシピを継承して、僕もゴールデンカレーの中辛とバーモントカレーの甘口を半分ずつ。
最後にうまソースとうまトマソースをぐるっと鍋に。バターもひとかけら。


今回もおいしくつくることができた。
温かいうちにビニール袋に詰めたらよくないと妻が言う。
明日ビニール袋に入れてジップロックへ。
保冷剤を入れた保冷バッグでクールにて送る予定。
冷凍するとジャガイモがスポンジみたいになっておいしくないですからね。
この季節ならば大丈夫かと。