箱根駅伝往路、同窓会(青森帰省 その4)

フェルディナント・フォン・シーラッハ『罪悪』が面白く、昨晩のうちに読み終える。
そのうちに午前1時。


箱根駅伝が始まるため、7時半に起こされる。
見るは見るのだが、今年も青山学院が独走だろうと。
食べ終えて掃除機をかけて、2区の途中で外に出る。
今日もまた快晴。


善知鳥神社で初詣。2日目なのでそれほど混んでない。
おみくじを引くと別の番号だったが、僕も妻も同じく「吉」で
読まれていた句が同じだった。
「紅の涙の雨にぬれしとて 蓑を着てゐる うとうやすかた」
善知鳥安方ということはもしかしたらどのおみくじも今年はこの句なのかもしれない。
「このみくじにあたる人は、位高い生まれゆえ、人の上に立つ身分で幸福である。
 しかし、自分を高ぶったり人を見下す時は、いったん立身するけれど、
 禍の身になりますから、心正直にして慎むことです。」
「病気 十分養生すればよくなります。
 争事 勝ちます。
 願望 叶います。」などなど。


観光物産館「アスパム」は閑散としていた。
タイミングが合えば津軽三味線を見たかったけど一時間後だった。
青森港へ。この時期にしては珍しく海が青い。
橋を渡って八甲田丸の前を経由して A-FACTORY へ。
小学生たちの作っただるまねぶたが並んでいる。
アニメなどのキャラクターが多い。
ドラえもんポケモンピカチュウふなっしーゲゲゲの鬼太郎
探したらピコ太郎があった。


A-FACTORY の2階でプリペイドカードを買ってシードルを試飲する。
ニッカシードルのロゼ、キモリシードルのドライ、アオモリシードルのドライ。
館内放送があって、11時からお雑煮を振舞うのだという。列に並んでもらう。
弘前津軽味噌・醤油を作っているところの提供。
優しい味でおいしかった。味噌を買う。


アウガ地下の市場を歩く。ほとんどの店が閉まっていた。
お供えの餅と田酒などの酒を飾っている。
乾物か冷凍のを扱う店がいくつか開いていた。
食堂もマグロとホタテは完売とあった。大晦日と元日で売り切ったか。


さくらの百貨店の地下で母に頼まれた食材を買って帰る。
気温を見たら8℃。さらに温かい。


昼はヤマザキのフランスパンを買って
おせちの中のパテなどを乗せて食べる。
餅も焼く。レバーペーストを塗ったらおいしかった。
箱根駅伝は順当に青山学院が往路優勝を果たしたが、
二位早稲田まで30秒ほど。5位駒澤まで4分差。
明日の復路は面白いことになりそうだ。


続けて全国高校サッカー
青森山田が前半で3得点。強い。
昼寝して16時過ぎに家を出る。小雨。


会場はホテル青森。
行ってみたら披露宴の行われる中で最も豪華な部屋だっただろうか。
大きなシャンデリアがいくつも吊り下がっていた。
青森側の同窓会の役員幹事はほぼ皆スーツで、え、フォーマルな集まりだったの? と。
担任の先生も来ていた。僕らのことをよく覚えていた。
東京側の幹事を代表して岡ちゃんがスピーチを、となる。
青森側幹事の紹介の後と聞いてたんだけど時間が押していたのかその時はなし。
ああ、カットされたんだろうなとそこから先ビールを飲んでいたら
最後の最後になって今からお願いと。
○組の××君と名前を挙げるところでことごとく間違ってグダグダ。


懐かしい人に何人も会って話し込む。
全然知らない、当時話したことのない、こいつ誰だろう? という人も多かった。
男子は太ったり髪が薄くなったりもしつつ、ほぼ皆変わっていない。
女子はたいがい垢ぬけていて、あの頃いたっけ? とガラッと変わった人もいた。
集まったのは先生も入れて百人弱だったか。全体の1/4ぐらい。
まったく連絡がつかない人も多いという。


二次会、三次会、四次会と行って気が付いたら午前3時。
四次会は眠り込んでウッ具合が悪いと目が覚めた瞬間、イッキに戻して口の中へ。
それが溢れて… 大変なことになるが、皆酔っぱらっているので大事にならず。
帰ってきて風呂に入って寝たのは午前4時。