朝起きて会社に行って仕事をする。
日本人の大多数がサラリーマンとして働いて、給料をもらっている。
しかしその仕事はどれぐらい有用なものなのだろう。
朝9時が始業時間で昼休みがあって、午後少し休んで、残業をして19時に会社を出る。
その8時間から9時間ほどの時間はどれだけ意味のあるものだったか。
仕事のために仕事を作っていたり、後から振り返ると完全に失敗のプロジェクトだったり。
無駄な時間を過ごしていると当人または第三者が感じる局面は多々ある。
そういう指標を作れないか。生産性とは別に。
「有効○○仕事時間」とでもいうか。
で、それって国によって、企業によって、たぶんかなり違うんですね。
北欧はかなり高いような気がする。
図体が大きいだけの官僚的な大企業は小さい気がする。
一人の人生の中でも若い頃は無駄な寄り道が多かったな、と思うことがある。
逆に、今思うとあの時無駄に見えたことが役に立った、ということもあるだろう。
例えば、オフィスで8時間過ごしたうち、
自分にとって学ぶところがあったとか他人の役に立ったといった時間が
どれだけになるかを計ってみる。
難しいのは、性格によっては全てが無駄と切り捨てる人もいるだろうし、
全てが役立ったと肯定する人もいるだろう。
実際には全く逆だったとしても。
客観的な評価の基準を持つのが難しい。
言葉にすると「やりがい」であるとか。
労働とか生産性とか職場環境を研究している学者の方の中には
近いことを考えている人もいるのではないか。
日本人ってデータとしてどんなだろうな。
東京や大阪といった大都市と地方とでは違うのだろう。
なんにしてもこの指標は自分のであれ、他人のであれ上がった方がいい。
上がりようがないならば、何かを変えなければいけない。
そこのところが変わりようがないと諦めている人は結構多いのではないか。
そういった変化を許容できる度合いと「有効○○仕事時間」は連動するような気がする。