Mute40周年で、ジョン・ケージ「4:33」を…

虚構新聞にこういうお詫びが。
「「ジョン・ケージ4分33秒」トリビュート盤発売が決定」についてお詫び」
 http://kyoko-np.net/owabi_190118.html


2015年の記事「ジョン・ケージ4分33秒」トリビュート盤発売が決定」
 http://kyoko-np.net/2015101401.html


こちらが現実となってしまったことにより、誤報になったと。ああ、ややこしい。


探してみると、記事があった。
「MuteがJohn Cage4分33秒を再解釈したボックスセットを発表」
 https://jp.residentadvisor.net/news/43092


今年の5月に発売のようだ。
Mute レーベル40周年を記念してのもの。
Depeche Mode , Einsturezende Neubauten, Laibach などミュートがらみのバンドだけではなく、
Phew, Chris Carter, Richie hawtin といった名前も挙がっている。すごい。
ジョン・ケージの「4分33秒」といえば、
ミュージシャンが楽器を前にして「4分33秒」間、演奏しないことにより
「演奏」が成り立つというもの。
それを50組集めている。
まさか「4分33秒」×50の無音が続くわけではなく、各ミュージシャンの発想力・想像力が問われる。
今年一番の問題作ではないか。


その40周年をお祝いするプロジェクト「Mute4.0」についても読んでみた。
「〈Mute〉が創立40周年を機に立ち上げたプロジェクト『MUTE 4.0 (1978 > TOMORROW)』を発表」
 https://higher-frequency.com/news/mute-40-1978-tomorrow-daniel-miller


イベントだけじゃなく、いろいろリリースもされるみたいですね。
 https://www.roughtrade.com/gb/mute-4-0


A Certain Ratio の昨年出たベストもその一環なのかな。
Can や Throbbing Gristle や Einsturezende Neubauten の珍しい音源に期待。
Fad Gadget が再発されるみたいで、この機会に再評価されるかもしれない。


90年代初めの高校時代から今に至るまで、心の底から好きなバンドの多くが Mute だったな。
40周年か。長く続くって偉大なことだ。これからも末永く続いてほしい。