阪神のアレのこと

阪神タイガースが18年ぶりの、ゆ、いや、アレとのこと。
小学校の時に青森市石江のスイミングスクールに通って以来の
ヤクルトファンとしては今年はなんとも不甲斐ない1年でした。
 
入社して3年目ぐらいのときの上司が
1985年のアレの際にカーネルサンダースの像をワッショイワッショイして
道頓堀に投げ入れた1人と聞いて、当時は本気で尊敬していました。
 
友人の結婚パーティーの録画を頼まれて会場に行ってみたら
新郎の友人の1/3がハーレー仲間、1/3がトラキチで、アレはすごかったなあ。
「ワインなんてブドウの腐ったもんやろが!」
 
妻が言う。都市伝説か。
阪神がアレしたときに若い女の子がデパートを歩いていたら、
『姉ちゃんこれ買うたるわ』って気前よく払ってくれるおっちゃんがいるんでしょ?」
 
野球を抜きにすると、僕は「阪神」と聞くと梅田の百貨店を思い出す。
もちろん地下のスナックパークにあったイカ焼き。もう15年ぐらい前か。
行ってみたら全然行列じゃなくて拍子抜けしたことだけ覚えている。
 
阪神と言えば、LA-PPISCH上田現と杉本恭一。
ボロボロになった『新・恭一&現の時事放談』を今も持っている。
相当な剛腕だけど勉強ができずに留年というピッチャーを阪神がスカウト、という話とか。
 
今、道頓堀はすごいんだろうな。ハロウィンの比じゃないって話らしいが。
いつまでもやまない六甲おろしの大合唱に老いも若きも肩を組んで?
どんどん川に飛び込んでいく。次のカーネルサンダースを担ぎ込む。
 
朝までその熱狂は続く。たぶん。
そこまで身をゆだねるものがあることをうらやましく思う。
……今年のヤクルトは全然いいとこなかったなあ。神宮にもいかなかった……