ワクチン接種券が届いた

昨日、練馬区から「新型コロナウイルスワクチン接種券」が届いた。
前回接種したのが昨年10月だから、1年ぶりか。
もう来ないのか、終わったのか、と思っていた。
5類になって気の緩んだことが関係するのか、新種が出てきたからなのか、
夏にかけて感染者が増えたからの対策なのだろう、と思った。
 
よし、受けよう、すぐ行こう、とは思わなかった。
今のところ迷っている。
僕自身はワクチンに対して肯定的でも否定的でもない。
長い物には巻かれろ、まあ、やっといた方が無難かな、という。
とはいえどうなんだろうなあ。
 
封筒に記載された資料をもとに会場を検索すると
学校やホテル、市の施設といったところはなくなっていた。
大病院か個人のクリニックのみのみのようだ。
その時点でインフルエンザの予防接種と同じようなものになったんだなと。
だとしたら僕はインフルエンザ予防接種はほとんどやってない。
 
結局僕は新型コロナウイルスにかからなかった。たぶん。
かかっていたけど気づかなかった、でなければ。
この夏、身の回りで感染した人の話をチラホラと見かけた。
子供を通じて感染、という経路が相変わらず多いようだ。
今回ワクチンを接種したから防げるかというと、よくわからなくなってきた。
 
新型コロナウイルスの感染者が増加して
2020年、初めての緊急事態宣言が出た頃、
3年後ぐらいには風邪の一種のような扱いになると予想した医者の方がいて
当時はこの人何のんきなこと言ってんだ? と思ったけど、
結局その予想は正しかったことになる。
 
あと2年もしたら新型コロナウイルスの記憶自体風化していくのかもしれない。
東京オリンピックも4年おきだから2020年開催だった、なんて思いこむとか。
そんなふうに思うのは僕や妻が入院や隔離の生活を送ることがなかったからだろうな。
自分なりに気を付けて3年過ごして、他人事のまま、対岸の火事のまま終わった、というような。
それがいいのか、よくわからない。