吉祥寺秋祭り

天気がよかったので自転車に乗ってふらっと吉祥寺に出かける。
Disk Union で CD を売ろうと思って伊勢丹の通りに差し掛かると太鼓の音が。
紫色のはっぴを着て髪を結った女の人たちがトラックの上で太鼓を叩いている。
「吉祥寺秋祭り」ということらしい。
サンロードのアーケードの下を駅前の広場に向かって歩いていると
揃いのはっぴを着た男女が威勢良く神輿を担いでいた。
10代後半から30代前半というところか。


はっぴは灰色の地に青で模様が描かれていて、
よく見るとどれも同じではなくて1つ1つ模様(四角形の形や大きさ)が違う。
背中には大きくサンロードとか吉祥寺と書かれている。
こういうはっぴって個人で持っているものなのだろうか?
家で代々受け継がれている?そんなわけないか。
みんな同じものだと祭りの前に町内会で配られたって感じがするけど、どうなのだろう?
こういうのも当日になって実行委員会がテントで配ってるものなのだろうか。


ヤンキーの女の子にとっては「出番」のようで、
全身黄色やオレンジやピンクの衣装(オウムの胴着っぽい)を身にまとって
神輿を担いだ後なのか汗だくになって歩いていた。


それにしてももう秋なのか。

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吉祥寺のカレー屋といえば「まめ蔵」が有名であるが
ものの本を読んでみると「ガネーシャ」という店もいいらしい。
ハモニカ横丁にある。
吉祥寺に詳しい人ならば知っているが、狭い路地裏に小さな店がひしめきあっている。
何十年もやっているような婦人洋品店や魚屋や一杯飲み屋が軒を連ねている一方で
ここ最近の傾向として小奇麗な佇まいのバーもモザイクのように嵌め込まれている。
11時という時間が早かったせいかどこもかしこもシャッターを下ろしている。
ガネーシャも見つからず。看板が出ていると思っていたのだが。


カレーが食いたかったのでサンロードにあるインド料理屋「サムラート」に入る。
都内各地にある。その吉祥寺店。
そこそこうまいのだが、カレーもサフランライスも温度が低くて
食べているうちにすぐにも冷めてしまう。
これってなんなのか?


日本橋にオフィスがあった頃何度か通った地下のインド料理屋、
名前は覚えてないがあそこのカレーがまた食べたい。


というか「どん花」のカツ丼とカツカレーを死ぬ前にもう1度食べてみたい。
吉祥寺に来る度に一生の間ずっと、思い出し続けるんだろうな。

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屋久島に行ってみたいと思う。


ツアーのパンフレットを今、部屋の中で眺めている。