忙しいのよ(12)

何人かの人から年賀状が届く。
相変わらずの人もいればいつのまにか境遇の変わってる人もいて、
いろんな意味で「ふーむ」と思う。
それにしても同世代の人から年賀状をもらうとしたら
断然多いのは結婚したばかりか子供が生まれたばかりの人たちであって、
結婚式の写真か子供の写真で作った厚めのハガキになっている。


届かなくなった人のことを思い出し、
どうしてんだろうなと一瞬思うが、すぐにも「ま、いいか」と思い直す。
若いうちは年賀状の1つや2つで動じたりしない。

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昨日の夜どうしても音楽が聞きたくなり、早めに帰る。
(早めと言っても会社を出たのは21時だが)


チャーリー・ヘイデンというジャズ・ベーシストの69年の作品
「Liberation Music Orchestra」を聞く。
当時のフリージャズ系、名うてのミュージシャン総勢13人による演奏。
カーラ・ブレイドン・チェリーポール・モチアンらが参加。
「連合戦線の歌」「第15旅団万歳」「チェ・ゲバラに捧げる歌」「勝利をわれらに」
といった曲のタイトル。69年という時代。
そもそもアルバムのタイトルが「解放の音楽」となっている時点でかなり政治的主張が強い。
それでいてフリー・ジャズなのだからかなりラジカルで攻撃的な音楽かと思いきや
むしろ叙情的。心に染みるメロディーの連続。泣ける。
スペインの内戦がモチーフになっているからか、
「スペイン」と聞いて人々が思い浮かべるような曲調(フラメンコ的?)が
ところどころ浮かび上がっては消えていく。
これは素晴らしい音楽だ。名盤。

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今日は朝から腰が痛く、歩き方がヒョコヒョコしている。
データセンターで朝っぱらから作業していたときに変な姿勢で座ったいたためか。