天気のいい土曜日

椎間板ヘルニアの治療のため、
昨年12月より会社の近くの整形外科へと毎週土曜午前中に通院。
昨日行ったら病院がしまってた。
というか病院といっても
各診療科が独立した小さな医院となったのが集まっているフロアなんだけど、
行ってみたらエレベーターから降りてすぐのフロア入口のシャッターがそもそもしまってた。
なんでだろう??と不思議に思う。
エレベーターを降りてビルの外に出てしばらく歩いてから初めて気がつく。
建国記念日で祝日だったわけだ。
今年は祝日が土曜にぶつかるのが4回もあるハズレの年で、その1回目が昨日だった。あーあ。
あと3回もあるのか。そのたびに歯痒い思いをするのか!


わざわざ来たのになんだかな、って思ったので竹芝の本社に行く。
この日の作業で必要な電卓が机の中、常駐先に持って行きたい本もある。
わざわざ取りに戻るほどの物でもないんだけど、こんな機会でもなければ、ってとこで。
天気がよかったので竹芝桟橋にふらっと上がる。
川の向こうのお台場の写真を携帯で撮ってみようかと。
ちょうどクルーズの大きな船が出航したばかりで、
大勢の人が桟橋の手すりにもたれて眺めていた。
霧笛がとどろく。雲ひとつない青空の下を大きな白い船が桟橋を離れる。


会社の中へ。フロアには誰もいない。がらーんとしている。真っ暗。
なんとなくこれも写真に撮る。
僕が新人とか若手と呼ばれていた頃は
昔は土日だろうとけっこう多くの人が普通に仕事してたものなのに。
時代は変わった。
机の上にキムさんから「オカムラへ」と貼られた小さな袋が置かれていて、
開けてみると手のひらの上に乗るような小さな、ピンク色の造花の鉢植えだった。
(この辺りの用語弱いので適切な表現できず)
なぜゆえに?誰から?
まさかキムさんが僕のために買ったのではあるまい。
「???」と頭の中クエスチョンマークだらけにしてフロアを出る。


神保町に移動して、仕事。
本当はスケジュールの見直しがなされたのでクリティカルな作業はなかったのだが、
金曜にあれこれポカをやらかしていたので
月曜の朝までに必要な資料をことごとく作れずじまいだった。
それを土曜に作る。とほほ。でも仕方ない。
「やれますよ」「すぐできますよ」って言ってしまって向こうはそれを期待してたのだから。
なんにせよ元々土曜か日曜のどちらかは出ることになるのだろうなと心積もりあったので
別にたいして気にならない。


浜松町の駅の前で、ふと目の前の東京タワーが目に留まる。
歩いていってみたくなる。
そのまま歩いていって近くまで。増上寺の境内にて写真を撮る。
今書いている小説でちょうど東京タワーの展望台に上るという場面があったので
中に入りたかったんだけど、そんなことしてたら時間がなくなるので今回は見送り。
蝋人形館に入ってコズミックジョーカーでCDを買ってしまう。。


今月は以前ネットで注文したCDが届いた他は、
今のところ1枚も買っていない。
まあ給料日後にはまたたくさんの量を買ってしまうんだろうけど。
欲しいCDはそりゃもちろんあるが、今すぐ買わなきゃってものでもない。


しばらく立ち止まって東京タワーを眺めた後、
仕事に行かなきゃとまた歩き出す。