エイプリルフールのネタを考える

日記用の、エイプリルフールのネタを考える。
使い回し感が自分でも否めないが、「僕は宇宙人だ」で今年も行こうかと思う。
成り切って書いたほうが説得力が出てくるので、イメージトレーニングを開始。
どこ?と聞かれたら「火星から」と答える。
何しに?と聞かれたら「観光」と答える。
地球の印象は?と聞かれたら「いやー、楽しいねえ」と答える。
「食いもんはうまいし」「ねーちゃんはきれいだし」


証拠は?と聞かれたらちょっとつらい。
僕は学生時代に宇宙人の出て来る映画を作ったことがあって、
そのときは小指が立っているという設定にした。
地球人そっくりの外見となったとしても
宇宙人というものはど・う・し・て・も、
アンテナのようにピンと張った小指を隠せないのである。
アメリカの50年代か60年代のテレビドラマを参考にした)


嘘をつくのもイチイチ難しいものである。
※繰り返しになるが、
 これは会う人ごとに「オレ、宇宙人なんだー」と言って回るってことではなく、
 文章に書く方のネタである。
 31歳にもなって会う人ごとにこんなことしてるのはものすごく侘しい。


それでも、ディテールを考える:
火星人はこの地球に1億人規模で潜入している。
そう、50人に1人が火星人。電車に乗って隣に座った人も実は火星人かもしれない。
オリンピックの金・銀・銅も火星人が独占しているかもしれない。
あなたが結婚記念日に奥さん(ないしは旦那)と出掛けた表参道のフレンチで
「これはおいしい」と思って食べたフォアグラのテリーヌを作ったのも火星人かもしれない。
それ以前に、あなたの奥さん(ないしは旦那)がそもそも火星人なのかもしれない。


同じ太陽系で育っているので、身体的な条件は一緒。
無限の命を持ってるってことはなくて、平均寿命は地球人と一緒でだいたい65歳と考える。
先立たれた妻は火星人だった。
火葬場で焼いて、開けてみたらとんでもないことに・・・
「なんだ!?この赤くて青くて丸くて四角いのは!?」


ふう。話題を変える。
UFOは1000人乗りの大型船。とてつもなく大きい。
アダムスキー型は個人用。自家用ヨットのようなものでお金持ちしか所有できない。
一般市民は大型のそっけない貨物船みたいなのでシャトル輸送される。1日に4本。


待てよ。その前に、1億人運ぶとなると、
1000人乗りのUFOで10万回の往復が必要とされる。
1日に4本で、所要時間1日だとしたとき、
10万÷4÷365 = 68.49315
だいたい68年かかる。
先ほど平均寿命を地球人と同じで65歳だとした。
となると、最初に移り住んだ人は既に死亡していることもありえるわけで、
そうなるといつまでたっても1億人とはならない。


あれ?わけがわかんなくなってきた。
何かがおかしい。
でも何が間違っているのだろう?
シャトル輸送の1日の本数を増やせばいいのだろうか?
もっと大型の宇宙船を考えればいいのだろうか?


つうか、それ以前にこれって真剣に考えることだろうか。
むずかしいな、こういうのは・・・
やっぱ「僕は宇宙人だ」は無しにしよう。