五月病

4月も終わり。
己の小ささというか、ダメさ加減を嫌というほど思い知らされた1ヶ月だった。
仕事もそうだけど、仕事以外のことでも。
一言で言って無能。何一つまともにできない。


仕事は空回りした挙句何も生み出せず、今日、事実上の戦力外通告
しょうがないよな。
僕はスケジュールの管理であるとか懸案の管理であるとか、仕様の把握だとか、
そういうのちゃんとできない人間であることがはっきりとわかった。
なんとなくしかわかってなくて、いざ自分でやってみようとしたらできない。
できないならできないでできるようになるために
筋道を立てて進めていくべきなんだろうけど、
どうしていいのかわからない。
これまで上の人に決めてもらってたもんな。大事なことは。
自分で考えて、それを実施することができない。
怖いから動けないってこともある。
わからない、できない。身動き取れない。
下手になんかしてみて結果うまくいかなくて、
さらにまた壁を作ったり物事に距離を置いて閉じこもろうとする。


「じゃあできないままでいいのか?」って聞かれたら
「もう、いいです」と答えている自分がいる。
「SEとして食って生きたいという気持ちはもうないです」
「自分で退職を決断できないので続いているだけです」
「できなくていいです。できたところで、何もうれしくないです」


わからないならわからないでそれでも前に進めるために
PJ管理であるとか、仕様把握であるとか、現状分析であるとか、
何らかの確固たる手法というか寄って立つ方法論が
8年目ともなれば1つぐらいあって
間違っててもいいからそれを元に進めていくってもんだろうけど、
僕はこれまで会社で長いことその場しのぎでやってきたから
これと言って何も身についていない。
新しい状況になるとどう対処していいかわからない。
時間が解決してくれるだろうとノラリクラリやり過ごすつもりでいたが、
それだけでは何も生まれない。
月曜は何人かの前で「僕、いなくていいですよね」と言ってしまった。
事実上のギブアップ宣言。


人と仲良くなるのに時間がかかるタイプだというのも状況の悪化に拍車をかける。
誰とも話できなくて、1人で抱え込む。
そして誰かから状況を聞かれるとその場しのぎの取り繕いをしている。
社会人としてそういう技術だけは本能的に身についている。


この年でこんなだともう、つぶしがきかないよなあ。


青森帰って引き篭もりたい。