iPhone を買った話の続き

そう言えば昨日、肝心の音楽のことを書き忘れた。


32Gの容量。これが多いか少ないか、買うまでは全然見当が付かなかった。
1曲がどれだけのサイズで、アルバム1枚がどれぐらいのサイズでっていう。


結果、全然足りない。
入れて持ち運びたいアルバムをどんどん iTunes に取り込んでいったら、
あっという間に 40G を超えた。
全曲フルで入れたアルバムにして、500枚ぐらいか。
意外と入らないもんだね。
というか、自分が聴きたいと思ってたアルバムってそんなにあるんだね。
100枚もないんじゃないかと最初は考えていた。


厳しい取捨選択を繰り返して、なんとか28Gぐらいに収める。
実はまだぜんぜん収拾がついていない。
ラテン系もジャズもバッサリ切り捨てる。


様々な音楽にラインを引いて、天秤にかけて、
結局残ったのは高校時代から腐るほど聞いてきた
The Cure とか The Cars のベスト。
うーんなんなんだか。
でも、自分にとって必要な音楽って結局はそういうとこなんだろうな。
あと、半分は BGM としてシンガー・ソングライター的な静かな音楽が多い。
Julie Doiron, Vashti Bunyan, The Innocent Mission とかその辺り。


来年、64Gが発売されたら絶対買い換えようと心に誓う。

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最初に聞いた曲は、リストの先頭にあったという理由で、A-ha「Take On Me」
アルバムだと、Adele「19」となった。


とりあえず、音楽を聴きながら街を歩いてみる。
町の雑踏の音を感じつつ音楽が流れてくるってのは、確かにいいね。
音楽が日常生活に突き刺さってくる。
「Take On Me」のかっこよさ、心に染みた。
青空の下、休日の工事現場の脇を通り過ぎる。犬を連れた親子。自転車に乗った若者。
なんだか見慣れた街が新鮮に見える。
月並みな話だけどさ、この一瞬だけでも、買ってよかった。


せっかくだからシャッフルしてみる。
こんな順番になった。


Espers 「Widow's Weed」
Seigen Ono 「Finale」
Caveman Hughscore 「A Rabbit or A Lemon」
Wishbone Ash「The King Will Come」
Louis Armstrong 「What A Wonderful World」
Tuxedomonn 「The Cage」


最近はまってた Caveman Hughscore の1曲目が流れて(そのとき正に聞きたかった)、
使い始めたその日に「この素晴らしき世界」が選ばれるか。
僕になつこうとしているみたいで、なんだか、iPhone って生き物っぽい。

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あとは、アプリを入れてみるってとこか。
麻雀と上海は暇つぶしに入れたいところだが。
他には何があるだろう?