大阪に住む その1

今回のPJもいよいよ大詰め。
大阪側の拠点を重点的にフォローということで、2月・3月と常駐することになる。
会社が手配してくれて、ウィークリーマンションを借りることなり、昨日からこちらへ。


2日の夜、帰ってきてダンボールに荷物を詰める。
家に1個しかなくて、これに必要なものが入りきるかと思いきや全然入らなかった。
丼と箸とマグカップ、タンブラー。トイレットペーパー。
ジーパンとセーターを一組。ダウンジャケット。スニーカー。
たくさんあった方がいいだろうと閃いてハンガーの類をたくさん。
掃除機を持っていくつもりが、全然入らない。
ま、今回はいいかと思う。
ビニールで覆われた厚手の紙袋に着替えやYシャツを詰める。
荷物が二つになって、コンビニに持っていく。
メモった住所を伝票に書く。タイミングよくヤマト運輸の人が店に集荷に来る。
翌日夜届くかと思いきや、不可。仕方なく土曜の朝に受け取ることにする。


3日。いつも通り始発ののぞみ1号。
仙台牛タン弁当を見つけて、朝はそれに。
紐を引っ張ると石灰が活性化して温まるというやつ。
おいしいけど、量は少ない。
前の晩寝たりなくて、食べ終わってからすぐ眠る。
隣に座った男性は医師だったらしく、ノートPCで外科手術の映像をずっと眺めてた。
時々それとなくチラチラと見るんだけど、いやー・・・、どんなホラー映画よりも怖い。


何回かのぞみ1号に乗って分かったこと。
窓側の席に座っていて通路側の席が空いているケースと、
窓側の席と通路側の席とが埋まっているケースとがあって、
窓側の席が空いていて通路側の席が空いているケースはない。
僕はトイレに行ったりなんだりで
通路側に座った方が気兼ねがなくていいやとこれまで思ってたんだけど、
もしかしたら窓側を取った方が一人で座れていいかもしれない。
ま、必ずしも一人とは限らないけど。


今回はかつてなく荷物を抱えて、死にそうになる。
ボストンバッグと会社鞄には詰められるだけ詰めて、
プラスしてスーツ専用の平べったい大きな鞄。
両手に抱えてもっていたらとても重いし、電車の中では周りの人にとっても邪魔そうだった。


お客さんのオフィスに着いて、荷物を置いて、メールをチェックした後に
ウィークリーマンションの手続きでレオパレスの営業所へ。
堺筋線天神橋筋六丁目の駅へ。
手続きが滞りなく済んで、鍵を受け取る。
時間があって、すぐ戻る必要はなくて、アーケード街をブラブラする。
古きよき町の商店街。
ラーメン屋があったら入ろうかと思いきや、ない。
茶店と安手のチェーン店ばかり。
仕方なくチェーン店のそば屋に入って、カツカレー。
餃子もいかがですかと大阪弁でまくし立てられて、「ええ、じゃあそれも」と。
11時過ぎで客は他になし。
店員の方が多くて、おばちゃんばかり。大阪弁でにぎやかに喋っている。


100円ショップを見つけて、
ウィークリーマンションの近くにないかもと入ってあれこれ買っておく。
床がカーペットだった場合に備えて、コロコロと転がしてゴミを取るやつ。
歯磨き用にプラスチックのコップ。
洗濯物を乾かすために洗濯ばさみがたくさんついた折り畳みのハンガー。
麻綿のボディタオル。
ティシュペーパーや歯磨き、歯ブラシ、シャンプー、リンスの類も現地調達のつもりだったけど、
100円ショップでは買わず。
見たこともないメーカーの見たこともないブランドの商品が不安だったりする。


戻ってきて、午後、仕事をして定時を過ぎてオフィスを出る。
(続く)