次のステージへ

明日の昼からイシス編集学校「25破」が開講。
(昨日からあれこれガイダンスのメールを送ってるので
 実質的には昨日から始まってるわけだけど)


「25守」に引き続きまた4ヶ月、師範代として怒涛の日々を過ごすことになる。


準備万端、あとは迎え撃つだけというつもりのはずが、どこか落ち着かない。
今日は半袖Yシャツをしまったりと換気扇周りの掃除をしたりとかなり地味に過ごす。


3年前のちょうど今頃、入門篇の「20守」を受講してから
ここまであっという間だったな。
それでいて長く険しい道のりでもあった。よくぞここまで来たもんだ。


これまで恥ずかしくて下手に隠していたけど、たまにはリンクを張っておきます。
http://es.isis.ne.jp/about.html


何でこんな続いたのかなあと振り返ってみると
大学院生クズレで「知」に餓えていたとか
小説家志望でくすぶっているところに「物語講座」に出会ったとか。
それ以上に、いろんな人に出会えたってところが大きい。そこに尽きる。
会社で働いているとその内外の人たちのサークルより先、どうしても閉じてしまう。
合コンとか異業種交流会とか趣味の集まりでは知りえないような人たち。


編集の学校なので(知や情報を)「編集」する技法やその背景にある思想を学ぶ。
先に進む度に”すごい”人に出会ってきた。
なんでモノゴトをそんな視点で考えることができるんだろう?
なんでそことここがつながるのだろう?
なんでそんな速さで本質を突いてアウトプットできるのだろう?
しかもそれが社会的肩書きとしては普通の人たちだったりする。
名だたる企業に勤めている方や本職は大学の教授って方もチラホラといるけど、
多くは無名の人たち。
知の最前線を垣間見たい、あわよくばそこに加わりたいという人もいれば、
仕事に役立てたいという人まで理由は様々に。
それがゆるやかにつながって、ひとつの流れを生み出していく。
その中に飛び込んでみるということは僕にとって特異な体験となった。


飲み仲間も増えた。
本を読むのが好きとか音楽や映画に関心があるとか
それ以前に酒を飲むのが好きとかそういう人たちが多いので
僕自身はとてもフィットしやすかった。
やっぱ半分はそこだなー。
それが単なる映画好きとは異なる視点での映画の話になったりする。
意外なところにどんどんつながっていく。
閉じない。開かれていくことをよしとする。


ま、3年もいるとあれこれあるけど
僕はだいたいのところ楽しく過ごすことができた。
これまで楽しませてもらった分、次の世代に返していかないと。
そう思って今、師範代をやっているわけです。
まだしばらくは何かしら関わっていくんだろうね。