「祝女」

面白いですよと勧められて
NHKのコント番組(?)「祝女」のDVDをこのところ週末は借りて見てた。
http://www.nhk.or.jp/shukujo/


最初のうちは「NHKっぽいなあ」「笑えないなあ」と思いつつ、
いつのまにかはまってた。
番組の冒頭、黒地に白の
「ワタシたちが何を考えているのか 知りたいですか?」
というテロップで始まり、コメディ・タッチのショートストーリーが演じられる。
20代の入山法子佐藤めぐみ臼田あさ美小出早織
30代のともさかりえ市川実和子
40代の友近、YOU
といった世代別に、恋の悩みなど「女の本音」が語られる。
(どこまで共感できる本音なのか、分からんけど。
 「まああるよねー」なのか「ある!ある!」なのか。人それぞれか)


テレビ界に疎い僕は
ともさかりえってこんな顔してたっけ?
(「夜11時の女 宇佐美令」のシリーズが好き)
などと思いながら見ることになる。


やっぱ、YOUが面白い。こんなキャラクター他にないなと毎回感心する。
本人は常識的に振舞おうとしているのに、地に足が全くついてない感じ。
一言で言えば「ファニーな」というか。
是枝監督の「誰も知らない」は母親がYOUだったから成り立ったのだなあと
今更ながら再評価してみたくなったり。

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NHKつながりで「サラリーマンNEO」も「ザ・ベスト 爆笑コント29連発!!」
というのを借りて見てみたんだけど、こちらは全然笑えなかった。
名前だけは知っていた「セクスィー部長」とかね。さっぱり。
生瀬勝久はとても好きなんだけど。


なんつうかゆとり世代の若者を揶揄するのはいいけど、笑うに笑えない。
思い当たることがあって、ゾッとした気分になる。
スタッフの笑い声が入っているというのも、NHKがやると今ひとつ。