最近考えたことのいくつか

・アンケートは「はい」「いいえ」や「A」「B」といった
 必ず答えを指定する選択肢だけが回答欄にあるものと
「どちらでもない」や未回答が選べるものとで
 どれぐらい確度は変わるものなのだろうか?


 例えば、会社から送られてくる働き甲斐やストレスに関する調査。
 もちろん、政党の支持率のような
「支持しない」が必要とされるアンケートもありますが。


 国民性によっても変わりそうな気がする。
 日本人はちょっとでも迷ったら「どちらでもない」を選びそうだし、
 アメリカ人は「A」か「B」はっきりどちらかを主張しそう。


コピー機。安いものは3枚の資料を両面コピーするときに
 存在しない4枚目を白紙で印刷し、
 高いものは読み取った資料のページ数が奇数だった場合は
 最後のページはスルー。
 そんなふうな仕様だったりするのだろうか。


・現政権とNHKとの関係が何かと取りざたされているけど
 今日の朝6時台のニュースが最初からずっとチリ地震による津波のこと。
 昨日の安保可決に触れたのは18分頃、
 しかもニュースそのものではなく論説委員による解説。
 これってやはり何かしらの意思が働いているのだろうか。
 一歩引いて見たときに地震津波の情報の方が大事というのはよくわかるけど。


 画面の外側を枠で囲ってテキスト表示するのも常時行っていて、
 二重に情報を伝えていた。
 これは視覚障害者と聴覚障害者の両方に同時に伝えたい
 という思いの表れなのだろうか。


・SEALDs についてひとつ思うのは、これだけ急に規模が拡大すると
「奥田氏を否定的に言うやつはネットから消えろ」といった
 短絡的な発言ばかりが目について、というか鼻についてなんだかなあと。
 本当にサイレント・マジョリティを代表しているのか疑わしくなる。
 いつどこにいて何をしていてもこういう残念な人がいる。
 たぶんこの手の人たちはブームが過ぎ去ると熱が引いてサッといなくなる。


 SEALDs はこれから先5年、10年継続して活動するつもりなのだろうか。
 そこのところどうなっているのだろう、というのが一番気になる。
 かと言って積極的に調べたいわけでもない。


・安保法案に関するコメントを見ていた中で
 もっとも「そうだなよな」と思ったのが
 選挙の時点でこうなるのは見えていたわけだし、
 そのために我々は何をしたのか? ということ。


 だからと言って手をこまねいていてもしょうがないし
 今できることをしようとデモに参加するのもありなんだけど
 なんかそこのところを突かれると全てが心もとない。
 その後の全てが対処療法的というか。


・結局のところ人類は月や火星に行きたいのだろうか?
 よほど強烈で魅力的なビジョンを示すリーダーが登場しないと
 もはや無理なんじゃないか。


 テクノロジーは日々一歩一歩着実に進化はしていても
 細分化するばかりで
 もはやある種のピークは過ぎてしまったんじゃないか。
 20世紀のような勢いは取り戻せないというか。
 人類は壮年期に入った。
 そのこと自体は悲観的なことではない。
 人類にとっても素敵な40代ライフがあるとしたい。