「中しまりん Birthday live 〜箏紀行koto kikou〜 with Strings Story」

土曜の厚切りジェイソンの続き。
妻と駅で落ち合って、副都心線に乗り換えて中目黒へ。
「楽屋」というディナーとお酒を楽しみながらステージを聞くことのできるライブハウスに入る。
中しまりんさんという琴を演奏する方が妻の友人で。
あちこちのステージやレコーディングに参加している。
https://rin-nakashima.jp/


この日は久しぶりのワンマンライブとのこと。
ピアノ、パーカッション、途中からチェロが加わるという編成。
オリジナルよりもカバー多目かな。
「里の秋」「コーヒールンバ」「人生のメリーゴーランド」(『ハウルの動く城』より)
で始まって、月メドレーということで
「月がとっても青いから」「Moon River」「Fly Me to the Moon」
最後に「風になりたい」など。
アンコールは自身の最新の曲「爛漫」
ドヴォルザークユーモレスクを音頭にした曲や
タイトルの無かった新曲について、
候補「たゆたう」と「閃光」と挙げたうえで聞いてもらって
どちらにするか決めるといった試みも。
他オリジナルは「流るる」「永遠なるもの」「有給のファンタジー
「Oriental Wind」など。確か。


恥ずかしながら琴の演奏をちゃんと聞いたのはこれが初めてで。
正月のイメージしかないから床に正座して弾くのかと思っていた。
そんなことないんですね。
椅子に座って、琴は台に持ち上げられている。
素人ながら、なるほど、スチールギターに近いなと思う。
琴って和製スチールギターなのかもしれない。
だとするとブルースの演奏が意外に合うのかも。
高橋竹山津軽三味線もニューヨークではブルースと位置づけられたわけであって。


は以前、Blue Note の PA を担当された方が開いたとあって、
終わった後でピアノの方に聞くとここは音がとてもよくて演奏しやすいと。
タイ料理もおいしかったな。
大人の空間だった。