青森帰省 その5

7時に目が覚めてうつらうつらする。
8時に起きて箱根駅伝復路。
6区山下り。東洋大がトップを守るが、東海も青学も速い。
8区で遂に東海が追い越す。
箱根を始めて走ったランナーが22年ぶりに区間記録を更新。
山梨学院大学の古田が保持していた。この日見ていたな。


この日は朝から雪。
一昨日、昨日のように吹雪と晴天を繰り返すのではなく、
白い曇天のまま雪が多くなったり少なくなったり。
朝は昨日のカレーの残り。


掃除機をかける。
東京に持っていく荷物を段ボールに詰めて伝票を書く。
集荷の電話をするとすぐにも宅急便の方が来てくれる。
正月で雪なので混んでるかと思いきや、ちょうど届け物があったのかもしれない。


リビングの時計ふたつ、時刻をズレていたのを直す。
母にガラケーの使い方を教える。写真の撮り方、消し方。
操作するときに番号を押してもいいし、下を押してOKを押してもいい、
というようにいくつかやり方があると説明すると混乱する。


ひと段落して、余ってたい本搾りや焼酎を飲みながら駅伝を見る。
10位争いが面白くなってくる。中央学院、拓殖、明治。
昨日ブレーキの大東文化大学も少し順位を上げていた。
10区、東海大が独走。青学が追い上げる。


小学校の時の担当の先生が今も母と付き合いがあった。
帰ってきた日に母から、先生が昨年手術して、退院したと思った頃家に電話してみたら
この電話はただいま使われておりませんと。
そうか…、と怖くて携帯にはかけず。
よく解釈して子どもたちのところに移ったのか。それとも…
それが今日電話がかかってきてびっくり。
手術は無事終わり、退院したもののリハビリで別の病院に入院しているうちに
ねずみが電話線をかじってしまったのだという。
電話を代わってもらい、僕も話した。
春には運転も再開したいと元気そうな声だった。


昼はカレーの残りを一口と、母の作るお雑煮。
駅伝は総合優勝:東海、復路優勝:青学、往路優勝:東洋とばらけた。
東海は毎回優勝候補に挙げられていたけど、うまくいかないことが多かった。
悲願の初優勝。


新幹線までの時間があって、吹雪もやんだので棟方志功記念館に行く。
この季節のテーマは「ヨロコビノウタ」
ベートーヴェン、特に第9が好きで
上映されていた記録映像でも鼻唄で唄いながら板木を彫っていた。
「サーイギサイギ」と岩木山のお山参詣も唄っていたな。
棟方志功が手掛けたレコードのジャケットも飾られていた。
唯是震一という筝曲家のものや、「海のオルゴール」というもの。
飾ってある中では富士山を描いた墨絵が一番よかったな。
ツァラトゥストラをモチーフにした柵もあった。
入場料を払ったら新春のくじやってますとのことで、
引いてみたら僕が一等で図録を、妻が二等でグラビアのセットが。


帰ってきて、NHKの東西対抗のお笑い番組の最後の方を見る。
中川家爆笑問題大木こだまひびきなど。
大阪の会場では父娘というコンビが出ていたな。


17時、妹夫婦の運転で新青森駅へ。
いつも通り嶽きみ天ぷらといさりびハウスの海峡するめを買う。
妻が鰺ヶ沢弁当屋のウニアワビ弁当を買ったら200円引きでさらに味玉をつけてくれた。
正月3日の夜。明日から仕事の人も多い。
かつてないほどの混雑ぶりでレジ前はどこが終わりかわからないぐらいの列。
嶽きみ天ぷらだけで20分近く待った。
こりゃいかんとコンビニで缶ビール、缶チューハイを買い込んであとは改札の中で買う。
これは30日のように車内も立ち席で混むんだろうなあと思いきやガラガラ。
ワゴン販売有りませんとアナウンスあったが、これは余裕で通過できた。


甥っ子が隣りの新幹線の発車を見るためにホームの先頭へ。
戻ってきたら驚いたことに昨日一緒に弘前城を見に行った後輩ちゃんが一家でお見送りされていた。
聞けば僕らと同じ新幹線というだけではなく、車両も一緒だった。
僕の席に後輩ちゃんが座り、僕が前半仙台の先まで立って、後半妻が立って、三人で宴会。
盛岡でこまち号を連結する際にキオスクで缶ビール、缶チューハイ、濁り酒の雪っこを追加。
かなり酔っぱらって後輩ちゃんの住む路線まで行って、僕はそのまま乗り続けて先に帰って、
妻は後輩ちゃんとさらに飲んだ。


ようやく帰ってきて23時過ぎ。
5日間1人でお留守番だったみみたがさっそく階段を下りてきてスリスリ。
さみしい思いをさせてしまった。
ペットシッターから届く写真でも猫じゃらしで遊んでいてもつまらなそう。
猫缶をあげた。
午前0時を過ぎて疲れきって布団の中へ。