在宅勤務が進んでも依然としてオフィスにダイレクトメールが届く件

こんなことがあった。
部門の庶務担当の方からメールが。
 
こういう要件だった。
・岡村さん宛にダイレクトメールが届いているので受け取りに来てほしい。
・新オフィスに引っ越し後、個人の私物を預かるスペースがほぼなくなっているため、
 個人宛のダイレクトメールは配送停止か宛先変更を各自行ってほしい。
 
なるほどなあ。
昨年から在宅勤務がメインとなって、
それは今後コロナ禍が落ち着いたとしても変わらないだろう。
オフィスに各社員固定の座席を確保しても無駄になるだけ、
この区画ならば出社時に自由に利用してよいという
フリーアドレス化が進んでいる。
僕らの会社も最近、西新宿から豊洲に引っ越して
フロアがだいぶコンパクトになった。
先日健康診断で初めて訪れてみたらそれでもがら空きだった。
 
僕の席はない。オフィスに僕専用の空間はない。
そんなときにもダイレクトメールは届き続ける。
リモートワークが進んだときの盲点だなー。案外これは。
そこのところで困ってる会社、特に庶務の方が今、多いんじゃないかな。
なんかソリューションができないだろうかとちょっと考えてみるが、
今のところ思い浮かばず。
知らずに届いたダイレクトメールを自動的に停止なり転送する方法。
いや、もっと簡単なことでいい。
 
そもそも、オフィスにダイレクトメールを送るというのを
全業界でやめればいいんじゃないか。
この電子メール全盛時代に、なんという資源の無駄遣いをしてるのだろう。
 
……とりあえず、今、届いた分を何とかしないといけない。
正直、不要。読む気はない。何なら廃棄してほしい。
でも配送停止か宛先変更をする必要があるので
どこから何が届いたのか確認する必要がある。
封筒に入れて着払いで送ってほしいと頼んだらそれはNGだという。
個人宛の郵便物を誤って紛失したらとか、そういうことなのだろう。
 
やり取りした結果、もうしばらくはこのまま保管しておくので
いずれ取りに来てくださいとなった。
不要なダイレクトメールのためだけに出社するのか……
めんどくさい……
 
それでも気を取り直して、
今日の午前中、気分転換がてら行ってこようかとここ数日考えていた。
しかし、感染者の減る気配のない今、不用意に都心には出ない方がいいんだろうな。
そう考えて結局やめにした。
 
なんにしても、読まずに捨てられるダイレクトメールの割合は
リモートワークの普及により格段に増えたのではないか。
その統計を取るのはかなり難しいだろうけど。