池上本門寺、池上梅園へ

午前中、定期点検のため車を近くのディーラーにもっていった妻が昼前に帰ってきて、
ドライブがてら池上本門寺とその近くにある池上梅園に行かないかという。
笹目通り、環八を高井戸から人見街道に入って環七、第二京浜
12時半頃、西馬込と池上の間の駐車場に停める。
商店街を歩く。妻は昔、この界隈に住んでいた。
カフェであるとかおしゃれな店が増えたという。
池上駅前の中華で昼を食べた。
13時を過ぎても1階も2階も満席で相席。地元の人気店だった。
 
駐車場に戻って、池上梅園へ。
丘の上に赤に白の枝垂れた梅が遠くからも見える。
大田区が運営している。七分咲きとあった。
大人一人100円。この日の最高気温は19℃で晴れ。
お年寄りだけではなく老若男女大勢の人で賑わっていた。
妻曰く茶室では以前抹茶もふるまわれていたが、さすがに今は閉じられている。
ここは日本画家のアトリエだったのだという。
見晴らし台に上って川崎方面を見る。
高層ビル群は武蔵小杉か。
 
梅園を出て池上本門寺まで歩く。
三歩歩けば寺にぶつかる。
門をくぐると長い石段。加藤清正が寄進したものとあった。
ここは日蓮宗で、上り切った先の右手に日蓮上人像が。
清原に似てると僕が言うと妻は、清原が日蓮上人に寄せているのだと。
お参りして広大な墓地へ。
五重塔の裏に幸田露伴幸田文のお墓が。
国文科だった妻は以前何度も墓参りしたという。
 
ここには力道山の墓もあった。
チャンピオンベルトを巻いた力道山像。
完成させるにあたって金銭面での支援を行った方たちの名前が台座に彫られている。
「プロレスリングノア 三澤光晴」
といった名前が。
 
門前町も少し歩いた。胡麻の専門店で
ドレッシングやラー油、ふりかけ、イワシ胡麻和えなど買う。
くずもちやあんみつの店も混んでいる。
歩いていると妻が、あ、と気づく。
昼の中華料理屋、2階の円卓で隣に座っていた老夫婦、
梅園でも見かけて今、この門前町でも見かけたと。
同じルートで散歩していたのだな。
 
駅前に戻ってきて最後、池上駅に最近できた駅ビルに入る。
妻が住んでいた頃は東急のローカル線っぽい鄙びた駅だった。
今は東急ストアや KALDI にスタバが入って、上の階には図書館も。
東急ストアで買い物をして帰る。
環七から練馬駅経由。
17時前に家に着いた。
風が強く、風呂を沸かして入る。