鰻の小骨その後

昨日の昼食べた鰻の小骨が扁桃腺の下に刺さって、抜けず。
神保町だったので、最寄りの耳鼻科を聞いて行ってみるも
場所が悪くてここでは抜けないという。
内視鏡を持っていか麻酔をかけて抜くクリニックに行ったほうがよい。
そう言われて昨日は諦める。
大学病院でよければ紹介状を書く、と言われて、どんだけお金かかるんだ!?
といった断った。鰻の小骨ごときに1万円も払いたくない。
そもそもこの耳鼻科では何もできなかったのに、初診料込みで2,510円も取られた。
 
家に帰って喉の奥に指を突っ込むと確かに何かが引っかかる。
おえっというのを我慢して何度か触る。
唾を飲み込むと痛いが、激痛というほどではない。
どちらかというと違和感。
しかしそれがあるというのも落ち着かない。
 
自然に抜けるのを期待するが、朝起きて痛みがまだ少しある。
触るとまだ残っている。
腹をくくって今日の朝別の耳鼻科に行くことにする。
内視鏡で検索すると駅の反対側、田柄の方にあった。
診療項目に「魚の骨が刺さった」と入っていて、
そうか、明記しているところに最初から行くべきだったんだなと。
 
8時半前に家を出てはるばる歩いて行く。
9時の診療開始前に着いたが、既にお年寄りと子供を中心に何組も待っていた。
僕の後もまた何組も。
『朗読者』を読みながら待つ。
子供の風邪に補聴器の具合。結局1時間以上はかかったか。
 
順番が来て診察台に座る。
一癖ありそうな、年配の女性の医者だった。
PCのモニターの前に問診表を山と積み上げていてキーボード打ちにくそうだが、ものともしない。
鼻から麻酔をかけて、抜くのはすぐだった。よっぽど慣れてるんだな。
小骨に触ったかと聞かれて、触ったと答えるとそれは厳禁だと言われる。
次刺さったら、そのままにしてすぐ来なさいと。
触ると奥に行ってしまうし、周りが炎症を起こす。
実際、口の中の写真を見せてもらうと赤く腫れあがっていた。
今日の食事は熱いものはダメ、硬いものはダメ、アルコールもダメ、となった。
 
痛みが引かなかったらまた来なさい、ということで薬の処方は無し。助かった。
会計は昨日と同じ、2,510円。
抜けても抜けなくても同じだけかかる。仕方のないことだけど。
 
シャトレーゼが近くにあったので妻が食べるかと瀬戸内レモンケーキを買って、
また来た道を引き返す。
午前休扱いにして、LIVIN で買い物をして帰った。
午後は普通に仕事。
会社PCがネットワークにつながらなくて昨日全く仕事にならなかったのがあっさり解決した。
資料作成とチーム内の打ち合わせ。
淡々と過ごした。