納車の日

納車の日。
残念なことにこの日は小雨。
これまで乗ってきた車からクッションなどを取り出し、
替えのタイヤを積んで家の近くのディーラーへ。
スペアキーを妻が忘れたというので、僕が家まで戻って取りに行った。
 
説明を聞く。
カーナビについて、自動アシスト機能について。
後半は実際に車のところで。
妻がハンドル周りのボタンの説明を聞いて
僕はカーナビに自宅の位置を登録したり、
BluetoothiPhone とつないで、
カーナビに連動するアプリを入れたり。
 
妻はこれまで乗ってきた車を写真に撮る。
これからどうなるかと聞くと、オークションに出されるのだという。
 
一度家に帰ってきたのち、また出かける。
近くのオートバックスで足元に敷くマットを買う。
カーナビによく聞くFM局を登録する必要があるかなと見てみたら
自動的に受信できるようになっていた。
一方でそのカーナビが作られた後に発売されたCDはカタログ情報を持たないようで、
入れてみるとタイトルもアーティスト名も不明の名無しに。
更新情報を登録できるみたいだけど、
せっかく iPhone をカーナビにつなげるようにしたのに
PCにダウンロードしてSDカードで移さないといけないようだ。
まだまだ便利な世の中には遠いと実感する。
 
せっかくだからとそのまま試運転へ。
片道20kmで手ごろな距離かと国立に行ってロージナで食べて帰ってくる。
帰り道、かつて妻の住んでいたアパートを見てみたいと狭い路地に入っていく。
車一台通れるかどうか。
親子が歩いている。すれ違う時に自動アシスト機能が働いてガガガガガと。
カーブを曲がるときとか、歩いている人が大きな荷物を抱えている時とか、
回避する対象をなかなかうまく識別できないことがあると説明していたけど。
こういった辺りが AI化されるのもまだまだ先のようだ。
 
帰ってきて18時過ぎ。
ちなみに最初にカーステで聞いたのは妻のためにドリカム、次に m-flo を。
さすがに音がいい。それだけでドライブが楽しくなる。
前の車は iPhone とカーナビを Bluetooth でつなげなかったので
せっせとCDを取り込まないといけなかった。
それがなくなるだけでもとてもありがたい。

今年のフェス

昼に在宅勤務の妻と話していると
今年の FUJI ROCK の出演者の第一弾が出たと。
去年は中止になったんだったか。
 
記事を見てみると
CORNELIUS電気グルーヴ などなど。
大御所も中堅どころも順当なラインナップ。
 
なんか違和感を感じて、一瞬のちに、あ、そうかと。
海外からのアーティストは皆無なんだよな。
オリンピックが開催されるので各国から選手が来日するとしても
同じレベルで、同じ理屈で、
海外のミュージシャンを呼べるということにはならない。
いつになったらその日が来るんだろう。
地球上の皆がワクチンを打てば来年には、
ということになるんだろうか??
 
来月、妻のリクエストでとあるフェスを見に行くことになっていた。
リアルなステージが行われる。
第四波の今、どうなるのか。
一か月を切って、今更配信に切り替えるというのも無理だろう。
直前になって中止か延期となってしまうのだろうか。
 
参加にあたって主催者側から
COCOA をインストールしてくださいとお達しがあったのだという。
このフェスに行くからという理由だけではなく、
気にはなっていたので僕も2週間前、iPhone にインストールした。
 
開発した方には申し訳ないが、
昼夜休みなく頑張ってリリースにこぎつけたのは申し訳ないが……
これ、役に立つんだろうか。
 
一応、一日一回立ち上げて「陽性者との接触を確認する」ボタンを押すと
即「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される。
待ち時間がなくてストレスがないのはよいけど、
どういう仕組みで何を確認しているかわからないから、
不具合があってただメッセージを出してるんじゃないかと疑ってしまう。
通信をしてるとか重い計算をしてるとかで反応が鈍い、
とかあるとそれらしく感じるものだが。
わざとそういうのを仕込むのもアホらしいし。
(使い方のページにて接触情報を記録する仕組みが説明されてはいますが……)
 
例えば、機内モードにしても
即「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示されるんですよね。
都度何かと通信してるわけではなさそう。
うーん……
Android版 の不具合が長いこと放置されていた件もあったしなあ。
 
一番の問題は
全国民がインストールして活用しているわけではないので、強制力はないので、
軽率な判断・行動をして感染リスクの高い人って
多くはこういうアプリを鼻で笑ってるんだろうなということ。自分には不要だと。
一番入れていてほしい人が入れていないということになってるんじゃないか。
外出を極力せず、外出する際も気をつけているという
感染リスクの低い人ほど利用してるんじゃないか。
どうなんだろう。
 
かと言ってアンインストールするのもなんだなと。
こういうときいつも、本質的ではないことに悩まされる。

南極越冬隊のたけし

facebook でつながっている方が、
最初の南極越冬隊に同行した猫について写真を上げていた。
三毛猫の「たけし」という。
 
国立極地研究所のサイトにその写真がまとめられていた。
 
『南極新聞』にて名前が決まったとか、
将棋を打っている横で眺めているとか。
ひとつひとつの写真にほっこりする。
 
第一次南極越冬隊ということは
もしかして映画『南極物語』のタロ、とジロの、あの越冬隊だよな。
犬たちは悲劇が待っていたが、猫のたけしは隊員たちと日本に帰ることができた。
良かったと思ったが、帰国から1週間後に行方不明になったという……
 
2月22日は猫の日ということで
2018年のこの日、『ほぼ日』でも取り上げられていた。
 
タロ・ジロ秘話もある。
たけしの気をつけポーズの写真がかわいい。
 
国立極地研究所は見学もできるようだ。
しかし昨今の状況で今は金曜日のみ開館、事前予約制。残念。
 
ミュージアムショップも閉まっているとのこと。
見てみると南極大陸図や北極海図を売っていて、
これいいなあ、なんかワクワクするなあと思った。
 
代わりにこういうコンテンツが。「おうちで極地」
https://www.nipr.ac.jp/science-museum/special/ouchi/
 
オーロラの動画、越冬隊員のインタビュー、
世界各国の南極基地から届いた極夜祭のグリーティングカードなど。
極夜祭とは夏至の時期の祭り。
日本のグリーティングカードを見ると第61次南極越冬隊とあった。
もうそんなになるのか。
1956年が第一次なので、ほぼ毎年行ってることになりますね。
(調べてみたら1962~1964年の3年間は派遣しなかったとあった)
 
今は南極の基地に動物を連れていくことはできないのだという。
南極に行った猫は後にも先にもたけしだけなのかもしれない。

FIWAREについて

毎週水曜の夜は所属する部門の勉強会。
〇〇という先端技術を取り組むのはどうだろうか、といったような。
つい先ほど終わった。
 
こんな話があって、なるほど、と思った。
ロボット制御の技術が日々進化していっている。
今はまだ一台のロボットが単純な動作を行うだけだが、
すぐにも複数台のロボットが複雑な動作を同時に行うようになる。
それができたとしても、あくまでロボット制御の中で閉じた話。
他の分野の制御技術と組み合わせるのはまだまだ難しいのだという。
 
例えば、エレベーター制御。
3階の廊下の掃除や見回りが終わったらエレベーターがやってきて
次の階に向かうというような。
それをビルの管理室でエレベーターとロボットを一元管理するというような。
素人目には簡単なことのようだけど、
規格から何から全然違って当面シームレスな連携は難しいようだ。
 
以下、チンプンカンプンな話となってしまいますが。
この日話題になったのは「FIWARE」
詳しい先輩に解説してもらったところ
「様々な業界・業務で横断的に利用できるデータ収集・流通・活用基盤」
・様々なコンポーネントが提供されている。むしろ多すぎるぐらい。
オープンソースで無償で利用できる。逆に言うと商用サポートはない。
・欧州で提唱され、スマートシティの都市OSとして実証実験の事例が増えている。
 
つまり、FIWAREのデバイス制御の規格に合わせて
ロボットとエレベーターをつくったらデータ連携がスムーズに行えて
(恐らく)ビルの管理室で一元管理できるようになる。
 
夢のような話だけど
これが世界標準、世界的なデファクトスタンダードとなっていくかどうか。
ポイントは欧州発というところ。
つまり、Amazon / Google / Microsoft といったアメリカの大企業は
FIWARE に乗っかってきていない。
(僕がざっと見聞きした限りでは、ですが)
逆に、そういった GAFA の対抗策としての FIWARE なのかもしれない。
 
Microsoft の Azure や AmazonAWS の方が
商用IoTプラットフォームとしては使い勝手がいい。導入しやすい。
これはビジネスが先行しているからだろう。
FIWAREは理念が先行してるんだろうな。EU的な発想。
提供はするので、好きに使ってよという。
 
日本でも高松、会津若松、富山など個々の自治体での
FIWARE の実証実験の話は聞くが、
さらに大きな単位として日本政府が前向きに導入を計画しているとは聞かない。
研究会は開かれてはいるものの。
これは慎重に進めているというよりも、アメリカの意向を伺ってるのではないか。
どうなんだろう。
 
FIWAREかどうかを迷っているうちに
気が付いたら世の中はいつのまにか
FIWAREの欧州か GAFAアメリカか勝負がついていて、
日本企業は後れを取っているんだろうな……
 

先週買ったCD #26:2021/04/05-2021/04/11

2021/04/05: www.hmv.co.jp
<font color = 800000>SPK 「Live at the Crypt / London - April 25 1981」 \1577
SPK 「Machine Age Voodoo」 \1577
SPK 「Zamia Lehmnni Songs of Byzantine Flowers」 \1511
Graeme Revell 「The Insect Musicians / Necropolis, Amphibians & Reptiles」 \1907
John Zorn Masada 「Live in Jerusalem 1994」 \1973</font>
 
2021/04/05: diskunion.net
(Soundtracks) 「超音速攻撃ヘリ エアーウルフナイトライダー」 \4050
 
2021/04/09: diskunion.net
Carly Simon 「No Secrets」 \3801
Lou Reed 「Rock'n'Roll Animal」 \1800
Lou ReedLou Reed Live」 \3750
Sam Prekop 「The Republic」 \680
 
Deficit Des Annees Anterieures 「Action And Japanese Demonstration」 \2277
 
---
 
新宿、紀伊国屋書店8階の DiskUnion で見つける。
4,000円近い値段になっている。
迷ってその場で買うのはやめて、一晩考える。
やっぱ買うことにして DiskUnion のサイトからオーダーした。
届いたら帯がテープで貼り付けしていてはがれないし、
その帯に「特製カラーカード付き」とあったのに
それらしいのがなかったけど、まあよしとしよう。
もう二度と出会えないかもしれない。
 
40代後半の僕はまさに、『エアーウルフ』『ナイトライダー』世代。
共に日本で放送されたのは1987年、僕は12歳、中学校1年生だった。
戦隊もの仮面ライダーウルトラマンの再放送からは卒業して、
大人のドラマが見たくなるころ。
しかもアメリカの派手なアクションドラマ。
片やCIAの秘密兵器として開発された戦闘用ヘリコプター、
片やAIの相棒「キット」を搭載した進化し続けるスーパーカー
夢中にならないはずがない。
放送の次の日はクラスでその話ばかりしていた。
(とはいえ、正直に言うとナイトライダーは青森では深夜枠だったので、
 僕はほとんど見れなかった)
 
ターラララーラララーラララー、
というエアーウルフのテーマ曲は今も心に焼き付いていて
ふとした弾みに思い出す。
煌びやかなシンセのメロディに僕ら片田舎の少年たちは未来を感じた。
 
このサントラは残念ながらオリジナルの楽曲ではない。
日本人が編曲して演奏している。
でもまあ Youtube に上がってるのを見ない限り、
記憶の中にしか存在しないメロディなので多少の誤差は問題なし。
というか言われなかったら気づかなかっただろう。
エアーウルフナイトライダーともにテーマ曲のバージョン違いが3曲ずつ。
エラーウルフのみ、フルオーケストラで演奏する長めの曲が1曲入っている。
チェロがソロで間奏を弾くパートがある。
テレビ版ではどうだったろう?
映画版で使われたのかな。
 
エアーウルフは hulu で配信されてるみたいですね。
ホーク役のジャン=マイケル・ヴィンセントがかっこよかったなあ。
仲間のドミニク・サンティーニ役が今思うと
名優アーネスト・ボーグナインだったんですよね。
僕はおそらく60歳を過ぎてリタイア世代になったら
ずっとこういうの見てるんだろうなあ。
 
そういえば続編の「エアーウルフ2」も日本で放送されていた。
本編が終わって残念に思っていたら2が始まるという。
初日ワクワクしながら見ていたら
ホークは大けがを負ったという設定で登場せず、
兄のセント・ジョンが主人公となって
ヘリコプター以外は登場人物が全員入れ替わっていた。
子供心に世の無常を感じた出来事だった。
 
---
Graeme Revell 「The Insect Musicians / Necropolis, Amphibians & Reptiles」
 
SPK とは『Sozialistisches Patientenkollektiv』(社会主義患者集団)とのこと。
シドニーで精神病棟の看護人だったグレーム・レヴェル
その患者にして後に自殺したニール・ヒルを中心に結成。
この逸話からしてその手の音が好きな人にはたまらないものがあるだろう。
ノイズ、インダストリアルを代表するグループとして
Throbbing Gristle / Cabaret Voltaire / Einsturzende Neubauten / Whitehouse 
らと並ぶ音楽性、さらにそれ以上の存在感がある。
1作目「Inforrmation Overload Unit」(1981)のジャケットは脳手術の写真、
内側には精神病棟の写真がいくつか。
後の編集盤「Auto Da Fe」のジャケットは中国と思われる国で
刑罰を受ける三人の女性たち(首を固定する板のようなものでつながれている)、
裏は絞首刑後の場面。
内側は耳なし芳一の映画から取られたのか、顔にびっしりと経文が書かれた男性。
音はここから推して知るべし。
特に初期は剥き出しの、制御不能の暴力と狂気。
 
それが、グレーム・レヴェルとニール・ヒルが仲違いしたり、
寄りを戻したりしているうちにメンバー交代を繰り返して音楽性をどんどん変えていく。
今回あわせてリマスター盤を購入した
3作目「Machine Age Voodoo」(1984)は女性ヴォーカルをメインに据えて
エレクトロなダンスミュージックへ。
しかしそれは享楽的なものではなく、鋭角でヒリヒリしている。
Cabaret Voltaire も80年代半ばはその方向に向かった。
4作目「Zamia Lehmanni: Songs of Byzantine Flowers」(1986)は
エキゾチックにして荘厳なサウンドスケープ
どの時代でもない、どの国でもない、
架空の世界の見てはならない儀式を垣間見るかのような。
そういう意味では架空の映画のサントラのようだった。
 
実際、グレーム・レヴェルは90年代以後は映画音楽の作曲家へと転身した。
ヴィム・ヴェンダース監督の『夢の涯てまでも』や
若き日のレオナルド・ディカプリオ主演の『バスケットボール・ダイアリーズ』
まあでもB級映画がどうしても多いのかな。
手元にあるのが『夢の涯てまでも』だけなので聞き直してみると
現実感を失った美しい風景といった感じで
凶暴なノイズミュージックからは余りにも遠くに来てしまった。
(ちなみにこのサントラは、CAN / Talking Heads / R.E.M. / Nick Cave らが
 未発表曲を提供していて、とてもお薦め。
 U2「Actung Baby」の ”Until the End of the World” はこの映画のために書かれた)
 
今回取り上げる
「The Insect Musicians / Necropolis, Amphibians & Reptiles」は
1986年のソロ名義のアルバム2作をまとめたもの。
「The Insect Musicians」はジャケットの解説を読むと
1984年から1985年にかけてグレーム・レヴェル
ヨーロッパ、アフリカ、インドネシア、北アメリカを旅した中で昆虫の音を録音し、
フェアライト社製のコンピューターに取り込んで
楽器の演奏に聞こえるようエディットしていったのだという。
聞いてみると確かにこれは
羽を小刻みにこすり合わせた音がもとになってるんだろうなあ、とか。
小中学生向けの科学番組の BGM みたいな感じ。
ブックレットには虫の鳴き声の波形らしきものが並んでいる。
 
それぞれの曲には音源となった昆虫のリストが挙げられている。
このアイデアが生まれたのは虫かごの中の虫が鳴いている情景について
詠まれた俳句であって、というようなことが書かれていた。
日本の”さくらさくら”が元になっている曲もあって
リストにはアシナガバチ、インドの蝉、草原のコオロギ。
直接的に虫の鳴き声と琴を重ねたような雅な雰囲気となっていた。
青年期は荒れ狂ったノイズミュージックの権化として振舞ったわけだけど、
幼少期は昆虫少年だったんだろうなあ。
 
もう1枚の「Necropolis, Amphibians & Reptiles」が
個人的にはより興味があって。
アドルフ・ヴォルフィの残した作品、
都市と楽譜と人間と教会と文章が混然一体となった異様な密度の絵画を
元にした楽曲集のようだ。
アウトサイダー・アートというと知的障害者によるアートを一般的に指す。
何かが損なわれた分、身の回りの物の見え方・表し方に対して
とてつもなく斬新な感性を爆発させる。
ヴォルフィもまた、極貧の家庭に生まれ虐待に近い生活を送ったのちに
幼女への暴行事件を起こし精神病院に収監される。
19世紀末から20世紀初めという時代。
彼は二度と外に出ることは許されず、膨大な量の作品を残してこの世を去った。
 
その多くで、構成するパーツのひとつとして楽譜が散りばめられている。
実際に彼自身が『作曲』する、彼の住む世界に鳴り響く音なのであろう。
恐らくその楽譜をモチーフとして演奏を行ったアルバムと思われる。
あるいは、その作品自体のイメージを膨らませて作曲したものか。
さほど奇矯な曲はなく薄暗く、物寂しい雰囲気に統一されている。
異国風の(SPKから比べれば)静かな小品が並ぶ。
朗読だけの曲もある。アドルフ・ヴォルフィの書いたテキストなのか。
 
異世界の中で迷子になるってこういう感じなんだろうな。
元のアルバムは グレーム・レヴェル / Nurse With Wound / D.D.A.A. が
それぞれ曲を持ち寄っている。
この CD はそのグレーム・レヴェルの曲だけの抜粋になるんだけど、
これ、完全盤出ないかな……
アナログで一度発売されただけのようだ。
 

身辺雑記:04/05-04/11

04/05(月)
 
みみたに1時間おきぐらいで起こされる。
カリカリを出せと齧られたり、台所でガサゴソやってるのが聞こえてきたり。
コーヒーメーカーを洗浄する錠剤の入った袋まで食い破っていた。
どんだけおなかが空いてるのか。
というかこれ猫が口にして大丈夫なのか。
 
7時起き。眠い。
縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
こころ旅の再放送は引き続き、愛知県へ。
妻が弁当を作っていたのでおかずを分けてもらい、
珍しくちゃんとした朝食を。昨日の炊き込みご飯。
 
この日は打ち合わせなし。問い合わせなど。
昼前から小雨。
ライフに行く。その後駅前のダイソーへ。
みみたに荒らされないよう、大型のフードコンテナを買おうとするが、
思い描いていたサイズのものがない。
帰りは本格的な雨。
昼は昨日の炊き込みご飯の残り。インスタントのわかめスープ。
ライフで買った唐揚げを添えて。
みみたが食卓に乗ってくるので、キッチンに移動して立って食べた。
 
新しく買った Wi-Fi 機器で接続不可になる件、
メーカーに問い合わせを行う。
10分もかからず終わるだろうと思いきや、
メーカーから提示されたフォームには
機器と接続するにあたってのネットワーク構成を
テキストの図にして添えてほしいとか
PCの場合は機種名やOSのバージョンを記載してほしいなど
あれこれ手間のかかるもので。
送信し終えるまで1時間半ぐらいかかっただろうか。
 
切り干し大根の煮物をつくる。
夜は冷凍のホルモン焼うどん。豚小間とカット野菜を足す。
酒場放浪記。
逆転人生は毛筆書体のフォントを作る親子孫三代。
町中華は3周年突入。浅草と亀有。
月曜から夜ふかしも見る。こちらも10周年。
午前1時に寝る。
 
---
04/06(火)
 
みみたに起こされたのは朝のカリカリをねだられた時のみ。
妻が早起きして弁当を作っている。
7時起き。縄跳び、クッション腹筋、コーヒー、こころ旅。
曇ったり晴れたりの繰り返し。
先週暖かったせいか、今週は平年並みでも寒く感じる。
 
今朝も妻の弁当の残りをもらう。
おにぎり、卵焼き、オクラの和え物。
あり合わせで野菜スープも作ってあった。
 
午前中、引継ぎ資料作成のために動作確認。
画面キャプチャを取っていく。
 
昼、蕎麦を茹でる。
このところ生卵を入れていなかったのを、
久しぶりに入れてすぐ崩してかきまぜた。
味が柔らかくなっていい。
 
仕事を終えて、小説を少し進める。
こころ旅。
久しぶりに地下鉄通勤の妻を駅まで迎えに行く。
夜は山安の鯖みりん干しを焼く。大根おろしを摺る。
ご飯を炊く。菜っ葉の味噌汁。
そのままNHK-BSにしていたらプロジェクトXで、青函トンネル
猫歩きの再放送はギリシア
このところやっている極道の妻たちの最後の方を見る。
眠くてしょうがない。
ぼっちキャンプ。
 
---
04/07(水)
 
7時起き。縄跳び、クッション腹筋、コーヒー、こころ旅。
今朝も妻は弁当を。チャーハンを作る。
朝少し食べて昼も食べる。
 
予定されていた打ち合わせがどれもなくなる。
動作確認の続き。データがどう入っているのか見てみる。
 
昼、妻に頼まれて図書館へ。本を返し、受け取る。
タワレコに寄って Rockin'on を買う。
LIVIN で買い物をして帰る。
昼はチャーハンに LIVIN で買った餃子を添えてわかめスープ。
 
夕方に入ったころから妙に疲れが。眠くて少しだるい。
少しメールの整理。19時、こころ旅を見る。
Wi-Fi の件、メーカーへの問い合わせに回答が返ってきて設定を試してみる。
これは闇雲に試していてもわからんな。
小説を少し進める。ようやく見えてきた。
 
夜は親子丼を作って食べる。
疲れてぼんやりしていて、片付けは妻に任せて寝ることにする。
熱を測ったが、高くはない。
21時前に布団に入った。
数日前から COCOA をインストールしてみたが、
陽性者との接触は確認されず。
 
---
04/08(木)
 
何度か目が覚める、というかみみたが起こしに来た。
6時過ぎに起き上がる。
具合は悪くはないが、どっかパッとしないのは変わらず。
午後イチの打ち合わせに出てその後休みを取ることにする。
縄跳び、クッション腹筋はお休み。
妻が昨日買ってきたパンを食べる。
始業前に小説を書く。
昼前に同じく妻が勝ってきた草餅を食べる。
昼は蕎麦を茹でる。
 
そういえば社長が代わったなと年度初めの訓示を読む。
数年前に事業本部長だった方。
事業本部の運営方針や活動目標という本来無味乾燥なものも
この方の発表だと面白く、わかりやすく聞くことができた。
すごい人がいるもんだな、と思っていたら
とんとん拍子に出世して社長へ。
 
午後イチの打ち合わせで
ああ、このPJは終わったな、勝負あったなという瞬間があった。
顧客にとっては前向きな結果となったが、
自社にとっては有益なビジネスにならない。
新規事業というものは難しい。
 
その後、午後休。
朝起きて36.0℃、昼前の時点で36.5℃。
小説の続きを書く。乗ってきた。
この日だけで16枚書いたことになるか。
その分疲れて、ソファーに横になった。
夕方測ったら36.1℃。だいぶ調子が戻ってきた。
明日には元通りだろう。
 
夕方、少し雨が降った。
寝ていたらパラパラと音がして慌てて洗濯物を取り込む。
雷雨となる。
 
こころ旅。
先日妻が茹でたタケノコでタケノコご飯。
味噌汁も作るが、煮干しがなくなって最後の粉になったのを入れて作ってみる。
案の定薄味になりそうで、赤だしにしてみた。
 
初めて見る所さんのNHKの番組。
いろいろとユニークなものが付属した不動産物件。
横須賀の山奥では洞窟(防空壕)付き。
八丈島ではバス付き。
新宿には2階建てのイトーヨーカードーの上に戸建を建てたという物件が。
 
BS朝日の旅番組。南房総を行く鉄道の旅。
林家たい平がナレーションだった。
迷宮グルメ。寄居を訪れていた。後半はポーランド
お笑い演芸館VSは関西弁を忘れた芸人。
インディアンスやダイアンなど。
その後いろいろあって寝たのは午前0時過ぎ。
午後横になっていたこともあって、なかなか眠れず。
 
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04/09(金)
 
7時起き。
昨晩眠れなかった分、今眠い。
縄跳び、クッション腹筋再開。
コーヒー、こころ旅。
今日も晴れ。
 
昨日午後休としたが、PCを立ち上げても
特に問い合わせや連絡事項はなかった。
良くも悪くもいろんなものが停滞している。
まあそれでいいのか。
 
緊急事態宣言が解除されて
リモートワーク率を引き下げるようお達しが出て、
東京にもまん防が、ということでまた上がって。
なんだかなあと思う。
緊急事態宣言が行き詰って、名前を変えて同じようなことを。
それもまたなんだかなと。
 
ライフへ。
昼はひき肉とカット野菜を炒めて、サッポロ一番味噌ラーメンを茹でる。
バターとコーンの缶詰を入れて豪華に。
昼休みに小説を進める。36枚まで来た。
 
夕方、久しぶりの部会。オンラインで。
終わって、洗濯物を取り込むなど。
妻に頼まれてほうれん草の胡麻和えを作る。
 
チコちゃん。新日本風土記は「鬼と炎の奈良」
鬼の面をつけて大きな松明の束を抱えて火の粉が舞うという祭りがすごい。
つまみになる話は千鳥、浜口京子など。
おんな酒場放浪記なし。
テレ朝の山崎育三郎主演のサイコなドラマの後半。
先週も少し見てゾワゾワしたが、やはりこれぶっ飛んでるというか壊れている。
ツッコミどころ満載で笑いが止まらない。
タモリ倶楽部でまた寝落ち。
 
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04/10(土)
 
8時起き。縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
ノマドランド』を見に行こうと、としまえんのユナイテッドシネマへ。
見終わって、『町中華で飲ろうぜ』でも取り上げられていた「香港飯店」に入る。
海鮮かた焼きそば、チャーハン、小皿の酢豚、餃子。
光が丘まで歩いて帰る。パン屋にいくつか入ってみる。
「わだぱん」という店がどれもおいしそうで妻がたくさん買ってしまった。
 
光が丘まではそんなに時間がかからず。
晴れた日で散歩が心地よい。
僕はやまやに寄って帰る。
妻が先日聞いたレシピでモクテルをつくるという。
缶ビールの他にフェンネルシード、トニックウォーター、オレンジジュースを買う。
 
15時から編集学校の九州支所のオンラインイベント。
お茶について。横目で聞く。
その後家の近くのディーラーへ。登録証のコピーを受け取る。
登録証は3月に発行されていたのに連絡がないなど
担当営業がバタバタずるずるで妻はこの件、不機嫌だった。
 
帰ってきてイタリアの再訪編。
夜は「わだぱん」で買ったクロックマダムやコロッケサンド。
オレンジジュース、クミンシードなどでつくったモクテル。
ブラタモリは東京駅の再放送兼今の追加収録。
 
映画を見ようとキム・ギドク『嘆きのピエタ』を見る。
昨年末、コロナで亡くなっている。
冒頭から痛い場面、黒い場面の連続で妻はギブアップ。
でもこれ最後まで見るととんでもない映画だった。
ラストシーンに全てが集約される。
あのラストシーンがあったからこそ、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞となったのだろう。
ノマドランド』もやはりあのラストシーンが大きい。
 
お笑い向上委員会は引き続き、錦鯉。
世田谷ベースを見て寝る。
 
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04/11(日)
 
8時起き。縄跳び、クッション腹筋。コーヒー。
小説の続きを書く。
街録の再放送、イタリアの再放送。
Lazy Sunday は4時間丸ごとビートルズ
昨日妻が仕込んだモクテルを飲む。
カルピス、ぶどうジュース、カルダモンシード、ピンクペッパーなど。
「わだぱん」の海老カツサンドを食べる。
昼は小田原の鈴廣で買ったしらすジェノベーゼの瓶でパスタ。
野菜サラダ。
 
Lazy Sunday 終わって小説の続き。
以前書いた文章のリサイクルを取り込むのもあったのでいっきに53枚へ。
明日折り返し地点に到達するか。
でも予定枚数をオーバーするので
どんどん余計な個所を刈りこんでいかないといけない。
 
妻が庭仕事をしていて少し手伝う。
風呂を沸かして入る。
夜は鈴廣で買ったシーフードソーセージと山安のイカの一夜干しなど。
 
19時から沁みる夜汽車の最新作の再放送。
長野のローカル線。
三姉妹のそれぞれが高校に通う三年間だけ、
朝、家から駅前での5分の道のりを父と一緒に過ごした。
長女は言葉数少なく父と一緒にいることを恥ずかしがり、
活発な次女はギリギリまで家にいて後から駆けてくる、
三女は悩んでいること、聞いている音楽のこと、何でも話してくれた。
三人の娘が高校を卒業して、ローカル線は廃線となった。
 
モヤさまはローラをゲストにして綾瀬・竹ノ塚。
シンパイ賞は麒麟川島とソラシドのひょろっとした方。
Songs のシティポップ特集を見て寝る。

ビートルズのベスト10を考える

今日の InterFM 『Lazy Sunday』は4時間丸ごとビートルズ特集。
最後の方ではリスナーからの投票結果のベスト10を発表するようだ。
 
前からよく書いてきたことだけど
ビートルズ、自分からは全く聞かなくなったなあ。
iPhone には一応後期のアルバム全部入れてるけど全然聞かない。
『Lazy Sunday』のようなラジオ番組で聞くのが一番いいなあ。
自分が聞きたい曲ではなく、誰かの選んだ曲、誰かの思い入れのある曲を聞くのがいい。
 
僕も自分のベスト10を考える。
有名な曲ではなく、普通ベスト盤に入ることのない、
知る人ぞ知る、というところから選んでみる。
 
01. 「Dear Prudence」(1968 『White Album』)
02. 「Sexy Sadie」(1968 『White Album』)
03. 「I Want You」(1969 『Abbey Road』)
04. 「Two Of us」(1970 『Let It Be』)
05. 「No Reply」(1964 『Beatles For Sale』)
06. 「All I've Got To Do」(1963 『With The Beatles』)
07. 「It Won't Be Long」(1963 『With The Beatles』)
08. 「IF I Fell」(1964 『A Hard Day's Night』)
09. 「Dig A Pony」(1970 『Let It Be』)
10. 「I Me Mine」(1970 『Let It Be』)
 
やっぱジョン高め。
「A Day In The Life」や「Across The Universe」は
シングルじゃないけど青盤(『The Beatles 1967 - 1970』)に入っている。
「Here, There And Everywhere」は赤盤(The Beatles 1962 - 1966)には入ってないけど、
でも知る人ぞ知るではないよなあ、などとあれこれ悩む。
もう1曲選ぶなら「Cry Baby Cry」か(1968 『White Album』)
 
有名無名問わず、今一曲リクエストするなら
「Hello, Goodbye」かなあ。
40台も後半になった今、なんか一番泣ける。