身辺雑記:11/08-11/14

11/08(月)
 
7時起き。
縄跳び、クッション腹筋、コーヒー、
こころ旅はリクエストアワー。今週はお休み。
昼は蕎麦。夕方ライフ。夜はおでんの残り。
 
打ち合わせはそんなにないのに、忙しいのは変わらず。
13時より社外研修でとあるベンチャー企業の若い社長に
グループでWEBインタビュー。
付け焼刃的な質問がよくないのか、盛り上がった感はなし。
このインタビューの間、目の前で雨が降りだして洗濯物が濡れる。
しかしバルコニーに出られず。
終わって洗濯物を取り込んで中に干し終わったら晴天。
また外に出す。
 
最後は鶴瓶の家族に乾杯を見ながら仕事。ムロツヨシ
酒場放浪記。
逆転人生は秋田のご当地ヒーロー。知らなかった。
迷宮グルメを見ているうちに寝落ち。
 
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11/09(火)
 
7時起き。朝から雨。午前中大雨。
クッション腹筋、コーヒー。
朝イチで事業部のDXの打ち合わせ。
右から左の連絡が今一つな結果に。
昼はざるそば。
午後は半日研修、夕方から1時間の打ち合わせが2本。
ぐったり疲れ切る。この日は19時で営業終了。
 
こころ旅の総集編は熊本。
サラメシ。路線バスの旅。久しぶりにゴールしたのを見た。
おでん4日目。食べ切った。名残惜しい。
休肝日のはずが、酒を飲む。
猫歩きの再放送を見ているうちに寝落ち。
目が覚めて、もう少し起きているかと。
スフィンクスか、ロボットか』の続きを読んだ。
午前0時過ぎに寝る。
 
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11/10(水)
 
7時起き。晴れ。
縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
この日はほぼPMOの仕事。いくつか打ち合わせ。
PoCの方も本番イベントを前にだいぶ落ち着いてきた。
明日の予定を見たら昼休み後に状況確認の打ち合わせがひとつあるだけ。
だったらと午後休むことにする。
昼はざる蕎麦。
 
19時にこころ旅休憩。長崎。
21時過ぎまで仕事した。
 
夜は昨晩食べ切ったおでんの残りでトウメシをつくってみる。
茹で卵も添える。茹で卵は昨晩から仕込んだが、
豆腐は午後ライフに買いに行ってたので沁み込みが甘いか。
ご飯も炊く。いや、でもうまかったな。
ボッチキャンプは再放送。
お笑い実力刃はツッコミ倶楽部。アンガールズ田中など。
午前0時半に寝る。
 
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11/11(木)
 
7時起き。晴れ。
縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
午前中野暮用系の仕事をして、午後休。
打合せがなかったのでこの機会に休もうと。リフレッシュ。
図書館に本を返して新宿へ。
 
紀伊国屋の隣の DiskUnionで買い取り。
預けた後で御苑方面へ。
2丁目の公園のベンチで携帯から打合せに参加。
妻と待ち合わせて、コバヤで食べる。
ここはまず看板メニューのメンチカツだろうか。
うまかったなあ。ご飯をおかわりして食べすぎた。
妻のおすすめの店を案内してもらいながら少し散歩。
DiskUnion をいくつか回った後に、買取り結果の確認。
 
長居せず、ササッと帰ってくる。
LIVIN で買い物をして、図書館に寄って妻に頼まれた本を受け取る。
家に着く頃には日が暮れていた。
こころ旅の総集編。
 
妻が帰ってきて極楽湯に行きたいという話になる。
平日とは言え、夜はなかなか混んでいた。
内湯が黒湯ではなく、白濁したお湯になっていた。
上がって食堂へ。
昼けっこう食べたのに温泉に入ったら腹が減った。
生ビールを飲みながらイカ焼き、タコ焼き、軟骨唐揚など。
 
家に戻ってきてCDの解説を読みながら過ごした。
午前0時過ぎに寝る。
 
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11/12(金)
 
7時起き。血圧が下がっていて温泉効果だろうか。
縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
明日のイベントにむけてのあれこれやPMOの打合せのあれこれ。
昼はざる蕎麦。
eラーニングの残りを片付けるなど。
夕方、部会とイベントの打ち合わせで営業終了。
こころ旅の総集編、福岡。
新日本プロレス。オカダカズチカと棚橋弘至
新日本風土記木曽路
ツマミになる話はなし。
ネポリンパポリンは親が神様という人。
夜は妻のつくるチキンカツ、ライフで買ったピザ。
明日は早いとおんな酒場放浪記を見て寝る。
 
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11/13(土)
 
5時起きで荷物をまとめ、千葉ニュータウンへ。
1時間半の道中。
ところどころ寝ながら『スフィンクスか、ロボットか』の続きを読む。
8時前に駅に着いて、
iPhone の充電ケーブルを忘れてきたことに気づきコンビニで探す。
セブンイレブンで買って、合わせて朝食代わりのおにぎりを。
 
8時に着いてダスキンの設営。
テントを出す場所が昨日変わったと聞いていなくて急遽設置し直し。
バタバタしているうちに午前中が終わる。
昼は湘南から来たキッチンカーのしらすとローストビーフのランチボックス。
午後江戸風鈴のワークショップ。工房とつなぐ。
スピーカーから音が出なかったりミスがいくつか。
あっという間に夕方。
江戸風鈴を自分でも二つ買う。
また1時間半かけて帰る。
ピーター・バラカンの本を読んでいるうちにまた寝落ち。
 
駅に着いて妻が迎えに来てくれる。
夜は事前予約したがってん寿司のテイクアウト。
妻のおごりで腹いっぱい食べ過ぎた。
風呂に入って寝落ち。
その日のうちにイベントで起きた出来事、改善点のメモをまとめる。
お笑い向上委員会はヒコロヒーの続き。
世田谷ベースを見て寝る。午前1時。
 
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11/14(日)
 
7時半起き。縄跳び、クッション腹筋、コーヒー。
この日も晴れ。
ウルトラセブン、街録、イタリア、Lazy Sunday
昼は妻のリクエストでドライカレー。
LIVIN に rockin'on を買いに行く。
そのままライフに買い物。
Lazy Sunday 終わってソファーに横になりながら
スフィンクスか、ロボットか』を読んでいるうちに昼寝。
 
大相撲九州場所初日。
白鵬も引退、照ノ富士が一人横綱。目玉がない。
あっけない取り組みが多い。
孤独のグルメは越谷の洋食屋。
夜は軽く、ポテトチップと枝豆。
ポツンと一軒家は前回からの流れで岩手。
妻の物語講座、3週目の参稿。
『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』読み終えるが、
またたくさんCDをオーダーしてしまった……
午前0時前に寝る。
このところ夜になってからまたみみたの機嫌がよくない。
 

はじめてのPayPay

昨日の『はじめての江戸風鈴』にて江戸風鈴の展示販売を行った。
支払い方法をどうするか、というのがひとつの問題となる。
もちろん、現金でその場で支払えるのがよい。
職人の方が現場にいて、ならば通常は職人の方が用意する。
今回は遠隔で工房から参加となったため、
誰が財布を管理するか、釣銭の用意をどうするかなど
細々とした課題が出てきて今回は見送ることにした。
工房側で PayPay の QRコードを取得しているというので、それで代える。
どうしても欲しいという人には工房の ECサイトに誘導すると決まった。
 
僕はどうしてもそういった○○ペイの類を使う気になれなかった。
不要な買い物が増えてしまうとかそういう理由以上に
なんか信用できなくて。
 
5年ぐらい前かな、中国ではスマホの普及と
アリババのアリペイなどのスマホ決済の普及が想像以上に進んでいて
道端の露天でも QRコードにピッとかざして決済している、
現金を持ち歩くことは少なくなったと。
話題になった『アフターデジタル』を読むとその辺り詳しく書かれていた。
中国も韓国も利用者の割合が相当高く、
(僕のような人が多いからか)日本はかなり遅れていることになる。
 
聞くと自治体なのか商工会なのか地域によって温度差がありそうだ。
2割引きセールが頻繁に行われるなどで秩父ではかなり使われているという。
熊本の義父もポイント還元率が高いのでよく利用すると。
 
しかしなあ、Yahoo! からしきりに PayPay を利用するとこんな便利、
なんちゃらキャンペーンでポイントをこんなに還元と
何かをするたびに出てくると逆にうさんくさく。
若い頃、丸井に行くと何かっていうとマルイカードをつくれと進められて
二度と行かなくなったのと一緒。
(今は銀座の b8ta の件などで D2C というと丸井、らしいがそれでも行きたくない)
 
とはいえ食わず嫌いもいかんかとこの機会に iPhone にアプリを入れて使ってみた。
江戸風鈴を自宅用に買うのをきっかけに、自分でも試してみる。
アプリを立ち上げてクレジットカードを登録する。
店頭の QRコードをスキャンして、
自分で購入金額を打ちこんでそれを販売者に見せる。
購入行為自体は簡単だった。
 
でもなあ。
それ以外の機能なのかクーポンなのかごちゃごちゃしててわかりにくいし、
風鈴をもう一つ買おうとしたらカード払いで
1日に利用できるのは5,000円までという制限に引っ掛かってわけわからず。
しきりにチャージに誘導しようとする。
じゃあそうするかと選ぶと
チャージ方法はヤフーカードか銀行口座だけだという。
えー!? まだ20年前の丸井みたいなことしてるのか。
おおかた PayPay での安心な決済のためにこの機会にソフトバンクグループのカードを、
ということなんだろうけど。
こういう囲い込みがガラパゴス化を生むのにな。
ものすごくげんなりした。
こういう姿勢があるから、日本に〇〇ペイが普及しないのだと思う。
 
銀行口座の追加をやろうとしたら本人確認のため
運転免許証の写真の裏表斜めを撮影、顔を撮影、まばたきをしているところを撮影。
この最後の瞬きがうまく撮れず。
かなり時間がかかって、かつ、スマホ片手日何度もやり直してるのはなんかばかばかしかった。
それでようやく最後まで行っても審査まで最大数日かかるという。
今すぐ購入したいのに。
日本のスマホ決済もこの程度なんだな。
(カードの限度額を増やすという選択肢もあったので、結局そちらで対応した)
 
最後に「ペイペイ!」ってアプリが言うのも子供だましでばかばかしかった。
というか、恥ずかしい。
(それで言えば宮川大輔の出るCMもばかばかしい)
 
1人、近くで店を出していた方が暇なときに顔を出してくれて、
せっかくだから江戸風鈴をひとつ買おうと。
なのに現金では購入できないとなると、えー!? と何度も驚かれた。
PayPay しかありませんと言うと、「PayPay なんてお年寄りには無理よ!」
近くに息子の方がいたので来てもらうも、彼も PayPay は使ってないし、
まさかその場でインストールしてくれることもなく。1件販売機会を失う。
全然 PayPay が使われなかったわけではなくて僕も含め4人か5人は PayPay で支払った。
しかしそのNGだった1件が気になって仕方がない。
ものすごく大きなハードルに感じられた。
 
他のペイメントサービスを使ってみて利便性の比較をしてみるべきなんだろうけど、
僕は今回のことで懲りて当面使う気になれない。
ネガティブな話ですみません。

はじめての江戸風鈴

IT×伝統工芸のイベントで千葉ニュータウンへ。
「篠原風鈴本舗」さんの江戸風鈴がこの日のテーマ。
 
工房とイベント会場を ZOOM でつないで、
工房での製作過程(宙吹き、絵付け)を来場者に見てもらい、
工房の方と質問のやりとりを行った。
江戸時代の風鈴は魔除けの目的があったため色が真っ赤だったこと。
ふくらましたガラスの下部を切り落とした時、わざとザラザラのままにする。
その方が音がよいのだということ。
いろいろと面白い話が聞けた。
 
江戸風鈴もその場で販売した。
せっかくなのでこの機会に僕も買う。
クリスマスをテーマにしたものをひとつ、無地の赤をひとつ。
中古でスタンドも売ってくれるとのことでそれもひとつ。
篠原風鈴本舗さんではハロウィンの風鈴や干支の風鈴、
最近ではアマビエの風鈴などもつくっているという。
 
風鈴というと夏のイメージがあるけど、
飾りとしてはオールシーズンいけるものなんだなと知る。
でも今回売れたものの多くは無地で。
夏だと金魚や花火を描いたものがよいと思う。
他のシーズンだと無地がいいかな。
写真を見せると妻は家の飾りならば無機的なデザインや
北欧風のデザインがよいと。
30代、40代の女性ならば特に、という。なるほどな。
 
8時に集合してダスキンがテントなどを設営、準備に10時半までかかった。
工房とつなぐワークショップを13時半から、15時半からと30分で2回ずつ。
事前予約の google forms をつくったけどなかなか集客できず。
特に2回目はゼロだった。
しかし蓋を開けてみると声をかけたら周りの出店者の方たちがこぞって見に来てくれた。
こういうイベントはそういう周りとの関係作りが大切なのだなと知る。
 
本来は17時までなんだけど2回目のワークシップが終わる16時には
だいぶ日も暮れて、周りも片付けに入った。
僕らもそうした。17時にはダスキンが来て撤収。
僕らも解散した。
1日があっという間。帰りの大江戸線で爆睡。
妻が駅まで迎えに来てくれて、夜は寿司のテイクアウトをおごってくれた。
風呂も沸かしてくれている。やはり湯船の中で寝る。
 
昼は湘南から来たキッチンカーのしらすとローストビーフのランチボックス。
僕らのワークショップも見に来てくれた。
ありがたいものです。

温泉にて

昨晩は会社から帰ってきた妻が近くの「極楽湯」に行きたいと言い出して、
それもいいかと支度をして出かけた。
平日の夜。駐車場が結構埋まっている。
洗い場も利用している人が多かった。
もちろん、温泉に浸かっているときにマスクをする人などいない。
神経質なふるまいをする人もいない。
会話をするときは口を押えて、という掲示があるぐらい。
 
上がってきて、食事処で妻を待つ。
さすがにアクリル板がどの席にも置いてあるが、
生ビールを飲んで一息ついたときにだいぶ日常が戻ってきたな、と感じた。
本当は奥の畳敷きのエリアで横になりたかったけど、そこまではしなかった。
極楽湯」では時短解禁フェアがそっと行われていた。
中生と枝豆で500円のセットだという。
(もうひとつ、『夏目友人帳』のフェア、
 コラボメニューやグッズの販売は大々的に行われていた)
 
70代と50代と思われる4人組の親子がひとつのテーブルで鍋を囲んでいた。
後ろの座席では中国人か韓国人の2人が飲みながら自国の言葉で話していた。
彼らも長いこと帰ることができずにいるのだろう。
テレビでは何かの特番で今年を振り返っていた。
東京オリンピックの感動をありがとう、とか。
つい数か月前のことなのにだいぶ遠い出来事のように感じられた。
このコロナ禍もいつか忘れられていくのだろう。
そういうときもあったなあと。
 
このまま落ち着いていって第6波が来なかったら
マスクをしている人も徐々に減っていって、
風邪や花粉症の季節が過ぎて夏には
マスクを手放しているんじゃないか。
メガハイボールを飲みながらそんなことを考えた。
2020年から2022年にかけては失われた3年などと言われるのだろう。
再来年にはまたこの極楽湯の食事処で
コロナ禍を振り返る番組を見ながら
レモンサワーを飲んだりしてるのかもしれない。
 

午後休の日

8月から徐々に忙しくなって10月がピークにあった。
定時だしそろそろ上がるか、なんて言っていたのが遠い昔のよう。
週の半分は21時、22時まで仕事している。
19時に終えられると、ああ、早いな、という。
夕飯を用意している時間もなく、
土日に鍋でカレーやクリームシチューや豚汁をつくって温めて食べるという毎日。
 
どんどん打ち合わせで埋まっていく。その準備とまとめで一日が終わる。
なんなら忙しい人たちのスケジュールを並べてにらめっこをして
なんとか隙間を見つけて打ち合わせをセッティングもする。
それも少し峠を超えたか。あくまで、少し。
気が付いたら今日の午後は珍しく打ち合わせがない。
ああ、もうだったらと急遽休みを取ることにした。
 
とはいえやることはいくらでもあるので午前中は雑用を片付けて午後休へ。
交通費の精算だとか催促されていたeラーニングの受講とか
社内の打合せの日程再調整とか。その間相談事も teams に来て答えるとか。
あーキリがないと12時にPCを落とし、みみたにカリカリを出して外出。
 
妻に頼まれていた本を図書館に返しに行く。
気が付けば公園の木々も紅葉して、落ち葉が溜まっている。
ついこの間まで夏だと思っていたのに。
木曜の昼だというのに、広場にはスケボーの練習をする若者たち。
フリーターなのだろうか。けっこういる。
 
大江戸線の中で吉祥寺の古本屋『百年』で買ったフィンランドの作家
レーナ・クルーンの『スフィンクスか、ロボットか』という作品集の続きを読む。
少女が主人公の、素朴な、不思議な手触りの日常生活を描く。
読んでいるうちに寝てしまう。
 
紀伊国屋書店横の DiskUnion で CD の買取りを。
預けて新宿御苑方面へ。
妻の会社が最近引っ越して、その近所で昼を食べている。
その話を聞いているとどこもおいしそうで。
待ち合わせて一緒に食べることにした。
 
その前に、この日唯一の打合せ。
週末のイベントのタスク確認。
通りがかった新宿二丁目の公園のベンチに座って iPhone から teams の会議につなぐ。
13時半。日差しが強く、Tシャツ1枚でもいいぐらい。
来ていたジャケットを脱ごうかとして、ハッと気づく。
ここは新宿二丁目
もそもそとコンビニ弁当を食べているサラリーマンが大変だが、
残り半分のこの手持ち無沙汰な男性たちは何のためにここにいるんだろう?
妻に、この公園にいると地図のキャプチャを送ると
「ゲイのハッテン場」だと返ってきた。
そんな中、あのタスクは終わった、明日の打合せであれを確認すると小声でやりとりする。
こんなふうに会議ができるようになるなんて20年前には思いもよらなかった。
 
花園通りを歩く。飲食店が多い。
あー、この中華料理屋は妻がおいしいと言っていたところだなとか
思い出しながら歩いていたら、曲がるべきところを行きすぎてしまった。
慌てて引き返して靖国通りに出る。
この日は『コバヤ』という洋食屋へ。
ものすごく大きなメンチカツにはドミグラスソースがかかっている。
カニクリームコロッケも追加した。妻は魚のフライ。こちらも大ぶりだった。
年配の夫婦の営む、気取ったところのない市井の洋食屋。
ほどがよく、仕事が丁寧。おいしかったなあ。また来よう。
 
思いがけずライスをおかわりしてしまっておなかいっぱい。
腹ごなしの散歩がてら、妻の会社の近くを散歩して
おいしかった店、気になる店のいくつかを教えてもらう。
 
また新宿まで歩いて行って、DiskUnion で買い取った金額の受け取り。
今日の往復と昼めし台にはなった。
DiskUnion の店舗をいくつか回ったが、何も買わず我慢する。
大江戸線に乗って帰ってくる。やはり寝てしまった。
妻に頼まれた本を図書館に取りに行って帰ってきた。
腹いっぱいなのが続いていて、夜は何も食べない予定。
 

おでんというもの

寒くなってきたということで先週の土曜、おでんをつくった。
鍋いっぱいにつくって土日月火と4日かかって食べつくした。
残った汁がもったいないと小鍋に移して、
今晩は豆腐とゆで卵を煮てトウメシに。
おでんの豆腐の乗ったごはん。
あれはどこのおでん屋で食べたんだったか……
銀座の「お多幸」だったか。
 
おでんにしようとスーパーを回っていると
こんにゃくにつみれにフランクフルト、無数の練り物たち。
あれも食べたい、これも入れたいとカゴいっぱいになって
結局鍋に入りきらず、二つに分けることになる。
今回はそれを見越して
2日目投入の具材(こんにゃくとシャウエッセン、焼き豆腐)、
3日目投入の具材(餅巾着と牛筋、カニボール)
と分けたつもりだったのが、
それでもやはり鍋はふたつになってしまった。
 
食べるときは小皿に味噌と生姜とからしをたっぷり入れて、
だし汁をかけて溶いたのをつけて食べる。
生姜味噌おでんって青森だけみたいなんですよね。
全国でこれが普通だと思っていた。
あと、ほど長いタケノコ。姫竹っていうのかな。
あれも他の地域ではおでんには入れないようだ。
 
そういったわかりやすいところとは別に
あ、もしかしてあれは青森だけだったのかと今回気づいたのが
広くて薄っぺらい、シート状のさつま揚げのようなもの。
三角形になった状態でおでんに入っていた。
母が切ってたのではなく、あの状態で束になって売っていたのか。
あれ好きだったなー。一番好きだった。
野菜の入った練り物なんてものは売ってはいたんだろうけど
母が買ってくることはなくて。唯一の練り物だった。
 
そうだ、ロールキャベツを入れたらうまいんじゃないか?
と思ってスーパーで探すも見つからず。
冷凍食品売り場に行けばあるかも? それでも見つからず。
しかしこれら冷凍食品の数々、
おでんに入れたらどれもうまいのかも。
冷凍の磯部揚げやミニオムレツ、チキングリルなど。
これはとんでもない新世界ではないか。
そう思うも今回はやめておく。
次回の楽しみにとっておくことにした。

先週買ったCD #56:2021/11/01-2021/11/07

2021/11/01: www.amazon.co.jp
(V.A. Starbucks) 「sundown music for unwinding」 \638
※以前購入したのが取り込みできずで再度買いなおし
 
2021/11/01: tower.jp
R.E.M. 「New Adventures In Hi-Fi 25周年記念エディション」 \3850
Paul Butterfield Blues Band 「The original Lost Electra Sessions」 \2200
Simply Red 「Remixed Vol.1 (1985-2000)」 \3141
 
2021/11/01: www.hmv.co.jp
Special Others 「Good Morning」 \297
Dragon Ash 「The Best of Dragon Ash with Cahnges vol.1」 \297
Dragon Ash 「The Best of Dragon Ash with Cahnges vol.2」 \396
 
2021/11/03: BOOKOFF 練馬光が丘店
電気グルーヴ 「recycled A」 \290
チャットモンチー「誕生」 \290
キノコホテル 「マリアンヌの憂鬱」 \510
 
2021/11/04: www.hmv.co.jp
Asian Kung-Fu Generation 「サーフ ブンガク カマクラ」 \297
Asian Kung-Fu Generation 「Feedbackfile」 \297
Asian Kung-Fu Generation 「The Recording at NHK CR-509 Studio」  \990
 
2021/11/05: diskunion.net
Martha Wainwright 「Martha Wainwright」 \380
Martha Wainwright 「Martha Wainwright's Piaf Record」 \300
Cocteau Twins 「Lullabies To Violaine Volume 1」 \2650
 
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R.E.M. 「New Adventures In Hi-Fi 25周年記念エディション」
 
80年代にカレッジロックの雄と呼ばれた
(全米に散らばる大学のラジオ局のネットワーク)
R.E.M. が90年代の半ば、
世界一のロックバンドに登り詰めた瞬間があったように思う。
 
いくつかの側面がある。
Nirvana に代表されるグランジオルタナの精神的父として
90年代前半に再評価されるが、
そのカート・コバーンが1994年に若くして自殺したことで
息子たちの苦しみとしてのアメリカの闇を背負う気になったのではないか。
レッチリの『Californication』が1999年に出るまでの間、頼れる兄貴を引き受けた。
(もちろん、アメリカの優れたバンドは 
 というわけではなくてあくまで図式として)
 
あるいは、音楽的な成熟を高めていって
1991年の「Out Of Time」で自身初の全米1位を獲得(Billboard 200)、
(当時の rockin'on の記事ではロックのアルバムが1位を獲得するのは
 数年ぶりだったと書いてあったように思うが、今はその裏が取れず)
グラミー賞でもアルバム、シングルで合わせて3部門の受賞となったこと。
次作、1992年の「Automatic For The People」を彼らの代表作と捉えるファンも多い。
この頃の彼らに匹敵するほど充実した歩みを続けていたバンドは他にあっただろうか?
例えば U2も「Actung Baby」が1991年、「ZOOROPA」が1993年と
ひとつのピークを終えつつあった。
 
彼らは続けて、1994年に「Monster」を発表。
1989年の「Green」に伴うワールドツアーを最後に
「Out Of Time」以後ライヴ演奏から遠ざかっていた彼らは
1995年、実に5年ぶりに全米を回るツアーを行う。
その際に移動可能なレコーディングスタジオを同行させ、
行く先々で曲を書き、録音していったのが
この1996年の「New Adventures In Hi-Fi」
旅のスナップショットを集めたアルバム、
(ジャケットに移る荒野は解説に寄ればネバダ州のハイウェイで、
 ロズウェル事件でUFOマニアから知られるエリア51の近くだという)
ロードムーヴィーに例えられるアルバムとされる。
その道中には様々な不都合や不自由があったと推測する。
 
その情報を与えられて聞くからか、
移ろい行く無常のようなものがアルバム全編に感じられて
僕個人としてはこのアルバムが彼らの最高傑作だと思っている。
最新鋭のスタジオにじっくり腰を据えてきっちり作り込んだアルバムを出すのではなく、
この世界で最高のデモテープをポンと放り出す、
永遠の未完成を世に問うというスタンスがいい。
 
しかし、同じく僕個人としては R.E.M. はここまで。
その後のアルバムも素晴らしい出来なのはわかっているけど全然聞かない。
彼らも成熟しきってワクワクしなくなったというか。
オリジナルメンバー4人だけでやってきたのが、
ドラムのビル・ベリーが1995年のツアーの途中で脳の病気を患い、
「New Adventures In Hi-Fi」を最後に友好的に脱退したというのも大きいだろう。
彼らの長かった青年期はここで終わった。
 
シングルとなった”E-Bow The Letter”にはパティ・スミスが参加している。
今回購入したのは25周年記念エディション。
これまでのアルバムはどれもそのタイミングに合わせて
2枚組のデラックスエディションで再発されてきた。
2枚目の内容はその時のライヴだったり、デモだったりで内容が異なる。
今回はB面局などを集めたもの。ライヴ音源やリミックス。
前作「Monster」の収録曲だった”King of Comedy”を 808 State がリミックスしていた。
グレン・キャンベルの”Wichita Linema”のカバーもあった。
 
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Simply Red 「Remixed Vol.1 (1985-2000)」
 
80年代、90年代を代表する英国のブルー・アイド・ソウルのグループということになるか。
(そのキャリアの後半はヴォーカル、ミック・ハックネルのソロとなるけど)
僕も20代、30代の頃はその良さがわからなかった。
ウェルメイドなラブソングを時にはポップに、時にはしっとりと歌う。
今はその落ち着いた雰囲気がとてもしっくりくる。
自ら書く曲もいいし、カバーもいい。
艶っぽい声がいい。というか歌がうますぎる。
演奏、アレンジもこなれている。
秋の夜長にウィスキー片手に聴くのにちょうどいい。
1991年の『Stars』や1995年の『Life』といった代表作がある。
 
(特にアメリカの)ソウルへの憧れ。
それを極限まで突き詰めて独自の音楽的な高みに至った、という点では
英国ではシャーデーと並ぶ存在だと思う。
向こうでは国民的な人気を誇るけど、ここ日本ではそうでもない。
そこそこ売れた、というぐらいなのかな。
この手の洋楽に詳しい人なら誰でも知ってるけど普通の人は知らない、というような。
 
解散・再結成を挟みつつも今もコンスタントに活動しているようで
先月このリミックス集が出た。
vol.1 ということは21世紀に入ってからの vol.2 もいずれ出るのだろう。
2枚組で、1985年のデビュー作「Picture Book」の”Money's Too Tight”から
1999年の「Love and the Russian Winter」に収録された
”Ain’t That a lot of Love” まで、ほぼ全てのシングルのリミックスを1曲ずつ
年代順に収録している。
彼らの代表曲のひとつ、”Holding Back the Years” は
バラードなのでさすがにここにはないが。
というかあのオリジナルのバージョンが完璧すぎるのだと思う。
切なくてやるせなくて。
 
もちろんこのアルバムも悪いわけがなくて。
原曲の良さをうまく引き出したり、言い換えたりしている。
80年代後半の洋楽のミニアルバムって
来日記念盤とかでよくひとつの曲のバージョン違いばかりたけど入ってたけど、
その多くが 12" Mix とか Extended Version とかで
ただただ同じリズムパターンを無理やり繰り返しているだけ、
水増ししているようでつまらなかった。そんな記憶がある。
ディスコというよりもユーロビートの時代だったからだろうか。
(僕が若すぎてよくわかっていなかったというのも否めないが)
 
そういう引き伸ばしリミックスはひとつもない。
有名なところでは アーサー・ベイカー や Masters At Work など。
なぜか、元 Public image LTD. のジャー・ウォブルの名前も。
意外と仲がいいのだろうか。年代は恐らく近いだろうけど。
ミック・ハックネルもこの時代の人らしく、
70年代後半のパンクに影響を受けてバンドを始めている。
よく見たらサトシ・トミイエやポール・オークンフォールド、P.M.DAWNも。
 
リミックスを手掛けた人たちが全然バラバラなのに
この2枚組にしっかりとした統一感が感じられるのは
ミック・ハックネル自身がリミックスしている曲もいくつかあるから、というだけではない。
リミックスを施した側が曲の良さを引き出したのと同様に
曲の方がリミックスする側の良さを引き出したというのもあるだろう。
Simply Red の曲の骨格がしっかりしているので
そこにうまく入り込んでそれぞれの良さを出していくというような。
 
リミックスもいいけど、一番聞きたいのは
「Stars」のスペシャルエディションに収録されていたような、この頃のライヴ音源かな。
全盛期のコンサートを丸々収録したライヴアルバムをいつか出してほしい。
 
しかし、この作品、とてもいい内容なのに国内盤出ないのだろうか。