今年のゴールデンウィークの過ごし方

昨日のこと。ゴールデンウィークの俗に言う後半戦、その1日目。


朝4時に目が覚める。雨が降っている。
前の日は午後9時に寝た。
仕事で疲れきっていて、定時で帰ってきてそこから先部屋の中で死にそうにぐったり。
「体力ねーなー」と思った。
Cheap Trick at 武道館」の2枚組スペシャル・エディションを聞きながら
最近はまってる「2ちゃんねる新書」のうち、「オカンからのメール」を読んだ。
で、9時になって「もうだめだ」と限界になって寝た。


朝4時。「オカンからのメール」の続きを読んで、また寝た。
雨の音を聞きながら。
朝8時前。起きる。雨の音を聞きながら布団の中でウツラウツラする。
朝9時に布団から出る。12時間近く寝たことになる。


日記を書く。
Rolling Stone Cafe に行ったことだとか「There Will Be Blood」を見たことだとか。


10時。腹が減る。
ネギを刻んでタッパに詰める。1本がここ2日分4回の食事の刻みネギになる。結構な分量。
というか半分に切られて売られていたものを冷蔵庫の中に
1週間近く放り込んでいたので、鮮度がかなり下がっている。断面が茶色くなりかけている。
今日・明日で食べきっておかないと。
大家さんから貰った醤油ラーメンを茹でて食べる。
すりゴマ、先ほどのネギ、コンビニで買ったチャーシューと味玉。
バター。桃屋の味付けメンマ。結構豪華になった。
インスタントラーメンは伸びきった麺が割と好きなので、ゆるめに。
というか「オカンからのメール」を読みながら茹でて、モタモタしてただけ。


午後、後輩の結婚式のビデオ編集作業。テープからの取り込み。
何ヶ月か前の披露宴。愉快な瞬間が時々出てきて、部屋で1人笑う。
ゴールデンウィークに部屋に閉じこもって
他人の幸せな姿を眺めている僕は本質的に、暗い。


小説を書く。調子がとてもよかった。前向きな気持ちになる。
これであと連休中の残り3日続けることができたら、100枚の作品が一通り終了。
夏まで手直ししてどっかに応募できるか。
応募できる作品があるというとき、日々の暮らしに夢や希望があって、いい。
未来がそこにあるかもって感じで。


その後、このゴールデンウィークの間に自分に課したタスクとして
部屋の中の本を整理してトランクルームに持っていく、のこの日の分の一箱を消化。
夕暮の、雨の上がった荻窪の街を歩く。


戻って来て、うどんを茹でて食べる。
冷凍のうどんを冷凍庫で発見して、このところよく食べていた。
ネギ、乾燥ワカメ、フリーズドライの刻み柚子、それとコンビニで買ったイカのさつま揚げ。
明日食べる分は、さつま揚げの替わりに、なんとなくインスピレーションが湧いて
もしかしたらうまいかもとカニ風味カマボコのスティック。
まずかったらどうしよう。


片付けた箱の中身が漫画の箱で、
夜、岡崎京子の「リバーズ・エッジ」と山本直樹の「ビリーバーズ」を読む。
(引越しとか荷物の整理をしてるときの非常によろしくないパターン)


面白かった。他に山本直樹ないかと探すが、見つからず。
持ってなくて、昔誰かに借りて読んでたか、あるいは既にトランクルームの中か。
学生の頃に読んだ「僕らはみんな生きている」をまた読みたくなり、
amazonで探すも絶版のようだ。映画にもなったのにね。
それにしても山本直樹が描くようななまめかしい性行為って
世の中に実在するんだろうか?といつも思う。
僕が子供で知らないだけなんだろうか?


リバーズ・エッジ」もまた、何年かぶりに。
岡崎京子の「文学」的到達点はやはりここだよなあ、と。
映画としてもすごいよなあ、と。
それにしてもなんで、岡崎京子の漫画は映画化されないのだろう?
言葉と絵のセンス、存在感。
原作を超えられない、と分かっているからなのだろうか?


冷蔵庫の中を整理していたら
最近買って今日の昼とかラーメンに入れてるのとは別の、
もう1つの桃屋の味付けメンマが出てきた。開封済み。
開封だった場合の賞味期限がなんかの偶然なのか、ちょうど来週の今日。
まだ大丈夫そうだったので食べる。
これをつまみにビールを飲む。
もう1つの方のメンマの賞味期限を見たら、8月になってた。
最近買ったものだから、3ヶ月先が実質的な賞味期限という計算になる。
なので今日食べたのは3ヶ月前の2月に買ったものか・・・
ま、死ぬことはない。


夜10時を過ぎて、することもなくなって寝る。
2ちゃんねる新書」のうち、最高だった「ヤクザだけどクッキー焼いたよ!」を
布団の中で再度読み返す。


残り3日間もこんな感じで過ごす。


この日、未聴の山からアトランダムに聞いたCD:


・「ブリュッセルより愛をこめて」
 クレプスキュールから昔出たオムニバスの再発。LTMから。元は80年発表。
 いい。とてもいい。
 Thomas Dolby, Harold Budd, Durutti Column, Michael Nyman など。
 Brian Enoジャンヌ・モローのインタビューも収録。
 クレプスキュールからはマルグリット・デュラスウイリアム・バロウズ
 インタビューが収録されたオムニバスもあったことを思い出す。


R.E.M.の2枚組ライブアルバム
 新作の「Accelerate」を先に聞いてた。あれは最近の諸作ではベストですね。


・The Last Shadow Puppets 「The Age of the Understatement」
 Arctic Monkeys のフロントマンの別働隊。あまり耳に残らず。


The Apples in Stereo 「Electronic Projects For Musicians」
 未発表曲集。割とよかった。


The Black Crowes 「Warpaint」
 これも耳に残らず。新作。


Nine Inch Nails 「Ghosts I-VI」
 最近出たインスト集。いいっちゃいいけど、Nine Inch Nails である必要なし。