青森帰省 その1

3連休に休みを1日足して、4日間の青森帰省。半年振り。


前の日は遅くまで飲んでいて、いつも通り7時に起きる。
8時過ぎに部屋を出て東京駅へ。
ハヤカワ・ミステリから出ている
「ベスト・アメリカン・ミステリ」の2002年版「ハーレム・ノクターン」を読み始める。
この年のゲスト・エディターはジェイムス・エルロイ。
それ以外に今回の帰省で持っていく本はサキの傑作集の2巻目、
村上春樹吉本由美都築響一の3人による「地球のはぐれ方」


東京駅で焼鯖の棒寿司と崎陽軒のシウマイを買う。
もう1冊読むものを買おうとジェイムス・エルロイを探す。
だけど上下の分厚いのしかなくて、今回向きじゃないなと諦める。
(「アメリカン・タブロイド」じゃなくて、なんだろう、名前が思い出せない)


ビールを飲みながら、「ベスト・アメリカン・ミステリ」を読む。
ジェイムズ・エルロイが選ぶのでダークで暴力的でアバンギャルドなものかと思いきや、
意外と普通の短篇が並ぶ。
だけどその質はとても高く、心地よいひと時を味わう。


車内販売では「ピカチュウ・キャンペーン」が行われていて、
何かを買った人は何かを景品にもらっていた。
缶チューハイを買った僕は何ももらえず。


盛岡に着いた頃、雨が降り出す。
車内販売のホットコーヒーを飲む。


八戸で特急に乗り換える。


青森駅に降り立つ。雨は降っていない。
暑い。東京も30℃を越えていたが、青森も27・8℃ぐらいはあったんじゃないだろうか。


アウガのPAXに入る。
Marvin Gaye 「What's Going On」のデラックス・エディションの国内盤を
ずっと探しているが、都内ではさっぱり見つからず。
半年前に来たときに見かけたように思い、もしかしたらまだあるかも、
というのが今回の帰省の楽しみだったんだけど、結果無し。
「Let's Get It On」と「I Want You」のデラックス・エディションはあったのに。
もしかしたら「What's Going On」のデラックス・エディションなんて
もともとないのかもしれない。
T.Rex の先日出た2枚組ベスト盤の初回盤を見つけて買う。これも最近都内で見かけない。
初回盤はただ単にポストカードがつくだけなのだが、
それでも初回盤が欲しくなるのが人情というもの。


母に電話して、街で買ってくればいいものが何かないか聞いてみるが
野菜にかけるドレッシング以外に特に無いと言う。
明日の墓参りにて叔母さんの好きだったエビスビールを1パック一緒に買っていく。


金曜の午後ということもあって、駅前は閑散としていた。
休みの人がちらほらと歩いている程度。


バス停に着いたところ、バスはちょうど出たばかりで30分待つ。
電車は2時間に1本、バスは1時間に2本。
そういう場所に住んでいる。車がないと普通生活できない。


家に帰り着いて、一息つく。
「お母さんの作ったアイス食べない?」と言われて食べてみる。
アイスというより、シャーベットだろうか。
生クリームで作ったのだろうか。マーマレードが入っていた。
冷凍庫で凍らせていたらカチカチに凍っている。


夕方になって涼しくなる。
銭湯に入りに行く。


夜は母の手作りのキンピラゴボウ、イカのゴロ煮、手羽先、鯵の刺身など。


××さんから「突然なんですけど明日の渋さ知らズ見に行きませんか!」と留守電あり。
残念ながら今青森・・・とメールを返す。