新郷村のトウモロコシ

昨日の昼、青森の妹夫婦からトウモロコシの入った箱が届く。
お! 嶽きみか、と思いきや、違った。
「極甘高原トウモロコシ 郷のきみ」「新郷村郷のきみの会」とあった。
新郷村……、青森のディープサウス。キリストの墓で有名な。
トウモロコシの産地だったんだな。
 
同封のチラシを見ると年間の出荷本数はたったの25,000本なのだという。
そんな珍しいものを妹夫婦はたまたま見つけて送ってくれた。
ありがたいものです。
 
妹夫婦に聞くと、
わざわざ鍋で茹でなくても、電子レンジで温めてもおいしいという。
皮のついたままラップに包んで、600w で5分。
アツアツのを試しに食べてみたら、すっきり甘い。
歯に当てたときの実離れもいい。
嶽きみも好きだけど、こっちもうまいなー。
続けてもう1本、計2本バクバク食べてしまった。
妻がトウモロコシごはんをつくって、それも茶碗に一杯。
 
よく冷えたビールと共に巨人-ヤクルト戦を見ながら食べた。
いやー、おいしかった。
やっぱ届いたその日に食べると違う。
今日の昼はトウモロコシごはんの続き、夜はトウモロコシの天ぷら。
朝昼晩食べても飽きない。
昨晩のうちに残り全部ラップに包んで電子レンジで温めて、
野菜室で保存しておいた。
 
小学校・中学校の夏休み、
津軽半島の先、今別にある母の実家に泊まりに行くと
昼によく茹でたトウモロコシが出た。
今、全国に発送している嶽きみや新郷村のトウモロコシとは違って、
もっとベタッと素朴な味がした。
少なくともここまで甘くはなかった。
でも、かなり懐かしい気持ちになった。
祖母が裏の畑でつくったトウモロコシ。
 
嶽きみがホクホクなら、新郷村はサクサクかな。
新郷村に行ってとれたてを茹でて食べてみたいなあ。