明日から会社を休んで青森に帰省。
1月末に僕ら担当分のシステムが段階リリースの末ようやく最終カットオーバを迎え、
「いやー、2月後半ともなれば暇だろう」と思って休みを申請したのであるが・・・
2月25日にシステム全体のカットオーバーで
このところあれこれ準備や不具合対応ばかり。ちっとも暇にならない。
はっきり言って休んでる場合じゃない・・・!
でもまあこうなってしまったものは仕方ないので
周りの人に後を託して、後ろ髪引かれる思いありつつも割り切って休みに入ります。
だけど来週いっぱい休みのはずが、
週の半ばに東京戻ってきたらその後は出社の可能性大。
24日・25日の土日も出社かも。
なんかもう無茶苦茶な状態だ。ハハハ。
それはさておき、今回の帰省の目的は前にも書いたけど
母が還暦のため家族で温泉旅行に行くというもの。
宿も見つけて、手配した。後は行くだけ。
日月で温泉、その前後は青森でブラブラしたり、家でのんびり本読んでたりの予定。
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今回の帰省中に読むのはこの3冊。
−レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」
−米原真里「オリガ・モリソヴナの反語法」
−ケネス・ブラウワー「宇宙船とカヌー」
厳選に厳選を重ねて、選び抜いた3冊。
面白そうだな、読みたいなーと思って買っても帰省のためにとっておいた。
「長いお別れ」は有名ですね。
ハードボイルド。フィリップ・マーロウのシリーズ。
村上春樹の新訳が今度出るみたいだけど、その前に読んでおこうと。
昨日から読み始めているが、いやー素晴らしいね。この文章。
新幹線の旅の中でゆっくり味わうにふさわしい。
「オリガ・モリソヴナの反語法」は昨年亡くなられた米原真里の代表作。
冷戦時代の東欧・旧ソ連での人々の生活を日本人の目で
描かれているみたいなので興味を持ったんだけど、文学的にもすごいらしい。
「宇宙船とカヌー」は高名な宇宙物理学者フリーマン・ダイソンと
その息子にしてエコロジストのジョージ・B・ダイソン、この2人の評伝。
このところの僕の気分として、
帰省は行きの新幹線の中で本を読んでるときが一番楽しい。