味噌汁というもの

晩御飯を用意する。
先日たくさん作った切り干し大根の煮物、冷凍していたのを解凍して
鶏肉の切り落としのパックを足して炊き込みご飯を。
醤油、日本酒、みりん、砂糖、塩を足す。
 
味噌汁も作る。
一頃は豆腐、ネギ、わかめ、油揚げのオーソドックスな味噌汁がよかったが、
最近はかきたま汁が多い。
サッと煮た卵とネギをご飯に乗せて食べるとおかずにもなる。
 
冷蔵庫を見たら、使いかけのニンジンと玉ねぎが。
じゃあこのふたつで味噌汁を、と思うが、そこで遊び心が。
ベーコンを入れてみよう。
煮干しとパックでダシを取るのはいつも通り、
そこにたっぷりのニンジンと玉ねぎで野菜の旨味が出て、
ベーコンで洋風な一ひねり。
 
ベーコンを入れるのは自分でも初めて。食べたことがない。
でもこれ、うまかった。
味噌汁ってすごいな、と改めて感心させられた。
なんでも味噌汁の中に包み込まれてしまう。
 
土井善晴先生がいろんな食材で具だくさんの味噌汁を作り、
ご飯を炊いてそれだけでいいと常々言ってるのもなんかよくわかった。
味噌汁は懐が深いのだから、どんどん冒険ができる。
 
今回のバリエーションで今度作ってみようと考えているのは
ベーコンと玉ねぎの味噌汁に、玉子を溶かずにそのまま入れる。
(妻はその状態を巣ごもりと呼ぶ)
白身で包んだ、半熟の状態がいい。
これをそのまま、ご飯にかけて食べる。おじや風に。
バターを足してもいいのかもしれない。
味噌は白、穏やかなもので。
 
昨日のNHKあさイチ加藤茶の奥さんが出ていて、
減塩料理の工夫を語っていた。
味噌汁も味噌を少なめにしてカレー粉を足すんだとか。
あーそれもありだなあ。
というか上に書いた巣ごもりベーコン味噌汁に合うんじゃないか。
考えているとあれこれ試してみたくなる。
 
チーズの入った味噌汁とか、アリだと思うけど。